セダン

ベントレー「フライングスパーS」が秘めた“ラクチン”を探る

SUV台頭のイメージが強い昨今だが、だからといってセダンの性能が劣っている、というわけではない。今どきのクルマは基本設計の段階で、さまざまなサイズのセダンやSUVに転用可能な“モジュラータイプ”のプラットフォームを使用しているので、ポテンシャルの…

電気自動車、いったいどれだけ走る? メルセデス・ベンツ「EQE」を調べてみた

新連載『BRUDER×EV』では、フルEVを毎回決まったコースで試乗し、バッテリー残量やルート上にある充電スポットにおける30分(1回)あたりの充電量などデータを収集。日常の走行シーンを想定してレポートする。今回紹介するのはメルセデス・ベンツ「EQE350+…

未来を予見し、新時代のラグジュアリーを創出する「BMW i7」

週末早朝の東名高速はまだ渋滞していなかった。大井松田IC周辺の高速ワインディング区間。きれいなコーナリングラインを描きながら一台のクルマが先行して駆け抜けている。車高の高いモデルだが姿勢は安定しており、車体が大きく傾くことはない。その美しい…

キャディバッグ積載量は? ベントレー「フライングスパー マリナー」を検証

今回はイギリスが誇るハイエンドカーブランドのベントレー「フライングスパー マリナー」のキャディバッグ積載量を検証する。ベントレーの歴史の中にたびたび登場する「マリナー」は、ボディや室内の仕立てを担当していた職人集団の名称で、現在は手仕事がふ…

アウディ「RS3セダン」人気の理由がどこにあるか確かめてみた

新型のアウディ「RS3」シリーズが日本上陸を果たしたのは2021年暮れのこと。あれから1年以上の時間が経っているが、今なおコンパクトなボディに強烈なパフォーマンスを秘めたアウディ「RS」の“末っ子”人気は高まり続けているという。その魅力の根源を探るべ…

何ものにもかえがたい個性 ボルボ「S90」の持ち味とは

ある自動車メーカーの資料によると、高級車と呼ばれる乗用車のうち約6割以上をSUVが占めるようになっているという。確かに背の高いSUVは見晴らしがいいし、車内も広い。キャラクター的にも、週末にゴルフ場へ行くようなスポーティなライフスタイルによく似合…

熟成された先進のドイツ車クオリティ アウディ「A8 L」

アウディのフラッグシップセダンである「A8」。そのロングホイールベース版である「A8 L 60 TFSIクワトロ」を試乗することができた。2018年に登場した4代目となる現行モデルのアウディA8は、2022年4月のマイナーチェンジで後期型へと進化している。このクル…

サイレントスポーツカーを味わう ベントレー「フライングスパー」

ベントレーのフラッグシップ4ドアサルーンとして知られる「フライングスパー」は、2019年に現行モデルがデビューして以降、順調にラインアップを拡充している。最初に登場した6.0リッター・W12エンジンを搭載した「フライングスパーW12」に加え、2020年には4…

ブランドの個性がギンギンに伝わる高級サルーン「DS 9 ピュアテック オペラ」

「パリでしか味わえないラグジュアリー」というキャッチコピーとともに日本に上陸したDSブランドのフラッグシップモデル「DS 9」は、フランス本国ではマクロン大統領の公用車として使われることで知られる。メルセデスベンツ、BMW、アウディといったドイツ御…

キャディバッグの積載量は? メルセデス・ベンツ「C 220 d アバンギャルド」を検証

今回は、メルセデス・ベンツ「Cクラス」のセダン「C 220 d アバンギャルド」のキャディバッグ積載量を検証する。シンプルな格好よさを追求した精悍なデザインを特徴とし、従来型よりもホイールベースを25mm延長したことで後席の居住性が向上。デザインとパッ…

ひとつ先を行く先進性 メルセデス・ベンツ「Sクラス」の先入観を超えた乗り心地

この秋に迫ったサッカー「ワールドカップ」を楽しみにしている方は多いと思う。もしクルマの「乗り心地ワールドカップ」が開催されたら、間違いなくドイツ代表に選ばれると確信したモデルがある。それは、2021年1月に日本で販売を開始したメルセデス・ベンツ…

ロールス・ロイスで最もカジュアルなダークの主張「ブラック バッジ ゴースト」

ロールス・ロイスと聞いて、身構えてしまうのは正常な反応かもしれない。垂直にそびえ立つパルテノングリルと、その頂点で羽ばたくスピリット・オブ・エクスタシー。そしてシチュエーションを問わず、超然としているロールス・ロイス「ブラック バッジ ゴー…

