「僕は何を着ても似合うんだ(笑)」 ザンダー・シャウフェレ × アディダス ゴルフ インタビュー


東京五輪の金メダリスト、現在世界ランク6位のザンダー・シャウフェレ選手が、19日(木)に開幕する「ZOZOチャンピオンシップ」出場のために来日した。開幕を控え、アパレル・フットウェア契約を結ぶアディダスゴルフの都内イベントに出席。自身のファッションについて語ってもらった。

―プレー時のウェアはいつ、だれが選んでいますか?

メジャーをはじめとした一部のトーナメントではコーディネートのシナリオが準備されているんだけど、そのほかのトーナメントは、シーズンごとに、事前に米国アディダスのデザインチームと協力しながら決めているんだ。毎試合、アディダスは素晴らしい選択肢を提供してくれるので、自分が着たいものを選べるのはありがたいね。時々、妻のマヤにアドバイスをもらいながら決めることもあるよ。


イベント前にグループインタビューに応じたシャウフェレ選手

―試合中に着用するウェアは、どんなことを意識して選んでいますか?勝負カラーは?

いつも活躍できて勝てる色とスタイルを選ぶんだ(笑)。冗談はさておき、僕は単色のコーディネートが好きなんだ。割と暗めのカラーを選んでしまうんだけどね。理由? 細く見えるから(笑)。僕は何を着ても似合うから、本当はネオンイエローだって着こなせる自信もあるよ(笑)。でも、いちばんは暑さ、寒さなど、その日の気候を重視して選ぶことが多いかな。ポロシャツ1枚でプレーできる日が大好きさ。

日曜日(最終日)のシグネチャーカラーはまだないけど、この先見つかるといいなと思っている。


取材日はオリーブカラーの「COLD. RDY プルオーバー 長袖フーディー」に「「ストレッチ 5ポケットパンツ」で登場。

―アディダスのウェアは、どんなところが気に入っていますか?なかでも、今季イチオシのウェアは?

アディダスの製品は、ゴルファーにフィットし、コース上でのパフォーマンスをサポートするデザインと最高の素材を兼ね備えている。僕は長年に渡って、アディダスのアパレルデザインや、マーケティングチームとの仕事を楽しんでいるし、彼らの能力を信頼しているから安心して任せている。

今年の話でいえば、1月の「ザ・アメリカンエキスプレス」の最終日、5番ホールでアルバトロスを決めた時は、Ultimate365 Tour PRIMEKNITポロを着ていたんだけど、あのシリーズは、コース上で最高のパフォーマンスを与えてくれたと感じている。撥水 パンチングキャップは、高温多湿のプレーオフシーズンには最適だったよ。


都内スポーツ量販店を訪れて、アイテムをチェック

―どんなところを真似すれば、シャウフェレ選手のようなスタイルが作れますか?

みんな、僕みたいなスタイルをしたいの?(笑)足元はTour360やスタンスミス、パンツは5ポケットがとにかく履き心地が良くてそればかり履いている。あとは・・・ラウンドを楽しみながら、日光浴をすればOK。それが僕のゴルフスタイルだ。

―オフコースゴルフのファッションで意識していることは?奥様のマヤさんはシャウフェレ選手の普段のスタイルに、どんな印象を持っていますか?

オフコースでのスタイルはとにかく“快適さ”がすべてだと思っているから、ジムに行くようなワークアウトスタイルでいることが多いかな。普段はアディダス オリジナルスやアディクロス、ちょっと出かける時はスタンスミスやコンチネンタルで足元をキレイ目にまとめるが好き。妻は僕のことをいつも素敵だと思ってくれているみたい。


アディダスゴルフの売り場壁面にサインの置き土産…

―今週はZOZOチャンピオンシップトーナメント以外で訪れたい場所、やりたいこと、食べたいものはありますか?

両国エリアの相撲部屋など、東京でまだ訪れたことのないエリアを探索するのが楽しみ。僕は日本食が大好きで、新しいものに挑戦したり、ラーメン、焼き肉、たこ焼き、寿司などの昔からのお気に入りを再発見したいな!

―日本のゴルフファンへメッセージをお願いします。

日本は僕にとってプロゴルファーとしても、個人としても所縁のある“特別な場所”だと感じている(母は台湾生まれの日本育ち、祖父母は東京・渋谷に住んでいる)。素晴らしい日本のファンの前で、勝利を収めることが何よりの喜びさ。第二の故郷であるこの地で優勝できたら、今年を締めくくるには最高だろうね。

<関連記事>3Dプリント技術を用いた最新ソール アディダス「MC87 4D」が発売

お問い合わせ先

STAFFスタッフ
Photo
Takahito Ochiai
Edit & Text
Junko Itoi
閉じる