誰しも「常にスタイリッシュでありたい」と思うもの。体型や健康管理に欠かせない、良質なたんぱく質を美味しく摂ることができるレシピを紹介します。冷蔵庫に常時ストックしてありそうな食品に、少しのアレンジを加えるだけでOK。健康的な食習慣を継続するには、短時間で作れることはもちろん、お財布に優しいのも絶対条件。ダイエットや筋トレを開始しようと目論んでいる方、始めるなら今ですよ!
辛子明太とささみの冷製トマトパスタ
梅雨のじめじめした蒸し暑さで食欲が落ちがちな季節の真っ只中。今月は、そんな時期にぴったりな「辛子明太子とささみの冷製トマトパスタ」をご紹介します。
高タンパク・低脂質のささみは筋肉の疲労回復に効果的で、マッスル飯には欠かせない食材です。抗酸化作用があり、やむくみ解消に有効なミニトマトと、旨味と栄養価が豊富な辛子明太子を組み合わせることで、さっぱりしつつ満足感のある一皿に。さらにパスタは低GIで太りにくく、食欲不振に陥りやすい夏場にもおすすめです。
材料(1人分)
・ささみ 2本(100g)
・パスタ(細めがおすすめ) 100g
・ミニトマト 100g
・大葉 2枚
・片栗粉 小さじ1
・塩 適量
A
・辛子明太子(ほぐしタイプ) 30g
・オリーブオイル 大さじ1/2
・おろしにんにく 小さじ1/3
・レモン果汁 小さじ1/2
B
・2倍濃縮麺つゆ 大さじ2
・オリーブオイル 大さじ1/2
・黒こしょう 2~3ふり
作り方(所要時間:20分)
1. 材料Aを混ぜ合わせ辛子明太子ソースを作る。

2. 大葉を細く刻んでおく。
3. ささみは筋の両脇に包丁で切れ目を入れてから、筋をゆっくり引き抜いて取り除く。
4. 3.のささみを斜めに1㎝ほどの厚さに切り、塩ひとつまみをふってから片栗粉を薄くまぶしておく。
5. フライパンに水1リットルと塩小さじ2を入れて沸騰させる。ミニトマトはヘタを取ったら、反対側に浅く十字の切り込みを入れ、沸騰したお湯に5秒ほど浸す。
6. 5.のミニトマトを氷水に取って冷やし、皮をむく。
※沸騰したお湯は流さずそのままにしておいてください。
7. 6.で皮をむいたミニトマトを大きめのポリ袋に入れ、材料Bを加えて袋の上からやさしく揉み込む。
8. 6.のフライパンにパスタを入れ、茹で上がる4分前に4.のささみを加えて加熱する。
9.茹で終えたらざるにあげ、流水でさっと冷やす。
10.水気を切ったパスタとささみを、7.のトマトソースの入ったポリ袋に入れ、袋の上からやさしく揉んでソースをなじませる。
※本レシピでは茹で時間5分の細め(1.4mm)のパスタを使用しています。冷製パスタにする場合は、食感がやや固く感じることがあるため、茹で時間を少し長めにしてください。
11. 10.のパスタを皿に盛り付けたら、仕上げに辛子明太子ソースをかけ、大葉を散らして出来上がり。
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筋肉料理人・藤吉和男
1963年6月10日生まれ、今年62歳のゆる筋トレ歴37年、料理ブログ歴19年の調理師。居酒屋のアルバイトから料理に目覚める。身近な食材・調味料でコスパ良く絶品レシピ!をモットーに、初心者でも簡単に作れる料理レシピを紹介。定番の鶏肉だけでなく、魚・牛肉・豚肉・豆や豆腐を使った筋トレメシにも定評がある。
X(旧Twitter)/@kinniku
- Edit : Marina Nakada