BMW
2020年にデビューした現行モデルのBMW「M4」が、今年7月にマイナーチェンジした。今回試乗した「M4コンペティション クーペM xDrive」は、フェイスリフトが施された最新バージョンだ。 <関連記事>まるで“オーダーメイド”の乗り心地 BMW「アルピナ B4 グラ…
2024年6月初旬に発表されたBMWアルピナのニューモデル「B4 GT」は、既存の「B4」のマイナーチェンジ版。今回はドイツ・ザクセンリンク・サーキットでの試乗を通じて、その魅力を紹介する。 <関連記事>まるで“オーダーメイド”の乗り心地 BMW「アルピナ B4 …
21世紀に入ってからのSUVの普及は早かった。もともとオフローダーを街乗りすることではじまった背の高いクルマたちの流行は、普段使いするクルマのスタンダードを一変させた。進化の中で実用性も上がり、SUVクーペのようなスタイリングに重きを置いたバリエ…
i5 ツーリングで行く宍戸ヒルズラウンドや、岩田寛プロサイン入りグッズが当たるキャンペーン実施中 身の回りを一流の道具で固めてみることにした。それは妥協のない人生を送るための秘訣に違いない。ライフスタイル用品やゴルフのギアはもちろんだが、移動…
6月中頃のドイツ東部でアルピナが発表した「B3 GT」と「B4 GT」の国際試乗会が開催された。 <関連記事>まるで“オーダーメイド”の乗り心地 BMW「アルピナ B4 グランクーペ」 この2モデルはこれまでの「B3」と「B4」の進化型であり、改変の核となっているの…
BMWのクロスオーバーSUV「XM」は、前例を思い浮かべるのが難しい一台だ。フロントマスクのインパクトが大きい昨今のBMWのラインアップの中でも、ダントツの強面ぶり。その素性をひも解くには、車名のアルファベット2文字がヒントになる。 <関連記事>これぞ…
F1マシンの設計はドライバーの腰骨の幅を測るところから始まる。ドライバー個人に合わせた究極のワンオフ(オーダーメイド)だ。一方、一般車は量産品であり、不特定多数の顧客に向けたものに過ぎない。だが、ステアリングを握り、走り始めた瞬間に「おっ、…
BMWの新型「X1」が今年2月に発売された。1シリーズというとBMWの末っ子的な立ち位置だが、実際は日本の道路にはジャストサイズで、メリハリのあるスタイリングからは“末っ子っぽさ”を感じない。パワートレーンがガソリンとディーゼルMHEV、今回試乗したBEV(…
多くのメーカーが将来的な販売計画をBEV(電気自動車)に一本化する中で、BMWは早い段階から様々な市場向けモデルの供給を宣言している。実際、現行モデルのG70型 7シリーズは、多様性重視というBMWのスタンスを示す良い例となっている。 <関連記事>ベント…
BMWの新型「5シリーズ」が上陸した。シリーズ8代目、型式名G60の特徴はラインアップの中にBEV(電気自動車)が含まれていることだ。BMWは将来のロードマップを電気だけに絞らず、「需要に応じて様々なパワートレーンを用意する」としているが、新型5シリーズ…
BMW 「X6Mコンペティション」は、今年いちばんお薦めしたいモデルだ。モータースポーツ由来のMシリーズで、今をときめくクーペライクなSUVタイプのボディを特徴としている。ハイパフォーマンスがうかがえる筋肉質なボディと、スーパーカーもかくや、というほ…
ゴルフへの取り組みに力をいれるBMWジャパンが実施した、アマチュアゴルフイベント「BMW JAPAN OPEN 2021」は9月28日、静岡県御殿場市にある「太平洋クラブ御殿場コース」で決勝大会を開催した。初の試みにも関わらず総勢7,000人もの方が競ってエントリー。…
