地球温暖化で海水温が上がり、
今回の台風10号の進路は迷走を続けた。
被害は甚大で交通網にも大きな影響が出た。
ゴルフトーナメントも然り、
3日間連続で競技順延となり
36ホールを辛うじて消化し競技が成立した。
あれだけの雨量だと
コースコンディションを維持するのは大変で、
コース管理の人たちには頭が下がる思いだ。
ゴルフという競技は
どんな天候でも行われるスポーツ。
少々の雨や風はスパイスの一つでもある。
大人になると雨は嫌だなぁと考えるのは普通。
でも全員がそう思っているとは限らない。
ゴルフの本質を楽しむ、
そこに究極のエッセンスが含まれているのだ。
きっと子供の心は踊っているかもしれない。
「ピチピチ、チャプチャプ、らんらんらん」
宮本 卓Taku Miyamoto
1957年、和歌山県生まれ。神奈川大学を経てアサヒゴルフ写真部入社。84年に独立し、フリーのゴルフカメラマンになる。87年より海外に活動の拠点を移し、メジャー大会取材だけでも100試合を数える。世界のゴルフ場の撮影にも力を入れており、2002年からPebble Beach Golf Links、2010年よりRiviera Country Clubほか、国内数々のオフィシャルフォトグラファーを務める。また、写真集に「美しきゴルフコースへの旅」「Dream of Riviera」、作家・伊集院静氏との共著で「夢のゴルフコースへ」シリーズ(小学館文庫)などがある。全米ゴルフ記者協会会員、世界ゴルフ殿堂選考委員。