極上の質感はそのままに“楽しさ”が加わった新型「Sクラス」

街中でもゴルフ場の駐車場でも、2020年にデビューしたメルセデス・ベンツ新型「Sクラス」を目にする機会が増えている。Sクラスはいつの時代も他の自動車メーカーがその仕上がりを気にする存在でもある。そんな誰もが注目する新型の第一印象は“ドライブするこ…

ドリフトから手放し走行まで BMW「M3コンペティション」の“ふり幅”に見る真価

BMW「3シリーズ」の最高峰に立つ「M3」は、BMW M社が開発を手掛けたスーパースポーツセダンという側面を持つ。今回は、そのハイパフォーマンスモデルに位置づけられる新型「M3コンペティション」の走りを体感した。 以前は2ドアモデルがM3、4ドアモデルがM3…

プジョーがPHEVモデルをさらに追加「508 GT HYBRID」に見る豊かな日常

いま、プジョーが売れている。野心的なデザイン戦略と、クルマとしての出来の良さが大きな理由だ。そしてもうひとつ、「パワー オブ チョイス」というコンセプトを掲げ、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、EV(電気自動車)など、多様なパワートレインを…

“らしくない”が醸す上質 BMW「アルピナ D3 S リムジン アルラット」

2021年にデビューしたBMW「アルピナ D3 S リムジン アルラット」は“D”というアルファベットが示す通りディーゼルエンジンを搭載する。EV化の波が押し寄せつつある昨今、最新のディーゼルとアルピナの融合はどのような世界観を見せてくれるのか? 上質なラヴ…

クルマを操る楽しさが増したレクサス「IS」に興奮!

2020年11月、レクサス「IS」がマイナーチェンジした。13年にデビューした初代から数えて3世代目。間もなく“8歳”となるわけで、通常ならフルモデルチェンジを受けてもまったくおかしくないタイミングなのに、なぜISはマイナーチェンジを選んだのか。最新モデ…

新時代を示唆するクルマ メルセデス新型「Sクラス」の注目点

2021年1月28日、メルセデス・ベンツの新型Sクラスが日本でお披露目された。メルセデス・ベンツのフラッグシップモデルであるSクラスは、いつの時代も最先端のテクノロジーを満載して登場してきた。今回も同様。新しいSクラスを見れば、これからのクルマがど…

新型Eクラス 極上の乗り心地に脱帽

2020年秋にマイナーチェンジを受けたメルセデス・ベンツの新型Eクラス。外観などが大幅に刷新されたが、実際に試乗すると、さらに大きな進歩を感じた。 わかりやすい変更点は、特にフロントマスクだろう。フロントグリルは、メルセデス・ベンツがダイヤモン…

ジャストサイズでエレガント。ついに見つけた小さな高級車 メルセデス・ベンツ Aクラス セダン

「クルマは大きいほうが偉い」というのが、これまでの常識だった。けれども、使い勝手のよいサイズのプレミアムカーがほしいというニーズも増えている。そんなクルマを探していた夫妻がようやく出会った、納得できるモデルとは──。 妻の厳しいオーディション…

理想のスポーツセダンとは何か? BMW M340i xDrive

​_ BMWの特徴が、切れ味の鋭いスポーティな走行性能にあることはみなさんご存知だろう。なかでも、“M”の肩書が与えられたモデルは特別だ。今回はBMW M340i xDriveを題材に、“M”の世界を取り上げたい。 BMW M社はモータースポーツ活動を行いながら、極限のバ…

乗り手や同乗者を主役として引き立ててくれる、ボルボ S60

​_ 私が思うに「控え目である」という意味の「understatement」という言葉は、控えめな表現を用いることでかえって強調された表現となるという効果があると思うのです。 ある事柄について「悪くない(not bad)」と評価することで、素直に「良い(good)」…

ハンズオフで愉しむ「スカイライン」、 森美穂プロが垣間見た最新のモビリティ

どんなにSUVがもてはやされても、フォーマルでありながらスポーティでもあるセダンとゴルファーは切っても切れない縁で結ばれている。最新のインテリジェントドライブ技術が満載になっているスカイラインは、ゴルファーの理想が詰め込まれた1台といえる。当…

ジャガー XE 2020年モデルは、内外装がさらにスポーティに

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、スポーツサルーン「ジャガーXE」2020年モデルの日本における受注をスタートした。

