名門「葛城ゴルフ倶楽部」と歴史ある隠れ宿で過ごす、冬のゴルフ旅

せわしなく過ぎた1年を振り返り、大切な人と過ごす、冬の休暇。ゴルフへ行くなら、少しでも暖かいところがいいし、帰りに温泉に立ち寄れれば、なお最高だ。そこで、今回ロランが選んだのは、静岡県袋井市にある、名匠・井上誠一氏が設計した格調高いチャンピオンコース、「葛城ゴルフ倶楽部」。そして、宿には昔から家族で愛用している静岡県焼津市の「湊のやど汀家(みぎわや)」を選んだ。海外から帰国したばかりのパートナーをエスコートして、いざ、至福のゴルフ旅へ。

【レディース】ジャケット￥36,000、ニット￥19,000、スカート￥21,000／以上マデリン　靴はスタイリスト私物　【メンズ】ジャケット￥68,000、パンツ￥21,000／以上マルティナ・バルレッタ　ブーツ￥23,000／クラークス　ハイネックはスタイリスト私物　※すべて税抜、編集部調べ

東京からクルマで約3時間。一年を通して温暖な気候に恵まれた静岡県袋井市にある、葛城ゴルフ倶楽部。少々長旅だが、最近購入した愛車、ポルシェカイエンで向かえば、行き帰りが最高のドライビングタイムに。お互いの近況を報告し合い、これからスタートする最高のコースでのプレーに、ワクワクが止まらない。

葛城ゴルフ倶楽部は、日本を代表する名匠・井上誠一氏の集大成と言われるほど、戦略性が高く、美しいゴルフコース。4月には「ヤマハレディースオープン葛城」がここを舞台に開催される。美しい樹林に囲まれ、池とバンカーの特色ある配列がチャレンジ精神を掻き立てる「山名コース」と、なだらかで広々とした自然の丘陵地を活かした「宇刈コース」の、趣きの異なる２コースを愉しめる。ロランは山名、彼女は宇刈の広々と、思いきりドライバーを振れる爽快なコース設計がお気に入り。

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プレーを思いきり愉しんだ後は、クルマを走らせ、静岡県焼津市の「湊のやど汀家(みぎわや)」へ。この宿はロランが何度も家族と訪れた思い出の場所で、部屋数が少なく、どこか隠れ家のような、落ち着いた雰囲気が気に入っている。彼女にもきっと喜んでもらえることだろう。

【メンズ】ジャケット￥155,000、ジャケットのライナー￥50,000／以上テンシー　ニット￥89,000／トリア　パンツ￥13,000／クロスクローゼット　その他はスタイリスト私物　【レディース】ワンピース￥29,800／WJKW　ハイネック￥17,000、レギンス￥6,800／以上マデリン　巾着バッグ￥27,000／エルゴポック　※すべて税抜、編集部調べ

百五十余年の歴史がありながら、時代とともに進化しつづけるこの宿は、モダンでとても過ごしやすい。かつては、幕末へ加速しようとする江戸嘉永年間に、黒潮に続く海に開かれた焼津港で旅人たちを迎えてきた老舗というだけあって、じんわりと優しいおもてなしが心をほぐす。ゴルフに真剣だった彼女も、宿に着いたとたんに、完全リラックスモードに。

客室は、大きく分けて2タイプあり、ツインベットと6畳もしくは7.5畳の和室、庭園や焼津港を眺めながらゆっくり浸かれる露天風呂が各部屋についている。

待ちきれず、彼女は温泉に身を浸し、くつろぎタイム。天然のやいづ黒潮温泉が、ゴルフで疲れた身体を温め、癒してくれる。焼津港の海を見渡し、潮の薫りをかぎながらの入浴は格別。プライベートな非日常を堪能できる。

温泉と同じく、食事も旅の醍醐味のひとつ。焼津港にあがる新鮮な旬の魚介を心ゆくまで楽しめる。盛り付けも素敵で、目と舌で堪能することができる。地魚のお造り4種、汀家名物のまぐろのカマ唐揚げをはじめ、志太の旬の野菜も楽しめる。焼津ならではの海の幸、山の幸の地のものが、それぞれの食材にあった調理法で提供される。