行き帰りのバッグ3大潮流街の定番リュックをゴルフにも

ラウンドバッグのようにコースで使うものではないし、あまり人目に付かないのでノーケアになりがちなのが行き帰りのバッグ。じつは意外と見られているものだし、そんな細部に感度の“差"が現れる。今年は、そんな行き帰りのバッグに、ちょっと見逃せない動向がある。それがリュック、ひとヒネリボストン、プレッピー調トートの3大潮流。特に街でも定番化しつつあるリュックは、新顔として取り入れてみたい。

街での定番をゴルフにも
背負ってゴルフ!の行き帰り時代到来

ゴルフバッグは手持ちという常識を打ち破り、最近ラインナップを着々と増やしているのがリュック勢。それも荷物がたくさん入るやや大きめなものがオススメ。デザインはラグジュアリーからアウトドア系のものまであるので、その日のスタイルに合ったものを見つけたい。基本、ナイロンやポリエステル素材で軽いのもいいところ。

『MARK&LONA(マーク&ロナ)』のCo Camo Day Pack3点。合わせやすいカラーバリエーションながら、素材や金具使いなどマーク&ロナらしい高級感に溢れたデザイン。パテント(図案商標)を取得したオリジナルカモジャカード素材を使用した新型で、防水性の高いPVCコーティングしたカモスカルを高密度のジャガードで表現している。ゴルフはもちろんタウンユースもOKで重宝する。

(左・右)Co Camo Day Pack ブラウン/カーキ ¥24,000 (中央)Co Camo Day Pack ホワイト ¥25,000/以上マーク&ロナ ※すべて税抜

英国出身のロバート・ゴドレーがデザインする、アメリカントラッドを独自の感性でアレンジしたブランド『Psycho Bunny(サイコバニー)』。ウサギとスカルを組み合わせたブランドモチーフがお馴染みで、こちらはアメリカとイギリス国旗モチーフをバッグに白で表現されている。このバッグは、リュックとしても手持ちトートとしても使えるツーウェイ。カラビナが付いているので、タオルやキャップなどをさげられるのも便利。ポリエステル素材なので軽量なのもいいところ。

2WAYトートバッグ ホワイト/ネイビー ¥12,000/以上サイコバニー ※すべて税抜

リュックといえば、はずせないのが『New Era(ニューエラ)』。右のラックサックには通称ブタ鼻と呼ばれるピッケルホルダーが4つ付いており、アウトドアな雰囲気に満ちている。縦長のシルエットなので、背負ったときにシャープに見えるのもポイント。大きなカバーポケットには、独自仕様のキャッププロテクターが付属しており、ヘッドウェアを型くずれせずに携帯できる。左はニューエラのスマートパック。ニューエラのバッグコレクションでは約22Lと中型サイズながら、ボックス型シルエットで効率よくスペースを確保。デイパックよりは大きく、ゴルフでの使用には十分な容量を持つ。

(左)1680D 2 スマートパック ブラック ¥10,000 (右)ラックサック タイガーカモ ¥9,000 ニューエラ GOLF ゴルフキャップ ホワイト ¥5,000 /以上ニューエラ ※すべて税抜

定番ながら、ひとヒネリが効く!
能ある鷹的ボストンバッグ

ゴルフバッグの定番、ボストンバッグ。今季注目したいのが、ひとヒネリ効いたもの。デザイン、機能性、素材感など、楽しめるものが勢ぞろい。容量が大きく利便性の高いボストンバッグは、ゴルフ旅にも欠かせない。

『MARK&LONA(マーク&ロナ)』の高級感のあるネイビーボストン。リュックと同じくパテントを取得した、防水性の高いPVCコーティングを施した高密度のオリジナルカモジャカード素材を使用。容量は大きく、2泊程度の荷物が収納可能。サイドにはシューズポケットがあり、内部には袋布付きなので荷物が汚れない配慮がされている。金色の金属使いや赤使いなどアクセントが華やかな雰囲気を盛り上げる。ストラップ付きなので、ショルダーとしても使える。