メルセデス・ベンツ Aクラス セダン、使いやすいサイズに充実の機能と装備を採用し登場

メルセデス・ベンツ日本が、プレミアムコンパクトセダン「Aクラスセダン」の導入をスタートした。

ラグジュアリーと安全性能の饗宴。メルセデス・ベンツ 新型Cクラスで巡る伊豆、川奈の旅

新型Cクラスで行く極上ゴルフ旅やお好きなドライバー、メルセデス・ベンツ コレクションが当たるキャンペーン! ゴルファーなら誰でも“川奈”でプレーしてみたいと憧れるもの。伊豆半島の海辺に位置する名門コースを夫婦で訪ねるようなシチュエーションならば…

トヨタ クラウンが愛され続ける理由。 進化し続け、そして伝統を築いた64年間

トヨタ クラウンといえば、ゴルファーはもとより、日本人の誰もがその名を認知し実際に触れたことのある日本を代表するクルマである。 今から64年前の1955年に産声を上げ、昨年15代目へと進化を果たしたクラウン。その最新モデルは、スポーティないでたちと…

ワールドプレミアでお馴染みのデトロイトモーターショー

アメリカ、ビッグ3のお膝元デトロイトで年明け早々に開催される「ノースアメリカン・インターナショナル・オートショー」、通称「デトロイト・ショー」。新たなシーズンの幕開けを告げるモーターショーとして、ビッグ3による華々しいワールドプレミアでお馴…

レクサスESに世界初の装備「デジタルアウターミラー」を導入

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GMにキャディバッグが何個積めるか試した

RELATED ARTICLE関連記事 メルセデス・ベンツ キャディバッグ積載量検証 フォルクスワーゲン キャディバッグ積載量検証 2018年、躍進する4ドア・クーペ アウディ RS7 アウディA5、エレガントでスポーティ。ふたつの顔を持つクルマ アウディ Q2、アウディQシ…

アルファ ロメオ ジュリア クアドリフォリオ、心を揺さぶるスポーツセダン

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BMW 7シリーズ ドライビング・ラグジュアリーの愉悦

クルマの選択肢が豊富になりつつある昨今だが、ゴルファーにとっての究極の1台は?という問いに対する答えにブレはない。たっぷりとしたラゲッジエリアと室内空間はもちろんのこと、当代一流の高い物的質感とスピードに対する知的好奇心を満たす、スポーティ…

ジャガー ランドローバーにキャディバッグが何個積めるか試した

キャディバッグ積載量企画第5弾は、ジャガー ランドローバーで検証。セダンではフラグシップのXJ、XF、XE。人気のSUVではF-ペイス、イヴォークやディスカバー、レンジローバーなど計12台を紹介。今回、使用したキャディバッグはアメリカオレゴン州ポートラン…

BMWにキャディバッグが何個積めるか試した

キャディバッグ積載量企画第5弾は、BMWで検証。「駆けぬける歓び」をキャッチフレーズにクルマ作りをするブランドは キャディバッグ積載量としては決して多いとは言えないが、それでも十分なラゲッジスペースがある。使用したキャディバッグはアメリカオレゴ…

メルセデス・ベンツ Sクラスをドライブし、安全性の歴史を想う

【関連記事】 メルセデス・ベンツ キャディバッグ積載量検証 メルセデス・ベンツ Eクラス、世界最高峰の「安全性能」を誇る 【特集 安全運転】受動から予防へ、進化する安全性能 Sクラス・セダンの存在意義は、メルセデスのトップモデルというだけに留まらな…

クリーンディーゼルが広げたクルマ選びの可能性

自動車選びの幅はかつてないほどに広がっている。ストップ&ゴーが多い日本はハイブリッド王国でもあるが、週末に中~長距離をこなすのであればディーゼルという選択肢も魅力的といえる。数ある中から最新のクリーンディーゼル・ターボ・エンジンを搭載した4…

レクサスにキャディバッグが何個積めるか試した

キャディバッグ積載量企画第4弾は、レクサスで検証。人気のSUV、LX、RX、NXや話題のセダンLSなど計7台を紹介。流石国産ブランド、ゴルファーを意識したラゲッジの作りでキャディバッグ4個を積載した車両が4台。使用したキャディバッグはアメリカオレゴン州…

ジャガーXJシリーズデビュー50周年を記念 最上級のラグジュアリーを追求した「XJ50」

【関連記事】 レンジローバー SV オートバイオグラフィー、クロスオーバーSUVの頂点 ジャガーランドローバーブランドアンバサダー、藤田寛之プロ、上田桃子プロ、木戸愛プロ、森田遥プロのインタビュー ジャガーランドローバーキャディバッグ検証 往年の名車…

