旅する写心 〜I Didn't Know What Time It Was

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文化が交わった街では
ジャズやレゲエが生まれ
ビートルズのような
バンドも育った。
品種の違うワインを
ブレンドすると
驚くような深みのある
味わいとなる。

LAにあるリビエラCCの地域は
サンタモニカがある
太平洋の海は寒流で
冷たい空気が漂い、
山からの砂漠性気候の
暖かい風とぶつかり
リビエラ上空でブレンドされる。

朝は冷たい空気が勝り
コース全体が
幻想的な霧に包まれる。
そして昼になると
暖かい空気が流れ込み
カリフォルニアの青い空が
気持ちよく広がる。
自然が創り出す
ゴージャスなアトモスフィア。
リビエラCCでの時間
それは夢心地のひと時。

宮本 卓Taku Miyamoto

1957年、和歌山県生まれ。神奈川大学を経てアサヒゴルフ写真部入社。84年に独立し、フリーのゴルフカメラマンになる。87年より海外に活動の拠点を移し、メジャー大会取材だけでも100試合を数える。世界のゴルフ場の撮影にも力を入れており、2002年からPebble Beach Golf Links、2010年よりRiviera Country Club、2013年より我孫子ゴルフ倶楽部でそれぞれライセンス・フォトグラファーを務める。また、写真集に「美しきゴルフコースへの旅」「Dream of Riviera」、作家・伊集院静氏との共著で「夢のゴルフコースへ」シリーズ(小学館文庫)などがある。全米ゴルフ記者協会会員、世界ゴルフ殿堂選考委員。

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