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“本番”こそ心躍る瞬間 俳優・時任勇気のゴルフスタイル

スペースシャワーTV/スカイA「A-Golf」とBRUDER連動企画。10月27日(月)公開の第11回には、俳優の時任勇気さんが出演する。ゴルフとの出会いや夢中になったきっかけ、こだわりのアイテムを聞いた。

フェアウェイに立った時任勇気の表情は、俳優として演じるときのそれと少しも変わらない。目の前の一打に集中し、緊張さえも力に変えて“本番”を楽しむ。その真っすぐな姿勢が、彼の演技にもゴルフにも通じる魅力だ。

「ドライバーならMAX300ydくらいは飛びます。曲がらなければ、ですけど(笑)」。サッカー、野球、バスケットボールなど、球技にひと通り触れてきた経験に加え、身長186㎝という恵まれた体格から放たれるショットは豪快そのものだ。

幼少期は家族とニュージーランド(NZ)で過ごした。5歳の時、休日に両親に連れて行ってもらった「ミニゴルフ」で初めてクラブを握った。「日本ではあまり見たことがないけれど、NZのミニゴルフは風車や滝があって造りも豪華。アトラクション感覚で楽しめて、週末のたびに両親に『また行きたい』ってせがんでいました」。

大学時代に年に数回、アルバイト先のゴルフコンペに参加するようになった。当時は頻繁にラウンドに行くことはなく、気分転換で練習場を訪れる程度。ある時、長く続けられる趣味って何だろう?とネット検索で得た答えが「ゴルフ」だったという。4年ほど前に周囲の友人らが始めたのを機に真剣に取り組み始めた。

負けず嫌いな性格もあって、当初はゴルフを“楽しんでいた”とは言い難い。思い通りにプレーできないことが悔しかった。「人と競うというより、自分との戦い。難しいからこそ、うまくいったときの喜びが大きくて。そこは演じる仕事とよく似ています」。ゴルフで得た感覚は、俳優としての姿勢に自然と重なる。

俳優を目指したのは25歳の頃。父で俳優の三郎さんの影響もあり、少しずつ興味が芽生えた。演技もゴルフも、「未知の環境に飛び込む面白さ」に魅了された。正解は一つでなく、心の動きと場の空気が織りなす“本番”という局面で生みだされる表現に、心が躍る。

「初めてのコースと対峙する時、その場所に行って、プレーしてみないと分からないことってあるじゃないですか? 役者の現場も同じで。いろいろ準備はしていくんですけど、いざ本番を迎えると、思い描いていた演出とは違っていて、イメージしていたことができなかったり…」。

18ホールすべてのショットがうまくいくなんてことはない。演技も同じで、シーンやテイクごとに良し悪しがある。「演技がハマる時は、ナイスショットの感覚に近いかもしれない。モニターに映った自分を見て、ゴルフで言えばボールの行方を確かめて、手ごたえが得られる瞬間が好きです。最高に気持ちがいい」。

「本番を楽しむ」。言葉にするのは簡単だが、体現するのは難しい。プレッシャーや失敗を恐れるよりも、そこから生まれる一瞬の輝きを大切にしている。その真っすぐな素直さが彼の演技をいっそう魅力的にし、迷いのない伸びやかな一打を生む。

MY FAVORITE ITEM

Golf Bag:5525×V12

「『5525×V12』コラボのキャディバッグ。1年くらい使っていますね。マスター室前にずらりと並んでいるバッグの中で、一目で『僕のだ!』って分かるくらい鮮やかなグリーンが気に入っています」

Bucket Hat:the 5525 GOLF CLUB

「キャップも好きですが、バケハは特に日焼けを避けたいこの時期に愛用しています。360度ツバがあるので耳や、首の後ろまでケアできるのがいいところ。シンプルなブラックはどんなコーデとも合わせやすいです」


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撮影協力

太平洋クラブ 美野里コース

茨城県小美玉市三箇952 TEL:0299-49-1177 都心からわずか70分の好アクセスで、関東平野の特性を活かしたフラットで趣高い18ホールを展開する。各ホールが一幅の絵のように美しく、全体的に戦略性が非常に高いコース。

茨城県小美玉市三箇952 TEL:0299-49-1177

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STAFFスタッフ
Photo
Takahito Ochiai
Edit & Text
Junko Itoi
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