BMW「アルピナD4Sグランクーペ」は、クーペライクな4ドアボディの「4シリーズ グランクーペ」をベースとし、アルピナが仕立てたディーゼルエンジンを積んだ快速ツアラーだ。 <関連記事>ワクワクするほどの機敏性と速さがウリ BMW「M2クーペ」 ディーゼルと…
昨年10月に発表された2代目となるBMW 「M2クーペ」。このクルマの構成手法はBMWの伝統にのっとっている。2ドア、FR(後輪駆動)のシャシーに太めのタイヤを履かせてボディを拡幅。フロントボンネット下に収まるパワーユニットはパワフルなストレート6(直列6…
新連載『BRUDER×EV』では、フルEVを毎回決まったコースで試乗し、バッテリー残量やルート上にある充電スポットにおける30分(1回)あたりの充電量などデータを収集。日常の走行シーンを想定してレポートする。今回紹介するのは、BMW Mシリーズ初のフルEVモデ…
SUV人気は相変わらず根強いが、昨今はセダン人気にも拍車がかかってきている。今回は5月末にフルモデルチェンジが発表されたBMW「5シリーズ」を紹介する。 <関連記事>どう猛さとラグジュアリーが混在する BMW「X7」の世界観 1972年に初代が誕生し、8代目と…
BMW「X7」が刷新され、日本の道路を走り始めている。現行モデルのデビューは2019年で、いわゆるマイナーチェンジやフェースリフトと呼ばれるモデルチェンジだ。フラッグシップモデルであるBMW「7シリーズ」のフルモデルチェンジのタイミングに合わせて、X7も…
週末早朝の東名高速はまだ渋滞していなかった。大井松田IC周辺の高速ワインディング区間。きれいなコーナリングラインを描きながら一台のクルマが先行して駆け抜けている。車高の高いモデルだが姿勢は安定しており、車体が大きく傾くことはない。その美しい…
週末早朝の東名高速はまだ渋滞していなかった。大井松田IC周辺の高速ワインディング区間。きれいなコーナリングラインを描きながら一台のクルマが先行して駆け抜けている。車高の高いモデルだが姿勢は安定しており、車体が大きく傾くことはない。その美しい…
今回はBMWアルピナのフラッグシップモデル「アルピナB8グランクーペ」のキャディバッグ積載量を検証する。チューニングはエアロやシャシー全般、そしてパワートレーンまで多岐に渡る。各モデルにひとつの純正装着タイヤが装備されるほど緻密なセッティングが…
新年早々、初夢を見るようなニュースが飛び込んできた。ラスベガスで開催された世界最大規模のテック見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES 2023)」で、BMWが斬新なコンセプトカーを発表した。モーターショーではなく「CES 2023」で発表し…
BMWは欧州プレミアムブランドの中で、いち早く車両の電動化に取り組み、2013年には電動ブランド「i」シリーズを立ち上げた。BMW「i3」や「i8」で得た経験とノウハウを注ぎ込んで開発したBEV(バッテリーに蓄えた電気だけで走るピュアな電気自動車)が、SUVの…
昨今のゴルファーズエクスプレス(ゴルフに最適な一台)の筆頭カテゴリーはSUVということで間違いないだろう。その次に来るのは4ドアクーペあたりか。数ある4ドアクーペの中でも、今回試乗したBMW「アルピナB8グランクーペ」はその最高峰といえる一台だ。 <…
BMW「アルピナXB7」は、「X7」をベースに、アルピナが製作したフルサイズのSUVモデルだ。アルピナといえば4ドアのリムジン(4ドアセダン)が有名だが、2014年に同社初のSUVモデルである「アルピナXD3ビターボ(BiTurbo=ツインターボ)」をリリースして人気…
今回は、BMW 「4シリーズ」のクーペモデル「420i クーペ」のキャディバッグ積載量を検証する。外観はエレガントなクーペスタイルで、2020年の発表時に話題となった縦長のキドニーグリルは今やBMWの“顔”として定着。スポーティな走りも特長とする4シリーズは…
