
キャディバッグにのぞく目新しいギア、『雑誌で見た!』というレアなウェア。同伴プレーヤーの持ち物ってなんか気になりませんか?? トレンドも重要だけど、変わらない定番アイテムや名品を上手に取り入れるのも然り。BRUDER編集部がピックアップした“なんか気になる”ブランドやアイテムを紹介します。『それ、どこの?』って言わせたもん勝ちですよ、お洒落は。
Jan Craig(ジャン・クレイグ)
ヘッドカバー
ゴルフ好きの読者の皆さんにとっては、もはや「知ってて当たり前」のブランドかもしれません。今さら?という声も聞こえてきそうですが、あえてご紹介したいのが「Jan Craig(ジャン・クレイグ)」のヘッドカバー。そう、どこか懐かしさもある毛糸のポンポンがついた定番です。
1962年、米シカゴで創業した「Jan Craig Headcovers」は、高品質な手編みのヘッドカバーを製造・販売しています。創設者であるジャン(ジャネット)・クレイグは、大学時代にのちの夫・バートと出会い、彼の影響でゴルフを始めました。ジャンは全米女子オープンやアマチュア大会への出場経験を持つ実力派ゴルファー。彼女が最初に手編みで作ったポンポン付きヘッドカバーは、たちまち仲間のあいだで評判となり、無償でオーダーを受けることになったといい言います。
一つひとつ丁寧に編み上げるため、当時は1日に数個しか作ることができませんでした。そんな中、バートの助言もあり、ジャンはビジネスとして展開することを決意。毎年の結婚記念日に訪れていたノースカロライナ州のゴルフリゾート、パインハーストへの旅行費用をまかなうことを目標に、製作を始めたのです。柔らかく伸縮性があるウールは衝撃にも強く実用的で、また手編みならではの温もりとともに高く評価されていきました。

創業からまもなくして、その頃圧倒的な強さを誇ったプロゴルファーのジャック・二クラスからオーダーが入り、一気にブランドの名が広まりました。トム・ワトソン、グレッグ・ノーマン、タイガー・ウッズら名だたるプレーヤーたちも愛用。米国と欧州の男子ゴルフ対抗戦「ライダーカップ」では、チームカラーに合わせた特別デザインが選手たちのバッグを彩っています。
日本では販売代理店でも購入できますが、公式サイト(https://www.jancraigheadcovers.com/)なら自分だけのカラーオーダーも可能です。製作期間は約3週間(+海外発送)と少々時間はかかりますが、彼女の遺志を継いだ、熟練した職人による、100%ウール製の手編みヘッドカバーが届くなら納得。焦らされた分だけ、手にした時の喜びもひとしおです。
ブランドの歴史に改めて触れてみると、キャディバッグからのぞくポンポンが愛おしく思えてくる!末永く使いたいゴルフの良きパートナーです。
お問い合わせ先
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GILLES & LOEWS TEL:03-6809-3471
Text : Junko Itoi








