あなたの知らない“もてなし”の「鹿児島」

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格好良い男は、常に“お相手”ありき。自分本位が許されるのは若い時までで、仕事も、デートも、ファッションも、すべては相手を心地よいと感じさせることができるからこそ、デキる男であるし格好良いわけです。それは旅だって同じこと。相手が楽しいからこそ自分も楽しい--そんなマインドをもっていれば、立ち居振る舞いにも自然と大人の余裕が滲みます。「彼といるとなぜか楽しい」「またあなたと行きたい」とパートナーに思ってもらえれば、あなたの旅もさらに素敵に彩られるというものでしょう。彼女や友人、クライアントを楽しませるもてなしの旅。そう考えると、旅先は自ずと決まってきます。

そう、「鹿児島」へ行けば良いのです。



1. もてなしの鹿児島 ――For Partner

「流れる時間」でおもてなし

時間は有限。だからこそ人は効率よく時間を使うことに躍起になりがちです。待望の非日常を楽しむ旅ならばなおのこと、いろいろと予定を詰め込みたくなるでしょう。しかしもてなしの旅では、あえて時間という概念を積極的に捨てていきたい。日常に忙殺され、神経をすり減らしている人ほど、時間と切り離された“場所”に心の充足があるはずだから。そんな場所が、鹿児島にはあるのです。

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この道、にわとり優先につき

忘れの里 雅叙苑

鹿児島のとある湯治場の敷地内に掲げられた看板。そこには「この道にわとり優先」の文字。文字通りここではにわとりが放し飼いにされていて、自然がありのままの形で存在しています。余計な手を加えないことで生まれる忘却のひととき。非日常への入り口、それが「忘れの里 雅叙苑」です。

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ニッポンの原風景でスイッチをオフに

心の充足は、まず脳内スイッチをオフにする(させる)ことから始まります。日常的に忙しい人ほどスイッチは入りっぱなしで、もしかするとオフにする方法すら忘れてしまっているかもしれません。自分の脳内スイッチならまだしも、お相手のスイッチを切るとなると…と思いますよね。でもあなたはただ、パートナーを「忘れの里 雅叙苑」へ連れていけば良い。“ストレス社会で苦しむ人々の病院でありたい”というコンセプトのもと、日本の原風景を大切にした宿は、葉を揺らし木々を渡る風の音も聞こえ、時間の流れがとても緩やかです。意識しない五感の変化がパートナーのスイッチを自然とオフにしていきます。

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食材の本来の味に感謝

スイッチがオフになれば、多忙な日常では忘れていた“食材本来の味”にも気づきやすくなるでしょう。自家菜園で採れたばかりの新鮮な野菜と、ありのままの自然の中で育った地鶏。「忘れの里 雅叙苑」で味わえるのは、素材本来の味を最大限に引き出した薩摩の郷土料理です。渓流の清らかな音に身を浸し、自らもどこか懐かしい風景の一部となって味わえば、“食”はお腹を満たす行為ではなく、心を豊かにする行為だと気づけるはずです。

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住むように浸かる、湯治の湯

お部屋では、ベッドと併設された半屋外露天風呂で、湯治場ならではの自慢の湯に癒されます。広々としたウッドのインナーテラス付きのお部屋は、なんと日本で初めて誕生したとされる元祖・露店風呂付きの客室なのだそう。そのほかにも約20tもの巨大な一枚岩をくりぬいた「建湯」、貸切風呂の「うたせ湯・ラムネ湯」があります。

妙見温泉 忘れの里 雅叙苑

[住所]:鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4230

[お問い合わせ]:TEL 0995-77-2114

[料金]:露店風呂付き 客室 1泊2食付き、1名 38,650円〜(サービス料込・消費税込・入湯税込)

[ウェブサイト] https://gajoen.jp/rooms/

2. もてなしの鹿児島 ――For Client

「巨大グリーン」でおもてなし

デキる男がもてなさなければならないのは、奥様や彼女だけではありませんよね。そう、仕事の場面でももてなしの心はとても大切です。ビジネスシーンでの代表的なもてなしシチュエーションといえば、ゴルフ。お相手(クライアント)から予約を任された時、あなたならどういう視点でゴルフ場を選んでいますか?

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平均800㎡以上のグリーンがナイス(オン)

いぶすきゴルフクラブ

鹿児島でクライアントをもてなす際にぜひとも選択肢に入れるべきなのが、ワングリーンの広さが平均800㎡以上(ベントグリーン)もある「いぶすきゴルフクラブ」です。広大なグリーンなのでナイスオンの確率が上がり、クライアントのご機嫌も取りこぼすことなく受け止めてくれるという次第♪ 加えて、タイガー・ウッズもプレーした(1998年)という井上誠一氏設計の戦略性の高いコースと、薩摩半島の最南端に位置する開聞岳の美しい景観。大事な接待ゴルフで「外さない」最高のもてなしゴルフです。

いぶすきゴルフクラブ

[住所]:鹿児島県指宿市開聞川尻6660

[コース]:7,230ヤード、18ホール、Par72

[料金]:ビジター平日 12,275円、ビジター土日祝 18,930円(税込)

[ウェブサイト] https://reserve.golfdigest.co.jp/golf-course/detail/970202

3. もてなしの鹿児島 ――For Yourself

「パワースポット」でおもてなし

お相手を楽しませるためには、まずは自分自身に心の余裕がなくてはなりません。時には自らの心の充電を図ることを忘れてはいけません。その点でもやっぱり鹿児島は最適です。なぜならここには都心では巡り会えない、自然が作り出す壮大な景観でパワーを充填できるスポットがあるから。よく働き、よく食べ、よく遊ぶ男は、自身のアゲ方もちゃ〜んと心得ているのです。

