旅する写心 〜「コース巡礼」24.パサージュ琴海 3番ホール

海外には海越えで有名なホールが
いくつかある。
しかし日本の本格的な
海越えホールは
長崎のパサージュ琴海のみだ。

なぜかゴルファーは
海越えのホールになると
血がさわぐ。
不思議な挑戦欲が
フツフツと湧き上がる。
視覚から入る情報に圧倒され
知らず知らずのうちに
必要以上の力が体を覆う。
設計はジャンボ尾崎の育ての親
闘将・藤井義将だ。
さあゴルファーなら「挑め!!」
なくすものはボール以外何もない。

宮本 卓Taku Miyamoto

1957年、和歌山県生まれ。神奈川大学を経てアサヒゴルフ写真部入社。84年に独立し、フリーのゴルフカメラマンになる。87年より海外に活動の拠点を移し、メジャー大会取材だけでも100試合を数える。世界のゴルフ場の撮影にも力を入れており、2002年からPebble Beach Golf Links、2010年よりRiviera Country Club、2013年より我孫子ゴルフ倶楽部でそれぞれライセンス・フォトグラファーを務める。また、写真集に「美しきゴルフコースへの旅」「Dream of Riviera」、作家・伊集院静氏との共著で「夢のゴルフコースへ」シリーズ(小学館文庫)などがある。全米ゴルフ記者協会会員、世界ゴルフ殿堂選考委員。

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