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スパイクをゴルフシューズに履き替えて ガレス・ベイルのウェア哲学

かつてスペインのレアルマドリードなどで活躍した元サッカー選手、ガレス・ベイル氏は大のゴルフ好きとしても知られている。長髪を結い上げ、ライン際を疾走したスーパースターは、スパイクをゴルフシューズに履き替えた今もファッションアイコンとして変わらず活躍。アディダスゴルフの新製品「CODECHAOS 25(コードカオス25)」のイベントにオンラインで登場したビッグゲストに、ゴルフとシューズへの想いを聞いた。

―ゴルフにハマったきっかけは?

イングランドのクラブに在籍していた時に、チームメイトと一緒に始めたんだ。20歳、21歳の頃だったかな。他の選手も皆ゴルフをやっていたからね。いいショットを打つたびにゴルフが好きになって、「こんなに面白いものがあるんだ」って、すぐにファンになったよ。

―ゴルフの好きなところは?

サッカー選手だったころは、プレッシャーの中で戦っていたから、ゴルフをやっているといい意味でサッカーから離れられたんだ。メディアとも離れられたし、ものすごくリラックスできて気分転換になっていた。今は好きな理由も変わって、この先は子どもたちと楽しくできるようになったらいいなと思っている。ゴルフには良い部分がホントにいっぱいあるよね。

―ゴルフではどんなファッションを意識している?

バックグラウンドから、ゴルフでも基本的にスポーティな格好が好き。あとは毎年マスターズを観るのが好きで、イメージカラーの緑色をまとうのがとてもクール。やっぱりコースに合うような色が好きってことだね。

―マスターズが行われるオーガスタナショナルGCでラウンドしたことは?

実は1回だけあってね。「76」で回ったんだ。4オーバーでプレーできてとてもうれしかった。6番、7番、15番でバーディをとったのがいい思い出だね。

―オーガスタを「76」で回るのと、サッカーでゴールを決めるのはどちらがうれしい?

それはサッカーでこれまで獲ってきたどのゴールと比べるかによるよね(笑)。

―ファッションのテーマなどありますか?

皆さんとあまり変わらないと思うけれど、自分に合うかどうかをいつも考えている。ネイビーのパンツや黒のシャツとかはあまり着ないかもしれない。シャツの裾をインして、ベルトをしてプレーすることが多いかな。あとはブレードカラー(BLADE=剣をイメージさせるシャープで幅狭な襟)のシャツも好きで、モダンな印象でカッコいいよね。ウェアとシューズのバランスや色のマッチングはすごく考えるよ。

―アディダスのゴルフシューズのイメージは?

現役時代は20年以上アディダスのサッカースパイクを履いた。実はゴルフシューズももうずっとアディダスなんだ。僕の中では“3本線”を履くこと以外考えられない。ファッション性、カラーリング、機能性、どれもが優れているよね。新しいコードカオスはすごく快適さ。プレーしていてもソールのクッション性が良くて、安定感がある。スイングを助けてくれるし、なおかつファッション性も高いところが好きなんだ。今まで履いてきたゴルフシューズの中で間違いなくベストさ。

―これまで日本に来たことは?

現役時代、プレシーズンに日本で行われた「フレンドリーマッチ」に参加したことがあるよ。でも日本を十分に楽しんだとは言えないかな。日本でもラウンドをしたいかって? もちろんさ。世界中でゴルフをしてみたい。いろんな文化に触れる経験をしたいと常々思っている。

――日本のゴルフファンへのメッセージをください

日本のゴルフファン、そして僕をフォローしてくれている皆さんにメッセージが伝えられてうれしい。新しいコードカオス、みんなも気に入ってくれるといいな。近い将来、日本でいつも応援してくれているみんなに会うのを楽しみにしているよ。


ガレス・ベイル(Gareth Bale)

1989年7月、ウェールズ・カーディフ生まれ。プロサッカー選手時代はイングランド・トッテナムホットスパー、スペイン・レアルマドリードなどで活躍。ウェールズ代表でも主将を務め、111試合で40得点は同代表の歴代最多得点。テクニックとスピードがあり、右ウィングとしてピッチを縦横無尽に駆け回っていた。ゴルフのハンディキャップは0.3。利き足は左足だが、ゴルフは右打ち。

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Text : Kenjiro Hattori

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