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浮世絵おじさんフェスティバルから、こたつで楽しむ水上アクティビティまで |休日カルチャーガイド

©OSAKAリバーファンタジー運営事務局

知的好奇心を刺激し感性を磨く、今注目のイベント・展覧会等をBRUDER編集部がセレクト。暮らしに豊かなひとときをもたらし、ラウンドの合間に話したくなるような情報をご紹介します。

光の水上パノラマツアー

©OSAKAリバーファンタジー運営事務局

こたつで温まりながら楽しめる、水上のアクティビティ

東横堀川を覆う阪神高速道路の橋脚を舞台に、全長約650mという世界最大級のスケールで幻想的な映像を展開するプロジェクションマッピングを、水上から鑑賞できるツアー。音楽に合わせて踊るように輝く橋脚や、それを遥か彼方まで映し出す水面の美しさなど、水都・大阪の真髄を堪能できる。完全貸切制のため、ファミリーやカップルでも気兼ねなく過ごせるのが嬉しい。さらにボートには「こたつ」が設置されており、真冬でも快適な水上ツアーを楽しめそう

浮世絵おじさんフェスティバル

歌川広重「東海道五十三次之内 鞠子」(後期展示)

浮世絵のおじさんがアツい!「推しおじ」探しが楽しい展覧会

浮世絵の風景画などの片隅にしばしば登場する「おじさん」たち。楽しそうに旅をしたり、仕事に励んだり、グルメに舌鼓を打ったり、愛嬌にあふれる個性豊かなおじさんを主役にしたユニークな企画。歌川広重、葛飾北斎、小林清親など、作風も時代も異なる絵師たちが描いた多彩な様子は、現代のおじさんにも通じる魅力が満載だ。浮世絵の細部に目を凝らすことで、作品の新たな魅力や絵師たちの意外な個性までも再発見できそう。

密やかな美 小村雪岱のすべて

【前期展示】《おせん》昭和16(1941)年頃 ※没後の刷り 木版、紙 埼玉県立近代美術館蔵

端麗で情緒溢れる小村雪岱の作品はいかに生み出されたのか

大正から昭和初期にかけて活躍した美術家、小村雪岱(こむらせったい)。日本画や書籍の装幀、挿絵や映画の美術考証、舞台装置に至るまでを幅広く手がけ、情趣溢れる端麗な画風から「昭和の春信」と称されている。展覧会では、雪岱の代表作を網羅しつつ、その画業を「人」とのつながりから再考。泉鏡花をはじめとする数多くの文学者、日本画家、出版人や舞台人たちとの交流と協働に光をあて、雪岱の作品世界がいかに生まれたのかを検証する。

企画展「SPRING わきあがる鼓動」

「プロローグ/大巻伸嗣 」展示風景
大巻伸嗣《Liminal Air Space-Time》 2025年、作家蔵
Photo: Ken Kato

春の芽吹きのようにわきあがる、アートの鼓動を感じる

テクノロジーが社会を覆い尽くす現代、私たちは改めて自然の驚異や足元に広がる土地の記憶、人間の根源的な力を鋭敏に感じ取ろうとしているかもしれない。展覧会では、アートにおける飛躍する力に光をあて、人間やこの世界の奥底から春の芽吹きのようにわきあがる鼓動を宿し、見るものの感性をゆさぶる絵画、彫刻、工芸、インスタレーション作品を紹介。古くから人々の心身を癒す場として、旅人を惹きつけてきた箱根に由来する作品も多く鑑賞することができる。自然のなかで深呼吸をするように、アートからあふれる力を全身に取り込みたい。



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Text : Akemi Kaneko

Edit : Yu Sakamoto

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