アウディにキャディバッグが何個積めるか試した

キャディバッグ積載量企画第3弾は、アウディで検証。人気のSUV、Q2、Q3、Q5、Q7やA4セダン、A5スポーツバックなど計12台を紹介。SUVではQ7が大柄なボディサイズを活かして余裕の4個を積載。今回、使用したキャディバッグはアメリカオレゴン州ポートランドの…

BMW アルピナ B5 ビターボ 、全てを叶える全能のセダン

BMWのプロダクションカーをベースとしながら、その性能を全方位的に引き上げることで独自のモデルとして完成させている自動車メーカー、アルピナ。同社が送り出している4ドア・セダンは、世界最高レベルの動力性能とセダン特有の優れた使い勝手が融合した1台…

ボルボ S90、高い安全性はセダンの絶対条件

エステートモデルのイメージが強いボルボだが、高い安全性と実用性の高さはセダンモデルでも引けは取らないし、ことフォーマルという部分においてはセダンに明確なアドバンテージがある。昨今“新世代”と表現されることが多いボルボのフラッグシップ・セダン…

フォルクスワーゲンにキャディバッグが何個積めるか試した

キャディバッグ積載量企画第2弾は、フォルクスワーゲンを検証。最近話題のアルテンオンやパサート、SUVのティグアン、そしてゴルフを紹介。今回、使用したキャディバッグはアメリカオレゴン州ポートランドのブランドで、タイガーウッズが使用していた事でも…

メルセデス・ベンツにキャディバッグが何個積めるか試した

3月9日更新 : メルセデス・ベンツ最終回はクーペスタイルのCLA・SL・GTを追加。3月2日更新 : 第2弾は人気のSUV、GLA・GLC・GLEを追加。 第1弾ではメルセデス・ベンツのCクラス、Eクラス、Sクラスを紹介。積載はキャディバッグ1個の場合と最大積載量を画像…

BRUDER が考える究極のセダンとは?

メルセデスのGやポルシェ・カイエン、レンジローバー、ベントレー・ベンテイガ等々……カントリークラブの駐車場で圧倒的な存在感を放つ頂上SUVたち。そんな彼らと異なるスタンスで洒脱をアピールしたい向きが乗るべきは、究極のセダンに他ならない。SUV躍進の…

漆黒のボディカラーを纏った8台限定のマセラティ・クワトロポルテ

マセラティジャパンは、フラッグシップセダンの「クアトロポルテGTS」をベースとした特別限定仕様車「クアトロポルテGTSネリッシモ・カーボン・エディション」を追加した。「ネリッシモ」は、イタリア語の「Nero(黒)」からの造語で「漆黒」を意味する。す…

ジャガーXE、2018年モデルが登場。世界販売台数300台の600psを誇る「XE SV PROJECT 8」も

ジャガーのスポーツサルーン「XE」の2018年モデルが登場した。今回、設計から生産までジャガーによって手がけられた3種類の2.0リッター直列4気筒INGENIUMガソリンエンジンを新たに導入。さらに、最高出力を380psを誇る3.0リッターV型6気筒スーパーチャージド…

マセラティ ギブリ、18年モデル登場。2種類のトリムラインも加わる

マセラティ ジャパンは、ギブリの2018年モデルを発表した。2013年の登場以来、現行ギブリは全世界で7万台以上というマセラティ史上最高の販売実績を達成。今回の変更では独創的でエレガントなエクステリアに加え、新たに「グランルッソ」と「グランスポーツ…

完全刷新で存在感を増したレクサス新型「LS」

スタートホールのティグラウンドへと歩みを進めるように、1台のサルーンが静寂を纏ってクラブハウスのエントランスに到着する。そのボディは、伸びやかではあるが金属的なグレーの塗色が筋肉質なプレスラインを浮き上がらせ、全体の印象を引き締めている。そ…

伝統のネーミングが復活、アルファロメオ「ジュリア」

伝統的な自動車メーカーは、伝統的なモデルネームを抱えているものだ。ジュリアという女性名詞は、'60年代のアルファロメオを象徴するネーミングである。今年、アルファロメオは久方ぶりにジュリアの名前を冠した4ドアセダンをデビューさせる。色気のあるボ…

BMW M5、伝統のM5、6代目で初の4輪駆動に

標準的な4ドアセダンにモンスター級のパワーユニットを組み合わせた「羊の皮を被った狼」と呼ばれるモデルは、BMWの伝統芸としても認知されている。BMWモータースポーツを起源とするスペシャリスト集団、BMW M社が送り出す一連のシリーズは「駆け抜ける歓び…

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