あれは遠い日の想い出。
必死に記憶の糸を手繰る。
日本のゴルフファン念願の
PGA tourがやってきた日。
その記念すべき日に
タイガーは82勝目という
金字塔で祝ってくれた。
あれからたった2年の間に
色々なことがあった。
タイガーは生死をさまようような事故に遭った。
そして世界中がコロナで一変した。
まだまだ予断は許されないかもしれないが、
明るいニュースも聞こえ始めた。
タイガーも最近では
ゴルフを再開できるかもしれないと
いった話を聞いた。
半ば諦めていたZOZO選手権も
習志野に戻ってきた。
少しずつだがそれでいい。
また弾けるような笑顔の
記念写真を撮れる日が来ることを。
カメラマンはレンズを通して見る
みんなの笑顔を待っています。
アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ
千葉県印西市
宮本 卓Taku Miyamoto
1957年、和歌山県生まれ。神奈川大学を経てアサヒゴルフ写真部入社。84年に独立し、フリーのゴルフカメラマンになる。87年より海外に活動の拠点を移し、メジャー大会取材だけでも100試合を数える。世界のゴルフ場の撮影にも力を入れており、2002年からPebble Beach Golf Links、2010年よりRiviera Country Club、2013年より我孫子ゴルフ倶楽部でそれぞれライセンス・フォトグラファーを務める。また、写真集に「美しきゴルフコースへの旅」「Dream of Riviera」、作家・伊集院静氏との共著で「夢のゴルフコースへ」シリーズ(小学館文庫)などがある。全米ゴルフ記者協会会員、世界ゴルフ殿堂選考委員。