今年2月のデビュー以来、トレンドに敏感なゴルファーに支持されているブランドadicross。「オンコースとオフコースでもONでいられる」というコンセプトのもと、ターフにもタウンにもマッチするハイブリッドなデザインと、いかなる環境下でも快適な機能性を発揮するウエアやシューズを続々ラインナップ。新たなゴルフスタイルを樹立してきた。
しかし、adicrossが変えるのはゴルファーのアウトフィットだけではない。ゴルフの在り方、ゴルフの遊び方をも変えるのだ。そんなadicrossの世界観を体感しようと10月某日、千葉県のキャメルゴルフリゾートにゴルファーが集結。キャメルゴルフリゾートには、ウッドデッキ付きのグランピングやバーベキューガーデン、夏場はナイタープレーなど、さまざまな楽しみ方でできる設備が充実している。ここを舞台に、前代未聞!?の1日が始まる。
参加者全員、着用するのは全身adicross。ゴルファー=ポロシャツ+ロングパンツというスタンダードからすると、かなりストリート寄りのコーディネートだ。しかし、これがすこぶる高評価。「とにかく動きやすい」「最近人気なストリートカジュアルのようなウェアでコースに出るのは、新鮮で面白い」「ファッションとして普通にカッコイイ」「ゴルフが近く感じられる」という声が続々と上がったが、これぞadicrossが叶えるゴルフの形。自分らしいスタイルで、自分らしい時間軸で、オンからオフ、オフからオンを自由自在。皆、いい意味で力が抜けて、自ずとリラックスした表情になる。
ポロシャツをTシャツに、ゴルフ用パンツをジョガーパンツに、ジャケットをフーディーに置き換えたら、アスリートならぬアスレジャーゴルファーに変身だ。ただしadicrossが一般のアパレルと違うのは、日常的にもシームレスに着用できる見た目のクールさだけでなく、ゴルフウェアに必要な機能を追求している点。アスリートゴルファー向けのラインadidas Performanceの技術や高機能素材を惜しみなく投入し、たとえば中に着用している、カモプリントTシャツには優れた吸汗速乾性、アウターのフルジップフーディーorハーフジップフリースジャケット、パンツのレンジパンツには、紫外線による体力の消耗を防ぐUVケア機能、高いストレッチ性が搭載されている。都会的でシンプルなデザインや絶妙なサイズ感を干渉することなく、ゴルファーのパフォーマンスを上げるための仕掛けが満載なあたり、さすが分かっているなあと納得するはずだ。オンコースにもオフコースにもマッチするスマートなスポーツスタイルなら、ゴルフがもっと気軽なものに。普段着感覚で手に入る値段も魅力のひとつ。
デザインは一見、お洒落なストリート系だが、ストレッチ性や紫外線による体力消耗を抑えるUVケアなどのゴルフ専用機能がさりげなく各アパレルに搭載されている。スイング時に限らず、日常的に着る際にも快適さをも増すような完成度の高いものになっている。
誰もが「軽い!」と声を上げたadicrossのシューズ。どれもスタイリッシュなルックスで、ターフもタウンも選ばないデザインが魅力的だ。「クロスニット 2.0」は、通気性の高いニット繊維のアッパーにストレッチ性の高いリブを用いたモデル。脱ぎ履きが楽なうえ、ほどよい締めつけが心地よいフィット感をもたらす。アッパーの外周には防水加工が施されているため、芝の朝露や泥をはじくのもポイント。「バウンス ミッド」は、履き込むほどに足に馴染む防水レザーを採用。トレンドのミッドカットタイプで、足全体をやさしくサポートする。いずれもアウトソールは、一見全て平らに見える凹凸はそれぞれ微妙に凹凸の高さが異なっていることで芝の上ではゴルフスイングに適したグリップ力を生み、ストリートでは長時間着用しても快適さと摩耗に対するタフさを発揮。ゴルフシューズとしての仕事を完璧にこなしつつ、コンクリートジャングルでもベストな履き心地とスタイルを提供する、まさに一足二役のハイブリッドシューズだ。
アディダスのランニングシューズなどをベースに作られた「クロスニット2.0」。一般的なゴルフシューズにはない、靴下は履くように足に吸い付くフィットでスイング時のサポートと通気性を実現。朝露で濡れた芝や泥を避けるゴルフ用の機能もデザインの中に隠されている。
