リニューアルされたばかりの
太平洋C御殿場で行われる
三井住友VISA太平洋マスターズに
松山英樹が2年ぶりに戻ってくる。
自身が初めて監修したコースで、
今年初めての日本ツアー出場
きっと来週は話題が尽きない。
コース設計はリース・ジョーンズ。
昨年、松山はジョーンズとの顔合わせで
自分の御殿場への思いをぶつけた。
4番(パー3)では風とホールの関係、
10番(パー4)ではバンカーの配置、
11番(パー5)では
グリーン右手前の木の役割について、
18番(パー5)では
状況によって異なるコース攻略法…など
時間が経つのも忘れて
夢中に話し続けていたのを思い出す。
完成したばかりのコース、
もちろんプレーするのは今回初めてだ。
2年前は優勝。
ギャラリーの方々はもちろん、
写真を撮る私にとっても愉しみな週になる。
宮本 卓Taku Miyamoto
1957年、和歌山県生まれ。神奈川大学を経てアサヒゴルフ写真部入社。84年に独立し、フリーのゴルフカメラマンになる。87年より海外に活動の拠点を移し、メジャー大会取材だけでも100試合を数える。世界のゴルフ場の撮影にも力を入れており、2002年からPebble Beach Golf Links、2010年よりRiviera Country Club、2013年より我孫子ゴルフ倶楽部でそれぞれライセンス・フォトグラファーを務める。また、写真集に「美しきゴルフコースへの旅」「Dream of Riviera」、作家・伊集院静氏との共著で「夢のゴルフコースへ」シリーズ(小学館文庫)などがある。全米ゴルフ記者協会会員、世界ゴルフ殿堂選考委員。