今回は、BMW 「3シリーズ」のステーションワゴンタイプ「318i ツーリング」のキャディバッグ積載量を検証する。Dセグメントに位置し、スポーティな走行性能と高い実用性を備えた根強い人気を誇る3シリーズは、果たして何個まで積めるのか? リヤの開口部は広…
BMWの電動化の戦略が興味深い。というのも、昨秋にBMW「iX3」とBMW「iX」という、似たようなサイズのBEV(バッテリーに蓄えた電気だけで走るピュアな電気自動車)のSUVを同時に発表したからだ。「iX3 M スポーツ」は全長4740mmでホイールベースが2865mm。対…
週末早朝の東名高速はまだ渋滞していなかった。大井松田IC周辺の高速ワインディング区間。きれいなコーナリングラインを描きながら一台のクルマが先行して駆け抜けている。車高の高いモデルだが姿勢は安定しており、車体が大きく傾くことはない。その美しい…
週末早朝の東名高速はまだ渋滞していなかった。大井松田IC周辺の高速ワインディング区間。きれいなコーナリングラインを描きながら一台のクルマが先行して駆け抜けている。車高の高いモデルだが姿勢は安定しており、車体が大きく傾くことはない。その美しい…
BMWは、電気だけで走るクルマ(BEV=バッテリーEV)の市販モデル展開に、早くから意欲的だったメーカーの一つだ。2013年に発売した「i3」は、俊敏性の向上や航続可能距離の延長を図り、モノコックボディを軽量のカーボンファイバーで形成するという、量産車…
BMW「4シリーズ」の最高性能版であるBMW「M440i xDrive クーペ」は、古典的なクルマの楽しさと、未来のクルマの可能性が共存している、実に興味深いモデルだった。 外観は、エレガントなクーペのスタイル。発表時に話題となった縦長のフロントグリルは、1930…
自動車の室内に日本が誇る伝統工芸をアクセントとして加える。日本車を例にとれば、その考え方にはいくつかの前例があった。だが、輸入車とのコラボレーションは珍しい。BMWのSUVシリーズの最上級モデルである「X7」の内装材に京都の西陣織を使用した、BMW「…
ゴルフへの取り組みに力をいれるBMWジャパンが実施した、アマチュアゴルフイベント「BMW JAPAN OPEN 2021」は9月28日、静岡県御殿場市にある「太平洋クラブ御殿場コース」で決勝大会を開催した。初の試みにも関わらず総勢7,000人もの方が競ってエントリー。…
フルモデルチェンジをし、新型に移行したBMW「M4クーペコンペティション」に試乗しながら、これはクルマの完成形ではないかと感じた。 身体全体をすっぽりと包み込むようにホールドする、ヘッドレスト一体型のMスポーツシートに腰を下ろす。計器類がドライバ…
BMWジャパンは、2021年を「Mとiの年」と位置づけている。つまりサーキット直系のパフォーマンスを誇る「M」と、電動化を意味する「i」の両輪でブランドを牽引しようというのだ。今回はiモデルで注目を集める、この秋に日本市場に導入予定のBMW「iX」を紹介し…
BMW「3シリーズ」の最高峰に立つ「M3」は、BMW M社が開発を手掛けたスーパースポーツセダンという側面を持つ。今回は、そのハイパフォーマンスモデルに位置づけられる新型「M3コンペティション」の走りを体感した。 以前は2ドアモデルがM3、4ドアモデルがM3…
週末早朝の東名高速はまだ渋滞していなかった。大井松田IC周辺の高速ワインディング区間。きれいなコーナリングラインを描きながら一台のクルマが先行して駆け抜けている。車高の高いモデルだが姿勢は安定しており、車体が大きく傾くことはない。その美しい…
