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怖いけど見たい ゾクッとする展覧会&イベント|休日カルチャーガイド

歌川国芳《相馬の古内裏》 弘化2~3年(1844~46)頃、 個人蔵 [通期展示]

知的好奇心を刺激する注目の展覧会をBRUDER編集部がセレクト。ラウンドの合間に話したくなるようなトピックを紹介します。

特別展「小泉八雲―怪談とフォークロリストのまなざし―」

『小泉八雲秘稿画本 妖魔詩話』船幽霊(部分)1934年 島根県立古代出雲歴史博物館蔵 (展示期間:5月13日~6月8日)

怪談の名手、小泉八雲の作品から日本の民俗・文化を読み解く

「耳なし芳一」「雪女」「貉(むじな)」など、日本の古い説話や幽霊話をまとめた短編小説集『怪談』の作者、小泉八雲。幻想的で情緒あふれる物語の背景には、日本を「小さな妖精の国」「神々の国」と表現し、その文化を見つめ続けた、ひとりの異邦人としての視点があった。本展では、小泉八雲のフォークロリスト(民俗学者)としてのまなざしを通して、日本の民俗や文化の魅力と豊かさを数々の作品から読み解く。日本人ならではのゾクっとする感覚はどこからくるのか?その根源に迫る展覧会だ。

妖怪・幻獣づくし

筑前化物絵巻 蟹の床の怪物  個人蔵 鞍手町歴史民俗博物館寄託

妖怪と幻獣の姿から、日本人と自然との関わりについて考える

ユーモラスな姿でキャラクター化され、エンターテインメントの題材として人気を博している日本の妖怪。本来は人間がコントロールできない自然の恐ろしさを具現化したものとして、長らく畏(おそ)れの対象とされてきた。本展では、自然の中に生息する生き物をモチーフとした多種多様な妖怪や、実在の動物との境界に位置づけられる幻獣に関わる遺物を展示。特撮ヒーローや怪獣にも通じるそれらの姿は、日本独自の自然観が生み出したと言えそうだ。

恐怖心展 大阪

©2026「恐怖心展大阪」実行委員会

自分の恐怖心に向き合う展覧会

身の回りのものや状況に対して生理的に感じる恐れや不安――それが恐怖心だ。命の危険や苦痛を連想させるものだけでなく、一見すると恐怖の対象とは思えないものにも及ぶ。会場では「先端」「閉所」「視線」など、さまざまな対象に対して抱く「恐怖心」をテーマに展示が行われる。東京での開催では13万人を動員した話題の展覧会。この機会に自分の恐怖心と向き合ってみては?

歌川国芳展──奇才絵師の魔力

《日本駄右ェ門猫之古事》弘化4年(1847)、個人蔵[後期展示]

国芳の猫愛が溢れる、化け猫は必見!

大胆な構図や派手な色使いなど、斬新な発想で浮世絵界に新風を吹き込んだ歌川国芳。本展では幅広い画題を手掛けた国芳の武者絵、戯画、美人画、風景画、役者絵に肉筆画も加え、前期後期合わせて約400件の作品を展示し、その全貌に迫る。無類の猫好きだった国芳の手にかかれば、尻尾の先まで表情豊かに描き出され、恐ろしいはずの化け猫もユーモラスな魅力にあふれている。

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