「面白さとストレスが紙一重」ずば抜けた身体能力で楽しむ喜矢武豊のゴルフスタイル

スペースシャワーTV/スカイA「A-Golf」とBRUDER連動企画。2月8日(木)公開の第6回にはビジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」のメンバーで俳優の喜矢武豊さんが出演する。今回紹介する使用アイテムはすべて自前。運動神経抜群の喜矢武さんに、夢中になったきっかけやゴルフスタイル、こだわりのアイテムを聞いた。


体ひとつで壁や障害物を越えるフランス発のストリートスポーツ「パルクール」。喜矢武は2022年、東京都体操協会のパルクール委員会広報部長に就任した。パルクールが見る者をあっと驚かせるほどの走る・跳ぶ・登る・乗り越える技術を繰り出すスポーツであることを知れば、喜矢武の身体能力の高さを想像することは容易だ。学生時代は野球に打ち込み、現在はゴルフのほか、スノーボード、ボルダリング、フットサル、バスケットボール、トリッキング(バク転を始めとしたアクロバット的な動きに、武術の動きを組み合わせたエクストリームスポーツ)、スケートボード…と幅広い。

ゴルフを始めたのは10年前。沖縄ライブを見に来た事務所社長と、練習もせずに初めてコースに出た。「景色も良くて、自然の中を散歩しながら、海に向かってボールを打つような気持ちの良いコース」で、それがすごく楽しかった。その後、ゴルフクラブを知人から譲ってもらったことをきっかけに、本格的にゴルフを楽しむようになったという。

初めてのラウンドでは160打くらい打った。「僕は『初めて』のことに意外と強くて、ラウンド中にコツをつかんでいく感じ。止まっているボールを打つスポーツなのに、こんなに難しいとは…っていう気持ちでしたね」。だが練習に励み、ラウンド回数を重ねるたび、スコアはスルスルと良くなっていく。160→140→120→100切り、面白いくらいにスムーズに成長を実感できた。「ただ、90を切るまではものすごく時間がかかりましたけど」というものの、直近のラウンドでは連続80台でまわる腕前だ。

とにかく体を動かす毎日。なぜ(冒頭に書いたような)たくさんのスポーツに挑戦しようと思ったのか?「ひとつのスポーツをより楽しむために、他のスポーツをやっているっていうんですかね。スノボ上達のためにスケボで練習するみたいなイメージが分かりやすいかな」。あるスポーツで得られた経験や技術、体の動きが、ほかのスポーツにも生きる。「パルクールは道具を使わず身一つで臨むので、体の使い方について考える機会が多いんです。骨盤を立てる、重心位置、母指球で踏むって、ゴルフにもほかのスポーツにも共通してたりね」。

「ほかのどんなスポーツより繊細で結果に直結する」というのが、ゴルフに魅了された理由だ。「思い通りにいかない面白さとストレスが紙一重。もちろんイライラしたりもします(笑)。この打ち方ほんとに合っているのかなぁとか、僕はいつまでこのゴルフってスポーツを続けていくんだろう?って打ちのめされて考えることもあるけど、結局戻ってくる」。

体を動かすことは俳優業(演技)にも生きる。「よく遊ぶ」「たくさんの経験をする」ことが、気持ちの在り方や表現方法の幅を広げてくれたことを、身をもって実感しているという。仕事一辺倒という生き方も否定しないが、スポーツ、遊び、趣味でもなんでもいい、経験の数こそが糧になると信じている。「僕にとってのスポーツは、ただ遊んでいるという感覚。シンプルに楽しいものだと思うんです」。遊びとしてのゴルフにゴールはいらない。ただ楽しいからやめられないのだ。

着用ウェア:トップス、ボトムス、バイザー/CUARTO UNITED、シューズ/ecco

MY FAVORITE ITEM

Goods:OAKLEY Sunglass 、THERMOS Water bottle

「僕はサーモス大好き、サーモス信者(笑)。HEY!HEY!HEY! (MUSIC CHAMP)に出演した時にいただいたもので大事に使っています。オークリーのサングラスはイチローモデル(2019 ICHIRO 51 LAST SIGNATURE)。レンズが交換でき、芝の見え方が変わるのでゴルフ、野球と使い分けています」

Underwear:SEV SHORT TIGHTS

“体感できること”を開発コンセプトとし、特許技術を使用した商品ブランドのSEV。アンダーウェアシリーズのショートタイツを愛用している。「可動域や体感のパフォーマンスを高めることが期待できるので、スポーツをするときは着用していることが多いです」 ※ゴルフ場の許可を得て撮影しています。


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STAFFスタッフ
Photo
Takahito Ochiai
Edit & Text
Junko Itoi
撮影協力

金乃台カントリークラブ(太平洋クラブグループ)

金乃台カントリークラブは、57年の伝統と歴史を受け継ぎつつ、現代のプレーにマッチしたコースレイアウトへとリノベーション。クラブハウスの一部改修、乗用カートの導入など、より快適なゴルフライフを提供している。

茨城県牛久市柏田町3432 TEL:0298-72-0182

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