ビールがおいしい季節になりました。大型連休も控え、この時期ばかりはちょっと贅沢に、おいしいクラフトビールでリフレッシュ!なんていうのも、最高の休日の過ごし方かもしれません。味わいも保証済み、思わず手に取りたくなる“パケ買い”必至のビールをBRUDER編集部が選んでみました。
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クラフトビールとは
小規模の醸造所で、地域の特産品や香り豊かなフレーバーを使用し、伝統的な製法にのっとって造られるビールのことをいいます。1994年の酒税法改正により、ビール造りの規制が緩和されたことで、日本各地で造られるようになりました。
かつては「地ビール」という呼び名が一般的でしたが、現在では「クラフトビール」として親しまれています。また、ピルスナーやスタウトなどスタイルも豊富で、飲み比べするのも楽しみ方のひとつです。
ハワイの風を感じる
IPA(アイピーエー)は、ビールの原料であるホップを大量に使用し、香りと苦味が強いのが特徴です。「ハナレイアイランド IPA」はほどよい苦味で飲みやすく、パッションフルーツやオレンジ、グアバといった果物を加えることで、女性からの人気も高いとか。南国フルーツの甘み・酸味とIPA特有の苦みとのマッチングは、フレッシュなグリーンサラダやシーフードパスタと相性抜群。カウアイ島のハナレイ湾がデザインされたパッケージにもテンションが上がります。
ハナレイアイランド IPA ¥498(税込)
スパイシーな香りとともに
「常陸野ネストビール」は、1823年から日本酒を作り続けている木内酒造から生まれた逸品。青のラベルに赤いフクロウが描かれたホワイトエールは、麦芽と小麦を主原料としています。コリアンダーやナツメグといったスパイスをはじめ、オレンジピールや果汁を使用しているため、さわやかな香りと、苦みを抑えた柔らかな味わいが特徴です。香りがもっとも引き立つ6~9℃程度に冷やすのがベターだそう。
常陸野ネストビール ホワイトエール330ml ¥435(税込)
人口70人の島から生まれた逸品
岡山県の最南端に位置する六島(むしま)。猫好きの間では話題の島なんだとか…。そんな小さな島の六島浜醸造所で造られる「六島ドラム缶会議」は、燻製の香りが漂う“メルツェンラオホ”というスタイルのビールで、島特産の天然ひじきが副原料として使われています。いぶした麦芽の香ばしさと、ひじきの旨味が絶妙にマッチ。チーズやベーコンにぴったりの一本です。
六島ドラム缶会議 オープン価格
“変化”を楽しむ和栗のビール
能面のモチーフが印象的な「栗黒」は、宮崎県産の和栗を副原料に使用した濃厚な黒ビールで、黒くなるまでローストした大麦の香ばしさと栗の風味がクセになります。世界で最も権威のあるコンテスト「ワールドビアカップ」で金賞を受賞したことも。アルコール度数は9度と高めで、長期間の瓶内熟成も可能です。熟成が進むと、香りや旨味がビールに馴染み、まろやかな味わいを楽しむことができます。飲み頃は10~18℃で、バニラアイスにかけて、大人のデザートとしていただくのもあり。
栗黒 KURI KURO Dark Chestnut Ale 330ml ¥990(税込)
お問い合わせ先
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KONA BEER JAPAN https://konabeer.jp/
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宮崎ひでじビール https://hideji-beer.jp/
Edit/Text : Suzuka Takeda