「バウンス ミッド」のアウトソールも、硬い路面のストリートを歩く際は安定感のある快適な歩行を実現しながらも、芝の上でのスイング 時は凹凸の微妙な高さの調整によりONとOFFでの性能を両立。
ラウンド終了後は、特別にフェアウェイ上に設営したノルディスクのテント前で、グランピング&バーベキューに突入。adicrossなら、オンからオフへはシームレス。シャワーを浴びて一旦着替えて……という句読点を挟まないから、プレーの興奮をキープしたまま乾杯!一同、ワイワイガヤガヤ肉を焼き、焼けたそばからモリモリ頬張り、「今度は18ホール回りたいね」「インスタ用の写真撮って!」と、アレヤコレヤの話に花を咲かせる。
この手のイベントには音楽が欠かせない……というわけで、このスペシャルデーのためだけに用意しましたDJブースonフェアウェイ!DJの流すゴキゲンなBGMが気分を一層盛り上げ、まさに野外フェス状態。あれ、自分は今どこにいるんだっけ?と一瞬とまどうが、ここはれっきとしたゴルフコース。明日ラウンドする人は、まさかここにターンテーブルが置かれていたとは思いもよらないだろう。ゴルフはジェントルマンのスポーツ。でも、ワンパクに遊びたい夜だってあるんだ。
ひとしきりバーベキューを楽しみ、お腹も落ち着いた頃、ナイトゴルフをスタート。これは20~30ヤード離れた場所から光るバルーン目がけて、キラキラ輝くボールをショットするゲーム。暗くてクラブヘッドがよく見えないから、簡単そうで難しい。ボールがバルーンに当たるたびに、プレーヤーから「おーーッ!」歓声が上がる。気づけば、あたりは一面、夜の帳。でもここは、色とりどりの光、暖かな炎、焚き火の香り、仲間たちの笑顔が満ちる別世界。音楽のふとした切れ間に、虫の声が差し込まれる。こんなふうに自由にゴルフが楽しみたかったんだと、参加者全員、満足顔でコースを後にした。
adicrossが叶えるのは、こんなゴルフの遊び方。18ホールを普通に回ったり、ちょっといいジャケットを羽織って名門クラブを訪れたりするのと同じように、肩の力を抜いてゴルフに興じる日をつくりたい。着替えや、着慣れないゴルフウェアは必要ない。荷物もフットワークも軽く、ゴルフ前後のお楽しみをメインにすえたっていい。アパレルとフットウェア共にプレーをしない日のカジュアルコーデとしてもクールなスタイルと高機能によって、従来のカジュアルゴルフウェアにはできなかったゴルフと人の日常の境界線を無くすことができたのかもしれない。こうした新しいスタイルでプレーできるゴルフ場が、全国にもっと増えることも期待したい。ゴルフが好きだから、ゴルフをもっと自由にさせるために、adicrossは新たなスタンダードとなっていくのだ。
※上記掲載商品の中に一部USモデルのadicrossが含まれます。
関連記事
新ライフスタイルブランド、アディダス「adicross(アディクロス)」でモダン&スポーティに
アディダスゴルフではこれまでの「Performance」ブランドに加え、新ブランドである「adicross(アディクロス)」を発表。2つの異なるスタイルでゴルフアパレル、フットウェア、バッグ、アクセサリーを展開し、より幅広いゴルファーに提案していく。
- COOPERATION
-
- 取材協力
-
キャメルゴルフリゾート
ジャンボ尾崎監修のもと設計された丘陵コース。一つひとつのホールに複数の攻略ルートがあり、14本すべてのクラブを使わせるように設計されている。アウトはのびのびと打っていけるホールが多く、調子がよければ勢いで好スコアをマークできる。インはホール毎にルートを考えて攻めないとスコアはまとめにくい。特に13番・15番・18番は飛距離を欲張ると厳しいバンカーにつかまるのでポイントを外さないこと。刻みを多用しての正確なショットが好結果につながる。
ドレスコードに関して、ゴルフ用として販売しているウェアであれば、着用してラウンドいただけます。(キャメルゴルフリゾートではadicrossスタイルでプレーをしていただけます。)
キャメルゴルフリゾートはこちら
お問い合わせ先
-
アディダス ゴルフお客様窓口 TEL.0570-033-033(土日祝除く、 9:30~18:00)
https://shop.adidas.jp/golf