OFF THE GREEN

最終回 ファッション編

株式会社ナノ・ユニバース代表取締役社長 濱田博人x戸賀敬城 対談「街でもハマる、ナノのゴルフウェア」

株式会社ナノ・ユニバース代表取締役社長 濱田博人x戸賀敬城 対談。最終回は「ファッション感について」。ナノ・ユニバースでゴルフラインを立ち上げたきっかけや、”ジャストサイズ”への強いこだわりを語ってくれました。

ナノ・ユニバースに初のゴルフラインを追加

戸賀敬城(以下、戸賀):僕にとっても、ナノ・ユニバースにとっても、ゴルフ・ラインを追加したことが重要なトピックです。ディレクターの僕が聞くのも変ですが、なぜナノ・ユニバースがゴルフウェアを始めたのか。ぜひハマさんの言葉で聞かせてください。

濱田博人(以下、濱田):ナノ・ユニバース自体、私が社長に就任した当時は社員にゴルフをするメンバーもほとんどいなかったですし、ターゲット層も比較的若かった。実際にゴルフに馴染みのあるブランドかと言えば、そうではありませんでした。でも、戸賀さんがディレクターとして入ってくれたことで、「 ナノ・ライブラリー(NANO LIBRARY)」というゾーンができました。

いまの30〜40代は、以前は違うセレクトショップでかっちりとしたスーツを買っていた。そんな人たちや企業も含めて、かなりカジュアルに寄ってきています。そして、ナノ・ユニバースは、そこに一番に近いスタイリッシュなブランドです。戸賀さんの加入も含めて、ブランドも大人のカジュアルラインを強化し始めました。そして、そこが会社の売り上げにもプラスになっています。

この春は海外ブランドも、例えば「 lululemon(ルルレモン)」や、「TATRAS(タトラス)」など、ラグジュアリースポーツラインがマーケットで重要なポジションを占めて来ています。ナニ・ユニバースもラグジュアリースポーツラインとして、「WillLounge(ウィル ラウンジ)」をこの春から展開しています。大人のカジュアルとして、オンのスタイルもしっかり押さえつつ、オフのスタイルを展開したいとなると、大人の嗜みとしてゴルフというのはとても良いコンテンツになります。 「We act > We think(We act than We think)」じゃないですが、「ナノ・ユニバースのゴルフラインを買ってくれる人がいるの?」など、色々なご意見があると思いますが、世の中のスポーツやレジャーを考えたときに、トライする価値はあると判断しました。

※「We act > We think(We act than We think)」とは、「私たちは考えるよりも、行動する」というナノ・ユニバースのスローガン。

戸賀:僕はディレクターとして、ナノ・ユニバースを改めて「いいとこ取りが上手いブランド」だと感じています。偏っていない。偏ったファッションも面白いのですが、それでは趣味の世界に入ってしまう。中庸であることが、いまの時代っぽい。ナノ・ユニバースはセレクトショップのなかで一番上手いところを歩いていると、ずっと感じています。

また、ナノ・ユニバースがゴルフを展開するなら、今時の着心地の良さや快適さを無視したくありません。例えば、今日僕が着ていたウェアや、ハマさんがプレイ中に履いていたパンツもそうですが、シアサッカー素材など、クラシックな男の色気がほんのり出る素材を使いつつ、現代的な着心地や快適性を求めている。そこがナノ・ユニバースのゴルフウェアのいいところですよね。

濱田:すごくそう思います。アスリート系のゴルフブランドも最近ではお洒落で快適で機能も備わっているし、無理にファッションブランドにこだわって、あえて我慢する時代でもありません。普段着る服もストレッチが効いていたり、ポリエステルでも速乾性が必要な時代です。

求められるのはゴルフでも、一番は機能性。ただナノ・ユニバースが目指すのは「do sport」ではないので、ゴルフをプレイする人たちがアスリートとして着るのではなく、ナチュラルにさりげなく「それってゴルフウェアだったんだ!」というのが求められています。その辺り、さすが戸賀さんは遊んでいるなと。しっかりとマーケットを見ていると感じましたね。

戸賀:せこい言い方をすると、一石二鳥。ゴルフ場と街と。場合によっては、ドライブだってこなせるような服がナノ・ユニバースっぽいんじゃないかと。

濱田:意外とゴルフ場でプレイするようなウェアで練習場へ行くと、ダサいんですよね。

戸賀:分かります。

濱田:頑張ってる感が出てしまいます。でも、ナノ・ユニバースのウェアはちょうどいい。練習場でもヌケ感があって。

戸賀:練習場は確かにリトマス試験紙になりますね。

濱田:練習場に行っても、誰かしらに会うので、あまりダサい格好もできない。すごく良いポイントを突いています。

戸賀:うれしいです。

“ジャストフィット”への強いこだわり

戸賀:そんなハマさん自身のファッションに対するこだわりを教えて頂けますか?

濱田:自分自身は「ファッションにこだわっていない」と、いつも言っていますが、サイズ感でしょうか。どんなにオシャレなものでも、どんなに欲しいものでも、サイズが合わないと買いません。ジャストサイズで着るのが大好きで、Tシャツの丈や袖のサイズも、極端に言うとミリ単位で気にします。

戸賀:それは若いころからですか?

