WATCH
山登りやトレッキング、ハイキングやキャンプにぴったりの腕時計といえばフィールドウォッチ。アメリカで生まれた名門時計ブランドのハミルトンは、その代名詞的な存在に位置づけられる。今回は、レザーストラップやファブリックストラップのシンプルなウォ…
スマートウォッチが普及する一方でライフスタイルやステイタスを表現するアイテムとして、機械式時計への関心が若い世代の間で高まっている。その人気を受け、時計王国スイスでは次々と新ブランドが登場するが、その多くは富裕層をターゲットにした少量生産…
海外でいま絶大な人気を誇る日本製高級腕時計といえばグランドセイコーだ。1960年に誕生した際の広告には「日本の時計から世界の時計へ」と記されている。その目標は、60年以上を経た今、見事に達成されている。今回は、グランドセイコーの最新作であり、限…
旅を続ける男たちにとって、把握しておくべきは現地の時刻だけにとどまらない。機能性と上質なスタイルを備えるロンジン「スピリット Zulu Time(ズールータイム)」は、見た目の美しさだけではない、もうひとつの都市や地域の時刻を同時に表示できるデュア…
Photo by Yasuhito Shibuya ドイツのスポーツカーといえば、真っ先に思い浮かぶのがポルシェ「911」。1963年にドイツのフランクフルトモーターショーで発表され、翌1964年から生産がスタート。現在も進化を続けながら、唯一無二のデザインと素晴らしいパフォ…
Photograph by Courtesy of Gucci(以下同) ラグジュアリーなファッションメゾンは今、時計業界をリードする存在だ。時計専業メーカーにはない卓越したデザインセンスを生かして本格的な時計作りに取り組み、特に高級時計の分野で世界をけん引している 。 …
いま最も魅力的な時計ブランド、チューダーからF1チームとのコラボウォッチが登場した。日本人F1ドライバーも着用する「ブラックベイ セラミック“ブルー”」だ。 <関連記事>ハイスペックなのに爽やかな印象と軽快な着け心地のエドックス チューダーは去る2…
数ある時計ブランドの中でもブレゲは特別な存在だ。創設者はトゥールビヨンや天文機構などの複雑機構をいくつも発明し、500年を超える機械式時計の歴史の中で、今も“史上最高の天才時計師”とたたえられるアブラアン-ルイ・ブレゲ(1747〜1823)。その偉業は…
時計業界では数は少ないが、時計とジュエリーの両方の分野で最高峰の製品づくりをしているブランドがある。ハリー・ウィンストンはそんな「ジュエラー&ウォッチメーカー」のひとつ。今回は中でも絶大な人気のあるスポーツモデル「プロジェクト Z16」の新作…
ダイバーズウォッチは優れた防水性とタフネスを備え、時計の中でも最も汎用性が高い万能のスポーツウォッチ。しかし、サイズや厚みで見た目が大きくなり、“押しが強すぎる”という印象を与えがち。そんな中、爽やかに着けられるダイバーズウォッチを50以上に…
ダイバーズウォッチはスポーツウォッチのなかでも特別な存在だ。高い防水性や潜水開始時間をマーキングするための回転ベゼルが装備されているために、他の時計よりもケースが大きく厚い。だが、数は少ないが例外もある。それがスイス屈指の名門ロンジンの「…
スイス製の腕時計といえば、時計好きな人ほど「機械式モデル」をまず思い浮かべるだろう。確かに人気のスイス製モデルはほとんどが機械式だが、クォーツ式の名作もある。今回はブライトリング「エアロスペース」の最新モデルを紹介する。 <関連記事>“独立…
シンプルで読み取りやすい文字盤、スポーティな薄型ケースに一体型のブレスレットは一見、ドレスウォッチと変わらない。誕生から40年が経過した2010年代以降、スイスの時計ブランド各社がオリジナルモデルの復刻進化版を続々と発売した。オン・オフを問わず…
<関連記事>アポロ好きにはたまらない! “究極のムーンウォッチ” 日本の時計ブランドは1970~80年代にかけて起きた「機械式からクォーツ式へ」という技術革命をリードし、時計の世界を一変させた。その印象が強烈だったためか、日本の時計の魅力はもっぱら…
<関連記事>新進ブランドのワールドタイムウォッチ ステージ「ハイブリッド・オリジナル ワールド」 1970年代後半から1980年代前半、スイスの時計産業は存亡の危機に瀕していた。高精度なクォーツ式時計の登場に加えて、時計業界は構造改革に失敗。老舗、名…
100年を超える歴史と伝統ある時計ブランドには、ひと目でそのブランドと分かる「アイコンモデル」がいくつかある。エベラールの「クロノ4」がその一つで、他の時計ブランドにはない唯一無二のデザインと機能で知られる機械式クロノグラフだ。今回はその魅力…
時計コレクターの間では名作をディテールまで忠実に再現した“完全復刻モデル”が圧倒的に支持されている。完全復刻モデルは文字盤やケースに伝統的な手間とコストのかかる作り込みが多く、製造数が限られるため価格も高い。 <関連記事>あのメゾンからラグス…