2021年にデビューしたBMW「アルピナ D3 S リムジン アルラット」は“D”というアルファベットが示す通りディーゼルエンジンを搭載する。EV化の波が押し寄せつつある昨今、最新のディーゼルとアルピナの融合はどのような世界観を見せてくれるのか? 上質なラヴ…
道路幅は変わらないのに年々大きくなっているクルマのボディサイズ。小型車でも衝突安全性を向上させるためのクラッシャブルゾーンは欲しいし、売れ筋のモデルチェンジでは燃費を向上させる空力デザインや、より広い快適な室内空間を理由に大型化していきや…
世界的なトレンドで登場が相次いでいるプレミアムSUVクーペは、どれくらいキャディバッグを積載できるのか?11月にインプレッションを掲載したポルシェ カイエン ターボ クーペ、BMW X6、アウディ Q8の3モデルを検証した。使用するキャディバッグは、アメリ…
人生をゴルフに捧げるプロゴルファーが選ぶクルマには、何が映るのだろうか。 プライベートでも親交のある矢野東プロと額賀辰徳プロがBMW 7シリーズとM8を試乗。成田ゴルフ倶楽部を舞台に、BMWの魅力とゴルフ哲学を語った。 ともにクルマ好きとして知られ、…
某自動車メーカーのグローバルの統計によれば、10万ドル(1ドル=103円換算で1030万円)以上の高級車市場は、売上の6割以上をSUVが占めているという。それだけポピュラーになったSUVにおける新たなトレンドが、SUVクーペだ。タフなSUVと、ラグジュアリーでス…
現在のBMWのラインアップをファッションにたとえて説明すれば、奇数モデルがトラディショナル系で、偶数モデルが流行りのモード系になる。つまり、慣れ親しんだ1、3、5、7の各シリーズに対し、2、4、6、8の各シリーズは“ええかっこしぃ”のスタイリッシュなモ…
10月にインプレッションを紹介した各モデルは、どれくらいキャディバッグを積載できるのか? BMW 118d、メルセデス・ベンツ EQC、キャデラック エスカレード、メルセデス・ベンツ Aクラスを検証した。使用するキャディバッグは、米国オレゴン州ポートランド…
_ BMW 1シリーズは、2019年のフルモデルチェンジによって、それまでこだわってきたFR(後輪駆動)からFF(前輪駆動)へと、駆動方式を変えた。1シリーズといえばVWゴルフやトヨタ カローラと同じ、激戦区のCセグメントに属するモデル。BMW 1シリーズはCセ…
_ BMWの特徴が、切れ味の鋭いスポーティな走行性能にあることはみなさんご存知だろう。なかでも、“M”の肩書が与えられたモデルは特別だ。今回はBMW M340i xDriveを題材に、“M”の世界を取り上げたい。 BMW M社はモータースポーツ活動を行いながら、極限のバ…
とても仕立ての良いジャケットだが、ボトムスを選ばないのでカジュアルな場にも気軽に羽織っていける。機能的で季節も選ばない。そんな守備範囲の広いジャケットと同じ感覚でクルマ選びができないだろうか? 最新のBMW 7シリーズは、その最適解かもしれない…
_ 今回の主役はアルピナというカーメーカー。ここの繰り出すモデルにはすべて“BMW アルピナ”という名前が付きます。会社名を日本風に書くと“アルピナ自動車製造会社”ですが、製品にはBMWの文字が並ぶのです。理由は至ってシンプルで、BMW車をベースにした…
街を歩いていて思わず二度見してしまうことってありますよね。セクシーな女性、欲しかったブランドのジャケット、そして気になっていたクルマ。それって何かを感じさせるオーラを纏っているからだと思うのです。カッコつけちゃって!と思いながらも、内心ど…
___ ピュアEVをラインナップするサブブランドIシリーズや1から7までそろえるSUVのXシリーズを掲げるBMW。特にXシリーズの販売は好調で、「BMW=SUV」なんて図式も確立しつつある気がします。ですが、ここの御家芸はやはりセダン&クーペではないでしょ…