コーヒーを自分好みの味に仕上げるドリップのポイント

仕事の合間のリラックスタイムに、自宅でできる趣味として始める人も多いコーヒー。自分のためだけに淹れたコーヒーをボトルに詰めてゴルフ場への道中で味わえば、味気ない移動も幸せなひとときに変わるはずです。 東京のコーヒーショップ「Bubbles Chill Coffee」でバリスタを務めるEitaさんが、ペーパードリップで味の違いを生む3つのポイントと、生活のワンシーンを充実させてくれるコーヒー豆を紹介します。

ペーパードリップで自分好みの味を引き出すための基礎知識

はじめに味の違いを出す要素となるのが、注ぐお湯の温度。低めの80度程度だと豆本来の甘みを引き出しやすく、温度が高くなるほど苦味が増していきます。豆本来の味を知るために、まずはこの温度から試してみるのがおすすめです。

最初に少量のお湯を注いで、しっかりと豆を蒸らすことも大切。豆をふくらませて成分を抽出しやすくするために、30秒は必要です。時間が短いと甘みがある爽やかな味に、長ければ濃厚になって渋みが増していきますが、長すぎると雑味が出るので注意してください。コーヒー店によっては、蒸らしに数分かけるケースもあるようですが、そこはお好みで。

蒸らしたあとは、何度かに分けてお湯を注ぎます。1度目のドリップでは味が凝縮された濃厚なコーヒーが抽出されます。2度目以降でそれを伸ばして好みの味に仕上げていくイメージ。お湯を注ぐ量や回数で好みの濃さに調整することができます。

味の個性で生活シーンを潤わせるコーヒー豆

種類によって多彩な味わいを持っているコーヒー。最後に、生活シーンに合わせて飲んでみてほしい3種の豆をご紹介します。好みの豆を探したいのならば、まずはこれらから試してみるのはいかがでしょうか。

エチオピア ~ゆっくりリラックスしたいときに

上品な酸味でフルーティーな味わいが特徴のエチオピア。慌ただしい朝に飲むと、気持ちを落ち着かせてくれるでしょう。ゆっくりとテレビを見ながらくつろぐリラックスタイムのお供としても最適です。

コロンビア ~いつものコーヒーとして

苦味、酸味、甘みのバランスに優れた「コロンビア」は、酸味が苦手な人でも飲みやすく癖のない味なので、来客時にも安心して出せます。シーンを選ばず飲める“いつものコーヒー”として、自宅にストックしておくのに適している豆です。

インドネシア(マンデリン)~元気を出したいときに

酸味が少なくビターな味わいのインドネシア(マンデリン)は、むかし喫茶店で飲んだコーヒーの味を思い出させるかもしれません。仕事でもうひと頑張りしたいときや眠気を飛ばしたいときに飲めば、心と体に元気を吹き込んでくれるはずです。

  • Photo : Kenji Okazaki
  • Edit/Text : Yusaku Kumano
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