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エメラルドグリーンの滝壺

雄川(おがわ)の滝

心のパワースポット、その1つ目は、大隅半島を流れる雄川の上流に位置する「雄川の滝」。落差46m、幅60mの滝は規模こそ雄大とはいえないものの、それがかえって滝壺の美しい色を引き立てます。エメラルドグリーンに輝くその色は、「非常に高い水の透明度」「浅い滝壺」「白い砂」という3つの条件が重なることではじめて生まれるもの。大河ドラマ『西郷どん』のオープニングで一躍注目されるようになった秘境です。「上流展望所」と「雄川の滝展望所」から見ることができますが、エメラルドグリーンの滝壺を楽しむのなら、マイナスイオンたっぷりの遊歩道も楽しめる「雄川の滝展望所」がオススメです。

雄川の滝

[住所]:鹿児島県肝属郡錦江町田代川原5876-2

[お問い合わせ]:TEL.0994-24-3115

[ウェブサイト] https://www.kagoshima-kankou.com/

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天孫降臨の社(やしろ)は南九州随一のパワースポット

霧島神宮

日本創成の様子を描く『古事記』の“天孫降臨”の場面で登場するニニギノミコトが祀られた神社。ニニギノミコトは日本創成の神の一人として知られており、“三種の神器”という言葉は、ニニギノミコトが地上に降り立った際に、天照大神(あまてらすおおかみ)から授けられた3種類の宝器から由来しています。また、坂本龍馬が日本初の新婚旅行で訪れた場所としても有名で、商売繁盛や厄払いのほか、恋愛成就にもご利益があるとされます。豪華絢爛な朱塗りの社殿は“西の日光”と称されるほどに美しく、夏には背景の緑とのコントラストが鮮やか。四季によって表情を変える自然との調和も人気の理由でしょう。国歌「君が代」にも出てくる「さざれ石」や、手を合わせて拝んでいるように見える枝をもつ樹齢800年の「御神木」など、見ドコロが豊富にあるので、鹿児島を訪れた際にはぜひ訪ねるべきスポットです。

霧島神宮

[住所]:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5

[お問い合わせ]:TEL.0995-57-0001

[開門時間]:8:00〜17:00

[ウェブサイト] https://kirishimajingu.or.jp

4. もてなしの鹿児島 ――For Friend

「エンタメグルメ」でおもてなし

「食」が、旅の良し悪しを左右する最重要要素となることは少なくありません。せっかく訪れたのなら現地でしか味わえないものを食べたい、と誰もが思いますよね。農畜産物で「かごしまブランド」を展開する鹿児島ならよりどりみどりですが、旅ならば、自慢のグルメを特別な味わい方で食す店を選びたい。おいしいだけで終わらない「食」体験。食べ方にもこだわれば、食事が立派なもてなしのエンターテインメントになることを、鹿児島グルメは教えてくれます。

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黒毛和牛を「炊き肉」で

牛ちゃん 本店

鹿児島といえば黒牛。それを焼肉でもなく、すき焼きでもない、“炊き肉”なる方法で味わえるのが「牛ちゃん」です。中央がくぼんだ特殊な形状の鉄板に出汁を入れ、その出汁で和牛や新鮮野菜を文字通り“炊く”鹿児島グルメは、地元の方たちに愛されるまさしくご当地メシ。鹿児島県産黒牛A5ランクの厳選された部位を手作業で選別した最高級肉を、野菜の旨味が凝縮された秘伝のタレで頬張れば、もう最高にうんまか!(鹿児島弁の美味しい)。もんじゃ焼きのようにつつきながら楽しめるのも新鮮です。

炊き肉の店 牛ちゃん

[住所]:鹿児島県鹿児島市東千石町6-11 大和屋ビル1F

[お問い合わせ]:TEL.099-223-6305

[営業]:17:00〜23:00 年中無休

[料金]:鹿児島牛の炊き肉(カルビセット)2750円〜(税込)

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鹿児島伝統のお燗酒器「黒千代香」で

本格焼酎Bar 礎(いしずえ)

炊き肉でお腹を満たしたら、牛ちゃんから歩いて6分のところにある「本格焼酎 Bar 礎」へ。2軒目までフォローアップしてこそ完璧な“おもてなし”ですからね。110を超える蔵元、2,000を超える本格焼酎の銘柄がある“焼酎王国鹿児島”。こちらでは、鹿児島でもなかなか手に入らない希少なお酒を含めた1,500銘柄以上の焼酎を楽しめてしまうんです。焼酎をロックでもソーダ割りでもなく、鹿児島伝統のお燗酒器「黒千代香(くろぢょか)」でお湯割りを味わってもらうのがツウのもてなし。当時の飲み方に近い方法で提供している。当時は焼酎のアルコール度数が高かったため、前もって焼酎を割り水しておき、それを陶器の黒千代香に注ぎ飲用していた。今と昔では販売されているアルコール度数が違うため、当時のアルコール度数にあわせて黒千代香や白千代香で提供している。店主の池畑さんにお願いすれば、あなたに最適な飲み方や焼酎を提案してくれるので、美酒に酔いしれる鹿児島の夜を味わうなら、本格焼酎 Bar 礎は間違いのない選択です。

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本格焼酎Bar 礎

[住所]:鹿児島県鹿児島市千日町6-1 フラワービル4F

[お問い合わせ]:TEL.099-227-0125

[営業]:20:00〜翌3:00 不定休

[料金]:テーブルチャージ料 1100円、焼酎(1杯)770円〜(税込)

[ウェブサイト] https://bar-ishizue.com

INFORMATION

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