バッバ・ワトソンが語るファッション、クルマ、そしてゴルフ

クルマ好き、時計好き、そして、ゴルフが大好きだと豪語するバッバ・ワトソン。仕事でもあり、趣味でもあるというゴルフと真摯に向き合い、人生を楽しむその姿は、まさにブルーダーが理想とするゴルファー像そのもの。

今回はそんなバッバ・ワトソンに、アメリカ・ロサンゼルスのブランドG/FORE(ジーフォア)との契約を機に、ブルーダーがインタビューを実施。ブルーダーの過去の特集にも度々登場しているG/FOREについてはもちろん、お気に入りのクルマや自身が契約するリシャール・ミルの所有本数、毎日でもプレーしたいと思えるゴルフコースなど、余すことなくたっぷりと聞いた。エンディングでは、きちんとブランドの宣伝も忘れない、しっかり者でお茶目なバッバ・ワトソンの素顔が垣間見える、インタビュー全12分13秒!

<以下インタビュー全文>

編集部:まずウエアの話しから。シューズは新たに契約したけど、試合で何を着るか、トータルコーディネートはどうやって決めてる?

バッバ・ワトソン:僕の場合、黒のパンツを履いたら、黒のシューズ、黒のベルトを選ぶんだ。あるいは、ホワイトのバイザーをしたら、ベルトとシューズも白にして、シャツとパンツは黒っていう感じで、ランダムにコーディネートするときもあるかな。基本的には、帽子、ベルト、シューズは色を合わせるようにしているよ。

編集部:G/FOREのシューズと契約をしたね。選んだ理由は?新作の履き心地はどう?

バッバ・ワトソン:選んだ理由は、スタイリッシュで、面白くて、クールだから。プレーはどうであれ、とにかく見た目はカッコ良くありたいよね。機能性やフィット感も、今まで履いたシューズの中でベストだよ。ゴルフコースはもちろん、ディナーにも履いていけるのも良いよね。G/FOREはグローブも作っているけど、本当に良い革を使っていて、フィット感抜群だし、グリップの感触も良い。同じくシューズもソールのグリップ力が最高で、滑らないし、すべてがパーフェクトだよ。

▲自身のインスタグラムでも度々登場する、アメリカ・ロサンゼルスのブランド、G/FOREとシューズやグローブたち

編集部:ブランドとの契約って、コースでの立ち振る舞いに少なからず何か影響を及ぼすんじゃないかと思うけど、今回のG/FOREとの契約においてはどう?

バッバ・ワトソン:すごく光栄に思ってるよ。ファッションという言葉を聞いてバッバのような男を想像する人はいないだろうけど、ゴルフ場でシューズやグローブの明るい色を見ると、エネルギーが湧いてくる感じがするんだ。企業によって、どんなゴルフシューズをつくるかって全然違うと思うけど、G/FOREの場合、そこに込められた思いやエネルギーは、僕と完全にマッチしてる。G/FOREのシューズはラウンド中もラウンド後も快適だし、何より見た目に自信が出ると、プレーにも好影響だよね。

編集部:みんなバッバのスイングをユニークというけど、G/FOREのプロダクトは、スイングやプレーには何か影響を及ぼしてる?着用感は?

バッバ・ワトソン:シューズは、とにかく滑らない。 他の選手が滑るところを前に見たことがあるけど、G/FOREの場合はソールの形状、ホールド感が完璧なんだ。 ハイトップ、ロートップ問わず、足首周りも問題を感じたことがない。 今じゃスリッポンタイプもあるんだよね。 とにかくフィット感が最高で、 形もデザインも美しいし、機能性も兼ね備えているから、僕にとってはパーフェクトなんだ。おかげでみんながいう「ユニークなスイング」を続けられてるよ。グローブについては、こんなに質が高い革は見たことがない。ファッションの観点から見ても色が綺麗だよね。ホールド感がとても良いから、クラブが滑ったこともないよ。お陰でイライラしてるときでも、クラブを飛ばさずに済んでるよ。

編集部:G/FOREのシューズと契約をしたね。選んだ理由は?新作の履き心地はどう?

