先入観なしで味わうBMWの最先端 「i5 ツーリング M60 xDrive」

i5 ツーリングで行く宍戸ヒルズラウンドや、岩田寛プロサイン入りグッズが当たるキャンペーン実施中

身の回りを一流の道具で固めてみることにした。それは妥協のない人生を送るための秘訣に違いない。ライフスタイル用品やゴルフのギアはもちろんだが、移動の時間を充実させてくれる愛車も最良と思える一台に変えてみた。選んだのはBMWの「 i5ツーリング M60 xDrive」。日本で初めて走りはじめたBEV(電気自動車)のステーションワゴンだ。

i5ツーリングは私にとって初めてのBEVとなる。だが最初からBEVを探していたわけではなかった。動力源を選ぶことができる昨今、先入観なしに選び出したモデルがBEVのBMW5シリーズ、そのステーションワゴンだったというわけだ。

BMWが新型5シリーズで用いた手法は興味深い。BEVにもICE(内燃機)モデルにも使えるプラットフォームを新たに開発し、作り分けているのだ。このためディーゼルMHEVとBEVから選ぶことができる。双方をしっかり試乗したうえで、シリーズの最上級モデルに決めた。決め手となったのは、2モーター、最高出力601psによる圧倒的な動力性能だった。BEVならではの静粛性と相まって異次元の雰囲気が漂う。

パワーや静かさ以外にも数多くの魅力を感じている。まずスタイリングが気に入った。床下に走行用バッテリーを搭載するBEVであるにもかかわらずそれを感じさせないし、最新のBMWらしい押し出し感の強いフロントマスクと、正統派ステーションワゴン特有の伸びやかなルーフラインの組み合わせも絶妙だ。

一方シャシーの側も最新のBMWらしい驚きが随所に感じられた。ドライブモードはMY MODESと呼ばれる最新のもので、普段使いの「リラックス」と走りを楽しみたいときの「スポーツ」では走りの印象も照明が醸し出す室内の雰囲気も異なっている。

リアサスペンションにエアスプリング、前後に電動のスタビライザーを備えた「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」が可能にした性能的な幅はすごい。Mスポーツモデルらしい引き締まった走りを楽しめる一方で、当たりの柔らかい快適なドライブもカバーしている。一台で2つの個性を堪能できるクルマだ。

室内の印象も最新のBMWらしい洗練と、これまでのICEモデル由来の扱いやすさがほどよくブレンドされている。ダッシュパネルのイメージを塗り替えるような「BMWカーブドディスプレイ」は視認性が高く、スマホとの相性も上々。 一方左手を自然に下すとと指先に触れるiDriveコントロールのダイヤルの存在は、私のように以前からBMWに乗ってきたオーナーをホッとさせてくれる。

私のクルマ選びに欠かせないラゲッジスペースも、ステーションワゴンらしく使い勝手がいい。標準で570リットル、リアのシートバックを倒せば1700リットルまで拡大するので容積的にも不満はない。十分な室内スペースがありながら、同時に取り回しがしやすいという点は、乗り始めてから気づいたうれしいポイントだ。ボディの見切りがいいだけでなく「インテグレーテッド・アクティブ・ステアリング」(後輪操舵システム)の効果が絶大なのである。

また、一度覚えた駐車のシークェンスを記憶し、自動で再現してくれる「パーキング・マニューバー・アシスト」(駐車経路自動誘導機能)はお気に入りでもある。これまで感じていたストレスが改善され、最新モデルを選ぶメリットを実感できる。

今回は「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」を観戦するため、満充電してある愛車で茨城県にある宍戸ヒルズカントリークラブを訪ねた。都内から片道100kmちょっとの距離なので、500km(WLTCモード)という一充電走行距離を誇るi5 M60ツーリング xDriveであれば余裕で往復できる。

初めての遠出となったその会場ではBMWオーナー専用のラウンジなどにも立ち寄りつつ、岩田寛プロと石川遼プロによるプレーオフの緊張感も堪能することができた。

帰りの常磐自動車道はACC(アダプティブクルーズコントロール)の性能の高さを味わう絶好のステージだった。渋滞時のストップ&ゴーも完璧にやってのけ、信頼がおけるシステムなのだと確認できた。また、一貫して静かで快適なゼロエミッション走行ならではの爽快感も、今回改めて感じることができたのである。

ラグジュアリー性能やスポーティな走り、そして使い勝手の良さなど、欲張りなクルマ選びをしてみたことで、思っていた以上の最適解に出会えたという実感がある。最新のBMWらしく進んだ中身をしているけれど、親近感もちゃんとある。ステーションワゴンタイプの新型5シリーズ、その最上級モデルは想像を超える一台だった。

 
BMW i5 M60 xDriveツーリング  車両本体価格: 1600万円(税込)
  • ボディサイズ | 全長 5060 X 全幅 1900 X 全高 1505 mm
  • ホイールベース | 2995 mm
  • 車両重量 | 2410 kg
  • モーター最高出力 | 601 ps(422 kw)
  • モーター最大トルク | 820 N・m
  • バッテリー容量 | 83.9 kwh
  • 一充電走行距離 | 500 km(WLTCモード)
Information

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https://www.bmw.co.jp

Text : Takuo Yoshida

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