クロノグラフの傑作といえば、アメリカ航空宇宙局(NASA)の過酷なテストに唯一合格し、アメリカの有人宇宙計画で宇宙飛行士たちが着用したオメガの「スピードマスター」。毎年、魅力的な新作が登場するこのシリーズに、またひとつ、素晴らしいモデルが登場…
落としても壊れない驚異の耐衝撃性能を備え、“タフウォッチ”という新ジャンルを確立したカシオの「G-SHOCK」。世界中で大人気のこの時計は昨年2023年に誕生40周年を迎えた。今回は多彩な製品ラインアップのなかでも、大人にぴったりの究極の一本を紹介する。…
建築デザインや工業デザインについて詳しい方なら「バウハウス(Bauhaus)」という名を聞いたことがあるだろう。現代の建築や工業製品のデザインの基本、モノ作りの哲学のルーツは20世紀初頭にドイツで開校したこのアートスクール(美術工芸学校)にある。今…
丸型ではなく縦長の長方形ケースの時計は、英語の「rectangle(レクタングル)=長方形」から、「レクタンギュラーウォッチ(Rectangular watch)」と呼ばれ、製品の数は圧倒的に少ない。さまざまな意味で異端ながら存在感は抜群で、丸型時計に飽きてしまっ…
ドイツの工業製品というとまず頭に浮かぶのがクルマで、その次はカメラだろう。だが、実は“隠れた時計王国”だ。16世紀に「機械式時計を開発した最初の国」のひとつであり、2000年前後から時計産業が注目されるようになった。今回は、ドイツの機械式時計の中…
近年、日本製の高級機械式時計がアメリカやヨーロッパで高く評価され、人気が高まっている。2021年8月に発売された「ザ・シチズン メカニカルモデル Caliber 0200」もそのひとつで、今回は2年ぶりの新作、デイト表示付き「ザ・シチズン メカニカルモデル Cal…
ブルガリはイタリア・ローマ発の高級宝飾品ブランドとして、世界中のセレブリティから支持されている。時計、香水、化粧品、レザーアイテムを展開するほか、2023年4月には「ブルガリ ホテル 東京」を開業するなど、ホテルズ&リゾーツ事業も注目を集めている…
©Laziz Hamani いま最も魅力的な時計作りを行っているのは、時計専業メーカーではなく、ラグジュアリー・コングロマリット傘下にある時計ブランドだ。今回はフランス・パリを本拠地とするLVMHグループのルイ・ヴィトンから、9月に発売されたアイコニックなウ…
200年を越える歴史を持つ老舗ブランドが存在する一方で、日々新たなブランドが続々と誕生する時計業界。なかでも注目を集める新ブランド「ZTAGE(ステージ)」のワールドタイムウォッチを紹介する。 <関連記事>世界が注目する新ブランドのアウトドアウォッ…
精度や信頼性の向上など、時計の普及と進化に“鉄道”が大きく関わっていることは、懐中時計の愛好家や一部の鉄道マニアには知られている事実だ。特にアメリカがルーツの時計ブランドにはそんな歴史を持つものが多い。今回紹介する「ボール ウォッチ」がまさに…
ゴルフプレー中のスコア管理に何を使用するかは初心者、アベレージゴルファーによってさまざまだろう。スコアカウンターやスマートフォンのスコアアプリ、またはゴルフ用のスマートウォッチだろうか。もし、シンプルさとスマートさを追求するなら、機械式ス…
航空機と腕時計は、どちらも20世紀を象徴する画期的な機械だ。そしてこのふたつは“切っても切れない関係”にある。なぜならパイロットにとって、「経過時間の計測」は安全な飛行のために不可欠な要素。時刻を表示する機能に加え、計測が独立して行えるのがク…
©Yasuhito Shibuya 2023 大人の男が身に着けるアイテムを選ぶとき、心掛けたいことがひとつあるとするなら、どこか華やかで、ラグジュアリーな風格が備わったものを選ぶことかもしれない。それがスタイルの大きなアクセントになるからだ。「タフネス」が求め…
クルマの世界にジョルジェッタ・ジウジアーロやマルチェロ・ガンディーニのような、時代を超えて輝く名車を数多く生み出した伝説のデザイナーがいるように、時計の世界にも燦然(さんぜん)と輝く傑作時計を世に送り出してきたデザイナーがいる。その名はジ…
創業からわずか5年だが、独自のコンセプトと技術ですでに世界的に高い評価を得ている時計ブランドがある。それがスイスのノルケインだ。今回はその最新モデルを紹介する。 <関連記事>メイド・イン・ジャパンのスケルトンウォッチ 創業から200年を超える老…
時計通の間ではよく知られていても、一般的な知名度はいまひとつ、という時計ブランドがスイスにはいくつもある。「フォルティス」は時計好きならぜひ覚えてほしいブランドのひとつだ。今回はダイバーズウォッチ「マリンマスター M-40」を紹介する。 <関連…