濱田:そうですね。

戸賀:オヤジになって体型隠すためではないというのが、素晴らしいですね。Tシャツこそ男の体よく見せるものだと思っているんですが、なかなか合ったTシャツがない。コストがかかるかもしれないけど、いつかナノでも、オーダーTシャツとかもやってみたいですね。

濱田:僕は今年、パイル地のポロシャツをオーダーで作りました。実際、素材に関して詳しくないですし、10年前から同じ格好しています。でも、サイズ感は気にしますね。

戸賀:そこがハマさんの好きなところです。この業界には「洋服大好き!」って人がいるじゃないですか。あれはいい大人がやると、飲んでいても会話に苦しむんです。ゴルフは半分仕事、半分遊びというところがありますが……。もちろん僕も洋服が好きですし、雑誌をはじめ、メディアの分野にいながらも、ナノ・ユニバースのディレクターやっています。でも、それが前に出すぎるのは、男として、オヤジとしてどうなんだろうと、いつも思っています。

ハマさんからは、それを一切感じないんです。いつも大人だな、よく分かっているな、と思っています。洋服だけバッチリで、いい年していても美味しいものも食べていない、ワインも知らない、けっこういますよね。先週も飲んだばかりですが、いいワインも、いいお店もいっぱい知っているし、そのバランスがオヤジは大事ですよね。

濱田:嗜みですよね。ファッションも、なんでもそうですが、自己満足の世界。自分で楽しむにはいいんですよ。これを買って、これが欲しかった。それはあくまでも自分が着ていると嬉しいということであって、人に押し付けるものではない。僕は高いジャケットを買ったときではなく、本当にサイズがドンピシャリの白いTシャツが見つかったときや、洗って縮んでジャストサイズになったときが一番嬉しいですね。人と少し満足度が違うのかもしれないです。

戸賀:ハマさんと同い年の先輩がいるんですが、これを見ていたら怒られてしまうかもしれないな(笑)。バブルもしっかり体験しているオヤジなんですが、トム・フォードで買ったジャケットの袖がこんなに長いのに、切るのがもったいないとか言ってるんです。そう言うことじゃないだろうと。僕自身、ファストファッションはあまり好きじゃないけど、ファストファッションをジャストサイズで着ている方がかっこいいんだと、その先輩に伝えたいですね。でもできれば、この動画は見て欲しくないな……(笑)。

濱田:そのブランドを好きになる理由って、人それぞれあると思うけど、意外とサイズが合うことが理由になるのはあると思うんですよね。

戸賀:ちなみに、今日の腕時計は何を?

濱田:EDOX(エドックス)のダイバーズウォッチです。

戸賀:白が効いていますね。

濱田:全部白というのは、少しいやらしいと思う反面、30℃くらいある真夏の日にはしっくりきますね。

戸賀:時計は人となりが出ると思うので、セクシー過ぎないのがハマさんっぽくていいですね。

濱田:戸賀さんのようにセクシーになりたいけど、もう遅いですね(笑)。

戸賀:ハマさんとはコンペだけでなく、遊びに行くゴルフもご一緒したいんですが、このあと秋にかけて、ゴルフで何か考えていることはありますか?

濱田:お互い50歳を過ぎましたが、この歳で気の合う友人と出会えることって、なかなかないと思うんです。これから先、お互いにシニア世代を生きていくなかで、どこかで緩く、どこかで楽しく、どこかで刺激的に、生きていきたい。そのなかでゴルフは欠かせないツールだし、ゴルフがあるからこそ、色々な話もできていると思っています。僕の希望としては、お互いにもう少し仕事を頑張って、死ぬまでに行っておきたい海外のゴルフ場を周りたいですね。お互いに行きたいコースをいくつか出し合って、年に1〜2回ずつ「マル」をつけていくような人生を送っていきたいです。

戸賀:嬉しいですね。ハワイやニュージーランドならば、ゴルフ場をよく知っているので、ぜひご一緒したいです。

濱田:個人的にイギリスのゴルフ場はあまり好きじゃないかな(笑)。さすがに僕らのゴルフは、そういうゴルフじゃないので……。サンディエゴとか、トーリー・パインズゴルフコースとか、ラスベガスとか……。東海岸は難易度が上がりそうですが、南半球や西海岸辺りのコースから、ひとつずつ行きたいですね。

戸賀:ならば、ハワイあたりのリゾートで、大人のゴルフをしましょう。

濱田:そういった人生を送れればいいですね。これからも、公私共によろしくお願いします。

PROFILE : 株式会社ナノ・ユニバース代表取締役社長 濱田博人(はまだひろと)

1965年、熊本出身。
(株)サンエーインターナショナル執行役員、(株)TSIホールディングス 取締役を経て、2016年7月(株)ナノ・ユニバース代表取締役社長就任。趣味はゴルフ、トレーニング。

COOPERATION
取材協力

カメリアヒルズカントリークラブ

国内女子トーナメント「アース・モンダミンカップ」開催コース。安田幸吉氏の設計によるコースはフラットで広いフェアウェイと巧みに配されたハザードにより、すべてのプレイヤーが楽しめる正統派の美しいコースに仕上がっている。また、クラブハウス内はヨーロピアンエレガンスに統一し、心安らぐ空間で贅を尽くした施設ときめ細かな温かいサービスをご提供している

カメリアヒルズカントリークラブはこちら

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