
老舗ブランドの確かな品質に“イマ”の空気をまとわせながら、ミズノが未来へつなぐ新しい挑戦をスタートします。懐かしさ漂うワードマークは今見ると新鮮! 以前、BRUDERオンラインストアでも好評だったシリーズが、2026年春夏から新たなラインアップで登場です。
機能美を磨き続けた国産ブランドの原点
「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」、ミズノが掲げてきた哲学は明快です。長い歴史のなかで機能性と品質を徹底して追求。特に野球やゴルフといった競技分野では、プロアスリートの厚い信頼を獲得し、一般ユーザーにも「本格的にスポーツをするならミズノ」という確かなブランドイメージを築いてきました。
企業ロゴは幾度の変遷を経て、1980年に「mizuno」のワードマークが登場。当時アパレルはサブブランドとしての展開だったため、ワードロゴが使われた製品は一部の海外商品に限られていました。その端正なロゴデザインは、長年にわたり“堅実で高品質な国産メーカー”の象徴として知られています。
老舗の遺伝子を現代の感性へ
老舗ブランドとして確固たる信頼を持つ一方で、ミズノは「若者へのリーチ」を課題として抱えてきました。スニーカー市場を中心に、ワードマークを使った商品が予想以上の人気を集めるなかで、過去のロゴを新たな文脈で再解釈する機運が高まっていきました。
その流れを後押ししたのが、2024年春夏にスタートしたゴルフアパレルブランド「ニュービンテージゴルフ」の特別企画。ディレクターを務める西脇哲さんの強い想いとリクエストにより、ゴルフウェアにワードマークを使用するという、ブランドとして初めての試みが実現しました。50~60代には“懐かしいミズノ”として響き、若い世代にはむしろ新鮮でスタイリッシュに映ったのです。
“昔”と“今”を行き来する「モノグラムMコレクション」誕生

ワードマークの復活は単なる“ノスタルジー”ではないと言います。ミズノは2026年春夏、ワードマークを核に据えた新ライン「モノグラムMコレクション」をローンチ。西脇さんとともに、ミズノの歴史性と現代の空気感を行き来するような“新しいヴィンテージ”を描く構想です。
プロダクトの量産ではなく、資産価値としてのロゴを丁寧に育てていく。ランバードマークが“アスリート向けプロダクト”を象徴するなら、ワードマークは“情緒的価値”を担うラインとして位置づけられ、ブランドの二層構造を構築する役割を果たしています。
一過性では終わらせない 資産として残るコレクションへ

ワードマークの第一弾発売後、ミズノは確かな変化を実感していました。これまでアプローチが難しかった新規顧客が増え、販路を広げたことにより、ファッション・カルチャーへの意識が高いユーザーに一気に広がったという手応え。既存の顧客層は60代が中心でしたが、スニーカーやアパレルの売上上昇とともに、若い層を確実に獲得しています。
その追い風もあり、ミズノゴルフとしては初めての全世界同時発売を決定。一時的なブームで終わらせるつもりはない。長く大切にしてきたロゴを、流行に左右されない“いつもそこにある”コレクションとして確実に育てていきたい。そんな思いが込められています。
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Text : BRUDER編集部