時計の世界ではいくつも「永遠の定番」と呼ばれるモデルがある。ラドーの「ダイヤスター」もそのひとつ。今回紹介するのは、誕生から60年を経て進化した新世代の「ダイヤスター オリジナル」だ。 <関連記事>時代を超えるミリタリーの名作 ロンジン「パイロ…
ビジネススタイルがいくらカジュアル化しても、フォーマルなスタイルがなくなることはない。だから大人のワードローブには、シンプルなスタンダードウォッチは欠かせない。今回は、伝説のジャパニーズスタンダードウォッチ「キングセイコー」の最新モデルを…
オンオフを問わずに着けられるラグジュアリースポーツウォッチ(ラグスポウォッチ)が注目を集めている。その起源は今から半世紀前の1970年代にルーツを持つことをご存知だろうか。今回はラグスポウォッチの中からボーム&メルシエ「リビエラ」の最新モデル…
音楽には時代を超えて輝くエバーグリーンミュージックと呼ばれる世界があるように、時計にも時代を超えて輝く名作が数多くある。そして、自社のアーカイブからそんな珠玉の腕時計を、最新の技術で「時代を超えた定番」として積極的に製品化しているのがロン…
オリスは時計愛好家がいま最も注目するスイスの時計ブランドだ。1970年代の、クォーツ時代の低迷から不死鳥のように甦り、着実に進化と発展を続けてきた。今回はその魅力が凝縮された新世代の自社製ムーブメントを搭載するダイバーズの新定番「アクイスデイ…
日本には世界を魅了するさまざまな伝統工芸があり、漆芸(しつげい)がそのひとつだ。なかでも老若男女を問わず魅了する螺鈿(らでん)細工は、神秘的で美しい輝きがある。今回はこの漆芸を文字盤に使ったクレドール(セイコー)の超薄型ウォッチ「螺鈿ダイ…
意外なことだと思われるかもしれないが、夜空に輝く星々と時計、そして時間の間には密接な関係がある。まだ時計などない大昔、人は夜空の星座の位置で季節や時刻を知った。それが、天文表示機能を備えた複雑時計が今も作られ続けている理由でもある。今回は…
懐中時計の時代から、業界をリードする魅力的な時計を作り続けてきたアメリカを代表するブランド「ハミルトン」。現在はスイスのスウォッチグループの主要ブランドのひとつだ。今回は定番コレクション「ジャズマスター」のユニークな新作「ジャズマスター Fa…
フランス・パリで1994年に創業し、独自の洗練と機能美で時計好きからファッショニスタにまで幅広く支持されるスイスの時計ブランド「ベル&ロス」。今回はラグジュアリースポーツウォッチの新作「BR-X5」を紹介する。 時計は「時を知る道具」だが、そのデザ…
スイスの企業家であるカール・フリードリッヒ・ブヘラが時計と宝飾品の専門店を開くことを思いつき、1888年にスイス・ルツェルンで時計店「ブヘラ」を創業した。スイスを旅したことがある方ならご存知かもしれない。いまやヨーロッパを代表する老舗時計店だ…
クロノグラフの名門タグ・ホイヤーとスポーツカーの名門ポルシェ。2021年のパートナーシップ締結以来、魅力的な新作が続々と登場している。その中でも見逃せない画期的な一本、それが最新スマートウォッチのスペシャルバージョン、タグ・ホイヤー「コネクテ…
時計にストップウォッチ機能が融合したクロノグラフは、持つ喜びに加えて「操作する喜び」がある。機械式クロノグラフは、時計の世界ではスーパーカーのような特別な存在だ。その中でも特別なモデルが、クロノグラフの名門ゼニスの「デファイ21」である。リ…
オリエントは国内よりも世界で高い評価を受けている日本の時計ブランドだ。そのフラッグシップコレクション「オリエントスター」から、歴史に新たな1ページを拓くモダンな「オリエントスター スケルトン」が登場した。 <関連記事>フルメタルで大人の風格 G…
©Patrick Csajko 近年、メンズウォッチで世界中から絶大な人気を集めているのが「スポラグ」、あるいは「ラグスポ」と呼ばれるスポーツラグジュアリーウォッチだ。今回はなかでも人気のショパール「アルパイン イーグル」を紹介する。 <関連記事>“ダイバー…
チューダーは2018年10月末、日本に本格上陸を果たした時計通に愛される名門ブランドだ。今回紹介するのは「ブラックベイ GMT S&G」。この春、3年ぶりにジュネーブで開催された世界最高峰の時計フェア「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2022」で発表された…
オメガ「スピードマスター」は、アポロ11号で“月に行った腕時計”としても知られる機械式クロノグラフの傑作。今回はこのファミリーで注目されている新作「スピードマスター ‘57」を紹介したい。 <関連記事>“ダイバーズ”と呼ばず“シーウォッチ”と呼ぶ ブラ…
G-SHOCK(ジーショック)と聞くと、高校生や大学生の頃を思い出して「懐かしい」と感じる人も多いだろう。今回は新作の「GM-B2100D」を紹介する。「GM-B2100D」は、「GA-2100」をベースとした待望のフルメタルモデルだ。 <関連記事>“ダイバーズ”と呼ばず“…