ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ラグジュアリーコンパクトSUV、新型レンジローバー イヴォークの日本仕様を発表。同時に受注オーダーをスタートした。
イヴォークは2012年の初代モデル発売以降、世界中で累計80万台以上を販売。ラグジュアリーコンパクトSUVのパイオニアといえる存在だ。今回、初のフルモデルチェンジによりさらなる進化を遂げた。
ひと目でイヴォークとわかる特徴的なクーペスタイルのシルエットを継承しながら「Reductionism(還元主義)」というデザイン理念を取り入れることで、よりモダンに仕上げられている。
2代目イヴォークのエクステリアデザインは、独特の傾斜したルーフラインとリヤに向かって上昇するウエストラインが、レンジローバー・ファミリーの一員であることを主張。ドアパネルに格納される「デプロイアブル・ドアハンドル」やシャープな印象を与える超薄型マトリックスLEDヘッドライトが、その特徴となる。
エクステリアカラーには、ソウルパールシルバーとノリータグレーという新色を含め、全13色が用意された。
インテリアは繊細な英国のクラフトマンシップを凝縮。すっきりとした表面処理や最高級のマテリアルで丁寧に仕上げた精巧なデザインを採用した。
2基の10インチ高解像度のタッチスクリーンから構成された、最新のインフォテインメントシステム「Touch Pro Duo」を装備。シートカラーには新色のクラウドとディープガーネットが追加されている。
インテリア素材は従来のレザーに加え、高い耐久性を誇るウール混紡の「クヴァドラ(Kvadrat)プレミアムテキスタイル」や、リサイクル素材を活用した「ディナミカ(Dinamica)スエードクロス」、ユーカリ素材を使った「ユーカリプタス(Eucalyptus)メランジテキスタイル」、しなやかな風合いと高い通気性、抗菌性が特徴の「ウルトラファブリック(Ultrafabrics)ポリウレタン」などからチョイスすることが可能となっている。
今後の電動化にも対応する新設計プラットフォーム「PTA(Premium Transverse Architecture)」を採用し、ホイールベースは20㎜延長された。この結果、リヤシートのレッグルームやトランクルームが拡張し、タブレットやバッグ、ペットボトルなどを収納する十分なスペースも確保できたという。
また「40:20:40」の分割可倒式リヤシートを倒すと、トランク容量は最大1,383リットルにまで増加。キャディバッグを複数個収納するゴルファーにとって、ラゲッジ拡大は朗報といえそうだ。
エンジンは4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(D180)と4気筒INGENIUMガソリンエンジン(P200、P250、P300 MHEV)をラインナップ。ジャガー・ランドローバー初となる「マイルドハイブリッド(MHEV)」は、48Vバッテリー、「ベルトインテグレーテッドスタータージェネレーター(BISG)」、コンバーターを搭載。
17km/h以下に減速すると、エンジンを停止させて、減速エネルギーを蓄電し、そのエネルギーを発進時に動力として活用する。渋滞などの低速域で走行する際、静かで効率的な走行ができるほか、燃費も向上する。
ガソリン、ディーゼル、そしてマイルドハイブリッドと、全17種類という多彩なバリエーションが用意された新型イヴォーク。
従来モデルから継続された抜群のスタイルに加え、マイルドハイブリッドモデルの追加やゴルファーにとっては欠かせないラゲッジルームも拡大と、これまで以上に魅力的な存在になったと断言できる。
お問い合わせ先
- ランドローバーコール(土・日・祝除く9:00-18:00)フリーダイヤル:0120-18-5568
www.landrover.co.jp