マセラティ ギブリ、18年モデル登場。2種類のトリムラインも加わる

マセラティ ジャパンは、ギブリの2018年モデルを発表した。2013年の登場以来、現行ギブリは全世界で7万台以上というマセラティ史上最高の販売実績を達成。今回の変更では独創的でエレガントなエクステリアに加え、新たに「グランルッソ」と「グランスポーツ」という2種類のトリムラインが登場した。

エクステリアでは、グレアフリーハイビーム搭載の「アダプティブフルLEDヘッドライト」を採用。フロントとリヤバンパーのデザインを大幅に見直すことで、Cd値は0.31から0.29に改善、空力性能は7%も向上した。トップレンジの「ギブリS」と「ギブリS Q4」に搭載される3.0リッターV6ツインターボユニットは最高出力430ps、最大トルク580Nmを発揮。従来モデルと比較して最高出力で20ps、最大トルクで30Nmの性能アップを果たした。この結果、最高速度は286km/h、0-100km/h加速も「ギブリS」では4.9秒、「ギブリS Q4」では4.7秒という数値を達成している。

新たに開発された車両統合制御システム(IVC)と先進運転支援システム(ADAS)の採用により、パフォーマンスと安全面も強化された。マセラティとして初めて電動パワーステアリング(EPS)を導入しており、レーンキーピングなどのアクティブ機能を備えた最新の先進運転支援システムも採用している。EPSはクアトロポルテとレヴァンテの2018年モデルにも搭載されており、このシステムによりシャープなハンドリングを維持しながら、操作性と快適性が大幅に向上した。

2017年に発表されたクワトロポルテから採用された“トリム戦略”を、ギブリでも展開し、「グランルッソ」と「グランスポーツ」というオプションラインが登場した。「グランルッソ」はエクステリアの完成度を高めるだけでなく、エルメネジルド・ゼニア製のシルク&レザーコンビネーションインテリアを採用し、ラグジュリーさを追求。一方、「グランスポーツ」には精悍さ極めたエクステリアデザインを施し、ピアノブラックトリムやスポーツシートなどの魅力的なインテリアが与えらえた。

価格(すべて税別)は「ギブリ ディーゼル」が953万円、「ギブリ」が935万円、「ギブリS」が1093万円、「ギブリS Q4」が1176万円。すべてのモデルで「グランロッソ」と「グランスポーツ」をチョイスすることが可能だ。

 

このクルマでゴルフ場に向かうなら、行き帰りのウェアにも気を使いたいものだ。白のパンツに靴はダークブラウンのスエードモカシンを素足で。ジャケットはピークドラペルのキャメルカラーに厚手の白いニットを肩に巻いてはいかがか。少しぐらいキザに決めてもマセラティなら大人な存在感を演出してくれるはず。

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