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天空の大地で育まれたエキス ナチュラルワイン「テールドシエル 2022ピノ」

ゴルフにはラウンド後にお酒を片手に語らう「19番ホール」と呼ばれる習慣があります。アルコールとの付き合いはゴルファーでなくとも大人の嗜みのひとつでしょう。今回も都内で行われた「TRANSIT WINE FES’ 2025 Vol.7」からとっておきボトルをご紹介。前回に続いてソムリエの田中孝平さんに、日本のナチュラル(自然派)ワインをお聞きしました。

ワイン「テールドシエル 2022 ピノ」

長野県東部の小諸市、北アルプスを望む集落に開かれたテールドシエル(Terre de ciel)は日本語で「天空の大地」を意味します。標高およそ900m、天候によっては雲海が見えるほどの高地でつくられるボトルは、“ザ・ナチュラルワイン”と呼ぶにふさわしい味わいです。

美しく、冷涼な地域でぶどうの栽培を始めたのは2015年、本格的な醸造が始まったのは2020年という新進気鋭の生産者さん。土壌をはじめとした自然条件を生かした畑仕事に力を注ぎ、有機肥料は使用しても、除草剤などのケミカルな薬品は使いません。醸造過程では人の手をほとんど加えず、果汁を絞るのに頼るのは人工ポンプではなく重力。添加物も限りなくゼロに近いため、それだけ入念な温度管理が求められます。

素材も、重力も。自然の恵みがたっぷり

このワインをひと言で表すなら、「エキス」に尽きるでしょう。飲むほどに体が喜ぶような、自然の恵みがたっぷりひろがります。それでいて、口当たりに抵抗感がまったくありません。11%というアルコール度数は赤ワインではかなり低い部類。それを感じさせないほどのうま味があり、水のようにすっと喉を通るにも関わらず、満たされる思いがするのです。

果実味に酸味、そして、うま味。出汁の効いた野菜や豆腐料理のようでもあり、味わいがじんわり、ほろほろと体に染み入ります。近年の国産ワインは総じてアルコールとのバランスが良く、食事に合わせやすいものがたくさん。うまみと素材の良さを生かした和食に寄り添いやすく、食卓を華やかにしてくれるはずです。

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。

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COOPERATION

トランジットホスピタリティマネジメント 会員制クラブ ヘッドソムリエ 田中孝平

Edit : Yoichi Katsuragawa

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