Co Camo Boston Bagネイビー ¥35,000/以上マーク&ロナ ※すべて税抜

ボーダー柄でキャンバス素材とヌメ革のコンビネーションが、リゾートを連想させる、『ZOY(ゾーイ)』のボストンバッグ。じつはこれ、1945年にイタリアミラノで設立された老舗ブランドであるボンファンティとのコラボレーションアイテム。イタリア製らしい大人の艶を感じさせる。ボンファンティは良質な皮革素材にコットン、フェルトやツイードといった異素材を組み合わせるデザインを得意としており、老舗ならではのモダンでシンプルなスタイルが特徴。ハンドメイドで作られているので温かみがあり、卓越したデザイン性が魅力。

(左)ボストンバッグ オレンジ ¥39,000 (右)ボストンバッグ ネイビー ¥39,000 ハット ¥8,000/以上ゾーイ ※すべて税抜

英国発の『Admiral(アドミラル)』は、1914年、英国海軍の制服を製造する会社として創業。名前の意味は「海軍提督」。アドミラルゴルフも英国の伝統的なモチーフ、カラーを用いながら、スポーティなスタイルを提案している。そのコンセプトは、"ブリティッシュ・プレッピー"。英国国旗やリボンベルトなどを用い、独自の感性を展開。このボストンバッグたちは革のような光沢とシボ感のある革の質感を持ちながらながら、じつは合成皮革を用いてあり、気軽に使えるカジュアルさがいいところ。

ボストンバッグ ネイビー ¥12,000 ボストンバッグ ホワイト ¥11,000/以上アドミラル ※すべて税抜

シンプルがうれしい『DESCENTE GOLF(デサントゴルフ)』のボストンバッグ。キャスターが付いていて、上面に付けられたジップポケットに内蔵されたバーを出せば、即トロリーに変身するという機能性を持つ。荷物が少なく軽いときは手持ちでボストン、重ければトロリーとして使えてじつに重宝するまさに一石二鳥アイテム。バーの長さは2段階に調節できて便利。サイズは約W49×H26.5×D30.5cmと大容量なので、ゴルフ旅にも最適。

キャスター付きバッグ ブラックルナーロック ¥18,000/以上デサントゴルフ ※すべて税抜

ポップでカラフルなプレッピー調
トートバッグで軽やかにゴルフへ

旬なトレンド感を意識するなら、“プレッピー"というエレメンツを取り入れてみたいもの。今季、ぜひ使ってみたいのが、軽やかな印象を与えるトートバッグ。プレッピーらしいカラフルさやポップなアイコンが、気分を盛り上げてくれる。

2017年春夏よりスタートしたばかりの『TOMMY HILFIGER GOLF(トミー ヒルフィガー ゴルフ)』。「プレップ」「スポーツ」「リゾート」を軸に、機能性に富んだエイジレスなアイテムが揃っている。このトートバッグは、ブランドカラーである白×ネイビー×赤を用い、スタイリッシュで象徴的なデザインが目を引く。程よい厚みのポリウレタン製合成皮革が使ってあり、しなやかで形崩れしにくく、手入れがしやすいのも魅力。そのため軽く、雨の日や汗をかく季節でも気軽に使える。ポーチやシューズケースも同じカラーリングでまとめたい。

THE FACE トートバッグ ホワイト ¥12,000 THE FACE ポーチ ネイビー ¥3,800  CONTRAST シューズケース ピンク¥3,500/以上トミー ヒルフィガー ゴルフ ※すべて税抜

プレッピーの特徴の一つに、カラフルな色使いがある。"ブリティッシュ・プレッピー"をコンセプトにする『Admiral(アドミラル)』のトートバッグには、ヴィヴィッドな赤や黄が地色に用いられ、行き帰りのスタイルにアクセントを加えてくれる。そこにネイビーで配されるのが、海軍提督の「袖章」をモチーフに作られているロゴマーク。プレップながらも、伝統性や男っぽさも感じさせてくれるトートバッグだ。

帆布 トートバッグ イエロー ¥8,600 帆布無地 トートバッグ レッド¥11,000/以上アドミラル ※すべて税抜

bruder.golfdigest.co.jp

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