クロノグラフの名門タグ・ホイヤーとスポーツカーの名門ポルシェ。2021年のパートナーシップ締結以来、魅力的な新作が続々と登場している。その中でも見逃せない画期的な一本、それが最新スマートウォッチのスペシャルバージョン、タグ・ホイヤー「コネクテッド キャリバーE4 ポルシェ スペシャルエディション(TAG Heuer Connected CalibreE4 Porsche Specialedition)」だ。
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時計とクルマは切っても切れない親密な関係にあるもの。時代とともにクルマの最高速度が上がるにつれ、時計の技術も進化を続けてきた。そのためスポーツウォッチの世界では、時計ブランドと自動車メーカーのコラボレーションモデルが作られてきた。 そして今、このジャンルで最も注目されているのが、1860年にホイヤーとして創業したクロノグラフの名門タグ・ホイヤーと、1931年に創業したスポーツカーの名門ポルシェが2021年からスタートさせたパートナーシップだ。この締結以降、いくつもの新作が誕生している。 その中に、両社を文字通り“Conect”する画期的な一本がある。それが2022年9月に発売されたスマートウォッチ、TAG Heuer Connected CalibreE4 Porsche Specialeditionだ。
ベースモデルのTAG Heuer Connected CalibreE4は、2015年に第1号モデルを発売し、時計ブランドの中で最もスマートウォッチに力を入れてきた最新モデルだ。電話やメール、SNSによるコミュニケーション機能に加えて、スポーツ&ヘルスケア機能が充実。スピード、ペース、距離、心拍数、スプリットなどをリアルタイムでトラッキングし、装着する人の身体について、正確で詳細なパフォーマンス情報を得ることができる。 だが、この「ポルシェ スペシャルエディション」ではそれらの情報に加えて、愛車ポルシェとダイレクトにコネクトし、リアルタイムで表示する、時計史上でおそらく初めての画期的なスマートウォッチといえそうだ。
コネクトできるのは2022年以降のモデルだと「パナメーラ(G2 II)」、「カレラ911(992)」、「カイエン(E3)」。ほかには「パナメーラ(G2)」、「カイエン(E2II)」、「718」、「マカン(II / III)」、「タイカン」などがある。 ポルシェIDを持ち、ポルシェコネクトのサブスクリプション契約を結んでいるオーナーが利用できる。時計とスマートフォンに「My Porsche」アプリをインストールし、専用の「サーキット」ウォッチフェイスを使えば、バッテリー残量、航続可能距離、総走行距離がいつでも確認できる。さらにクルマの空調を腕時計から操作できる機能もある。
中でもバッテリー残量や航続可能距離は、EVやハイブリッドカーのオーナーにとって、常に把握しておきたい大事な情報。それが腕時計でいつでも確認できる利便性は、EVカーのオーナーならご理解いただけるはずだ。
EVやハイブリッドカーが主役になるこれからのカーライフ。ポルシェとタグ・ホイヤーが作ったこのスペシャルエディションは、そんな時代の理想的な未来を先取りした一本だ。このモデルが使えるポルシェオーナーがうらやましい。
TAG Heuer Connected CalibreE4 Porsche Specialedition 33万5500円
- SPEC
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- ケース径:45 mm、ケース厚:15.3 mm
- Wear OS by Google 搭載・充電式スマートウォッチ、チタンケース&ラバー×レザーストラップ、バッテリー寿命約1日(標準的な使用の場合。フル充電への必要時間・約1時間半)、50m防水(水泳対応)、対応スマートフォン:Go editionを除くAndroid 6.0以降搭載、またはiOS 13.0以降搭載のスマートフォン
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Text : Yasuhito Shibuya