バッバ・ワトソン:選んだ理由は、スタイリッシュで、面白くて、クールだから。プレーはどうであれ、とにかく見た目はカッコ良くありたいよね。機能性やフィット感も、今まで履いたシューズの中でベストだよ。ゴルフコースはもちろん、ディナーにも履いていけるのも良いよね。G/FOREはグローブも作っているけど、本当に良い革を使っていて、フィット感抜群だし、グリップの感触も良い。同じくシューズもソールのグリップ力が最高で、滑らないし、すべてがパーフェクトだよ。

編集部:つづいて、お気に入りのトーナメントコースを選ぶとしたら?選んだ理由も教えて。

バッバ・ワトソン:ロサンゼルスにあるリビエラだね。昔から変わらないコースで、メジャートーナメントもやっている由緒あるクリエイティブなコースだよ。歴代最高の勝者たちもここでプレーしてる。トーナメントの歴史を見ても分かるけど、あのコースにはクリエイティブな発想が必要で、自分のショットにコミットしないと、思うように攻略できない。そこが好きなんだ。難易度を変えようと過剰に改修をしたり、コースを無理矢理長くしたりしないで、ありのままを維持しているところもすごく気に入ってる。

編集部:毎日プレーしてもいいと思えるくらい、お気に入りのプライベートコースはある?

バッバ・ワトソン:僕は自宅がウェストバージニアにあるんだけど、近くに4つゴルフ場があって、そこが好きだから引っ越したんだ。特にThe Old White TPCコースは伝統もあって、レイアウトも最高なんだ。

編集部:いつかゴルフコースを設計してみたいと思う?

バッバ・ワトソン:いつか設計してみたいとは、昔から思ってる。もし設計できるなら、もう、そこに住みたいね。よくありがちな、コースをたくさん設計しておきながら自分は足を一歩も踏み入れないような輩にはなりたくないから、設計するなら1コースだけかな。提示金額次第で、もっとつくろうという気になるかもしれないけどね。それは冗談だけど、ゴルフ場の設計は、僕の夢の1つだね。

編集部:バッバ・ワトソンの独創的なショットが活きると思うコースは?

バッバ・ワトソン:自分にぴったりなコース…難しいね。オーガスタかな。ストレートなコースもあるけど、ほとんどがドッグレッグのようになっていて、グリーンも難しいから、クリエイティブな発想が求められるんだ。真っすぐなショットが必要がなときは打てるけど、ストレートよりもカーブショットを打つ方が簡単だから好きなんだ。パーフェクトな人間なんていないから、毎回必ず真っすぐなショットを打てる人なんていないんだよ。カーブショットでフラッグを狙う方がクリエイティブだし、精神的にも楽なんだ。

編集部:ブルーダーは、ゴルフだけではなく、クルマや時計の情報も提供しているんだけど

バッバ・ワトソン:まるで僕のためのメディアだね。

編集部:まず時計について話しを聞かせて。リシャール・ミルと契約しているけど、普段はどのモデルを愛用してる?リシャール・ミルは、何本持ってるの?

バッバ・ワトソン:今日もつけてるこれは、チャンピオン・エディションで、世界に4本しかないモデルなんだ。ちなみに僕は4番を持ってる。他の3本はすでに完売しているみたい。ケースの内側の部分が緑色になっているんだ。これ以外に数本持っていて、汚れたらオーバーホールに出して、その間ほかのものをつけるといった感じかな。そんなにたくさんは持ってないよ。何本持ってますか?って聞かれること自体がラッキーなくらいだよね。

▲腕時計は、契約ブランドのリシャール・ミルを愛用。こちらのチャンピオン・エディションは、世界に4本しかないのだとか

編集部:バッバはクルマ好きでも有名ですが、今一番気になっているクルマは?

バッバ・ワトソン:クルマはシボレーと契約しているから、もちろん!常にシボレーに乗ってるよ。

編集部:年中ずーっと?

バッバ・ワトソン:もちろんだよ。 1台は電気自動車で、6歳の息子のお気に入りなんだ。1回の充電で30~50kmくらい運転できて、静かだし、息子曰く走り出しが速いのも良いみたいで、今日は何に乗ってでかける?って聞くと、電気自動車が良い!って答えるんだ。

▲6歳の長男カレブと、元バスケットボール選手の愛する妻アンジーと共に、仲睦まじい写真をインスタグラムに投稿

編集部:ブルーダーとは、兄弟やバディという意味をもつんだけど、バッバ・ワトソンにとって、人生のブルーダー的存在はどんな人?

バッバ・ワトソン:たとえばツアー中であれば、そのときの僕に何が一番必要かを理解し提案してくれる、心から信頼できるメンバースタッフが10人くらいいるね。プライベートでは、12歳から一緒に育った、右腕的存在の友人がいるんだ。仕事のこともゴルフのこともすべて知っている仲だよ。彼の名前はRandall Wellsっていうんだ。そうだな、自分が身を置いている場所やその時々によって、ブルーダーといえる存在は変わるし、複数存在するよ。キャディだってそう。12年間辞めずにいてくれるってことは、彼だって僕にとってのブルーダーだね。

編集部:自分のプライベートをSNSで発信することが多いけど、SNSのようなプラットフォームを通してみんなと接することの良い部分と悪い部分はどういうところにある?

バッバ・ワトソン:2009年か2010年にSNSをはじめたけど、もしSNSがなければ、ゴルフもそれをプレーする選手も、退屈だったんじゃないかな。自分が何者で、何が好きなのかっていうバックグラウンドを伝える術がないからね。僕の場合でいえば、性格は寛容で、子供っぽい部分もあって、もうこの年齢だから、人生だってそれなりに楽しんでる。ゴルフは自分が大好きでやっていること。趣味であると同時に、お金を貰っているから、やらない理由はない。ソーシャルメディアは自分がどういう人間なのか、自分がどういうことを好きなのかを世の中に伝える機会を提供してくれているし、自分に対するネガティブな報道が出たときに、それを弁明する機会を与えてくれているから、そういう面でも助かっている。

編集部:ソーシャルメディアでフォローしている、好きな人、またはブランドは?

バッバ・ワトソン:自分かな、なんて、それは冗談だけど、PGAツアーのブランド価値を高めたいと思ってるから、自分がプレーしている相手を積極的にフォローしてる。特に期待の若手とか。「これはヤバいな」と思うような投稿を見かけたらメールないし電話で、「こういう投稿はやめた方がいいと思う」と、注意もできるしね。あとはNBAが好きだから、NBAの選手かな。全般的に自分と関わりのある人や、自分が興味のある人のブランディングをサポートしたいから、そういう人たちは積極的にフォローするようにしているよ。逆に報道やニュースはあまり気にしないから、フォローしていないかな。

編集部:昨年は「バッバはダメだ」と書くライターも多かったけど、今年3勝してみた気分はどう?そいつらを見返してやった感はある?

バッバ・ワトソン:いや、僕のことを「まだまだだ」と思っている人も未だに多いよ。でも、そういうネガティブな報道が出て当然だったとは思う。体重が10kg以上減っていたし、風邪気味だったし、エネルギーもないし、ゴルフよりも自分の健康状態に意識が向いていただけに、集中も出来ていなかった。もし自分がライターだったとしても、同じように書いていたと思うよ。ただ、問題だったのは健康状態でゴルフスキルが低下していたわけではないから。健康状態が安定して、集中力を取り戻して、自分のことを大切に思ってくれる妻やマネージャー、キャディ、他のゴルファーがいる環境に戻ることで、自分の最高のプレーが出来るということは分かっていたよ。それで勝てるかどうかは、また別の話しだけどね。だから、3勝できたのは、単純にラッキーだったんだと思ってる。

編集部:最後に、日本のファンに一言

バッバ・ワトソン:日本にいる僕のファンか!みなさん、僕のようになりたければ、リシャール・ミルとG/FOREを買うことをおすすめするよ。

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