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世界的プロゴルファーの袖口をパパラッチ。 見えてきたロレックスとゴルフの深い関係性!

アダム・スコット、ジェイソン・デイ、リッキー・ファウラー、タイガー・ウッズ……。名だたるプロゴルファーのプライベートを垣間みると、その腕元に輝くのはロレックスだ。 "ロレスポ"と呼ばれるスポーツモデルは、性能と普遍的な見た目からスポーツ選手でなくても垂涎の品だが、果たして名ゴルファーたちに愛される理由やロレックスとゴルフの"蜜月"ぶりを探ってみた。

言うまでもなく、ロレックスはスポーツウォッチのパイオニアだ。それは、歴史を紐解けば明らかだろう。嚆矢となるのは、やはりオイスターケース。携帯時計の主戦場が「懐中」から「腕」に移行する最中、防水性能の向上が急務だった20世紀初頭の1927年、女性スイマーのメルセデス・グライツがドーバー海峡横断泳成功時にロレックスを着用していたことで一躍世界に知られる存在となった。これは、新聞広告を使った派手な戦略でもあったが、何より時計が水中で作動したという事実は、世間を驚かせるに十分だった。

以降、ロレックスのスポーツモデルに採用され続けるオイスターケースにより、数々の偉業を成し遂げていくのは、時計ファンならご存知のことだろう。 そうしてロレックスが時計界におけるプレゼンスを高めるなかで、スポーツへの支援も欠かさなかった。特に知られるのは、ウィンブルドンに代表されるテニスと、マスターズ・トーナメントに代表されるゴルフのスポンサードだろう。ゴルフにおいては50年もの長きに渡り、トップゴルファー、主要なプロツアー、運営組織など、あらゆる側面からサポートを続けている。有名なものの一つに、トッププロの憧れであるマスターズ・トーナメントがある。その勝者のみが着用できるグリーンジャケットの傍らには、ロレックスもともにあるのだ。ここにパパラッチされたプロゴルファーたちが、ロレックスを愛用する理由の一端がおわかりいただけたのではないだろうか。さて、一流プレーヤーの彼らが、どのようにロレックスを着けこなしているのか、早速スナップを見ていこう。

STYLE 01 Rickie Fowler

画像提供:AFLOPHOTO

リッキー・ファウラー×「コスモグラフ デイトナ」
クルマ大好き!な、"ニューガード"は、クロノグラフ「デイトナ」で一点豪華に

かつてはロリー・マキロイ、石川遼と並んで3Rと呼ばれた、PGAツアー4勝を誇るリッキー・ファウラーも今年30歳。ロレックスが公式HPでも「ニューガード」として期待する新世代ゴルファーの一人だ。もともとモトクロスのレーサーでもあったリッキーは、クルマも大好き。こちらは、2013年のF1アメリカGPを観戦した際のオフショット。プレー中は、地元オクラホマ大のスクールカラーでもあるオレンジを欠かさない彼だが、ここではカジュアルなブルー&グレーの落ち着いた出で立ち。それでも腕元に輝くのは、憧れのクロノグラフ「コスモグラフ デイトナ」。彼の好みから察するに、モータースポーツと関わりの深いロレックス唯一のクロノグラフを愛用するのは納得だ。Tシャツ&ショーツのカジュアルスタイルでも、こいつを着用すれば怖いものなし。大人のお洒落が成立するのだから、ロレックスの"力"恐るべしだ。右手にはさりげなくビーズアクセ、レザーコードブレスを着けている点に、彼のセンスがにじんでいる。

1963〜1970:OLD DAYTONA-001 ref.6239(初期モデル)

インダイヤルにタキメーターを備えた「プレ・デイトナ」と呼ばれたクロノグラフを経て、デイトナのペットネームを獲得して登場したファーストモデル「Ref.6239」のシルバーダイヤルがこちら。6時位置のサブダイヤルに入る黒い「DAYTONA」の文字は、後期型の証しで60年代終盤のものとされる。クロノグラフプッシャーは、非防水仕様。36㎜のケース径は、今見るとかなり小ぶりに見える。ムーブメントはバルジューを改良したCal.72B。

1969〜1988:OLD DAYTONA-002 ref.6263(中期モデル)

当時からもレーシングスタイルから人気が高かったデイトナ。アンティーク市場でも、とりわけ人気が高く高価でもある。その最強とも称されるモデルが、写真の「Ref.6263」。評価の高いバルジュー社製クロノグラフキャリバーを改良したCal.727を搭載する手巻きの最終型。スクリューロック式のプッシャーを採用することでデイトナ初となる50m防水を実現した、画期的かつ実用性の高い名品だ。

2016〜:DAYTONA ref.116500LN(現行モデル)

1963年に登場したロレックスにおける唯一無二のクロノグラフ。時速400キロの平均速度を正確に計測させるその実力が人気の源泉。最新のスチールケース製デイトナは、2016年にセラミックス製の黒ベゼルを纏ってリニューアル。グッと引き締まった印象に。ホワイトダイヤルモデルは、サブダイヤルのリングがブラックなので、60年代、70年代の配色に似ているという観点からの人気も高い。セラミックスベゼルのタイプは、一目で過去作との違いがわかるので、新しもの好きにはおすすめ。一方、ゴールドやプラチナケースでよりラグジュアリーを極めるのもよし。SSケース、40㎜径、自動巻き。

STYLE 02 : Adam Scott

画像提供:AFLOPHOTO

アダム・スコット×「GMTマスター2」
豪州の「ホワイトタイガー」が、普段使いする「黒GMT」

2001年に欧州ツアーで優勝し、そのプレースタイルから"ホワイトタイガー"の異名をとったスターゴルファーアダム・スコット。プロ通算29勝と着実にキャリアを重ねて世界的な名手に成長。2013年には、マスターズで長尺パターによる初のメジャータイトルの戴冠を果たし、オーストラリア人発の栄誉を手にした。昨年はタイトルこそならなかったが、まさにゴルファーとして脂が乗っているといっていい。そんな彼がチョイスしたロレックスは、「GMTマスター2」の黒ダイヤル。青×赤や、ブラウン×ゴールドが人気のモデルにあって、シンプルなタイプを選んでいるのは、バーバリーのアンバサダーも経験したお洒落心ゆえか。写真は、マスターズ優勝後の2015年、ブリズベン国際男子決勝テニスツアー観戦時。赤のポロシャツを派手に効かせつつも腕元のロレックスで着用点数の少ない夏の装いに華を添えている。シンプル好きの彼らしい着こなしにぴったりハマっている。

1955〜1959:OLD GMT-001 ref.6542(初期モデル)

アンティーク市場でもレア度が高いファーストモデルの「Ref.6542」。特徴的なのが、20世紀半ばにアクセサリーとしても重宝された樹脂素材であるベイクライトをベゼルに採用し、独自のツヤ感を持つ。今や高度なセラミックスを用いて青赤ベゼルを再現するような、ベゼルへの美意識がこの初代からも感じられる。搭載するムーブメントは、50年代当時から革新的な両方向巻き上げ式Cal.1066。小さいGMT針やプラ風防、ラジウム塗料も特徴。

1960〜1978:OLD GMT-002 ref.1675(中期モデル)

60年代から80年代まで存在した第2世代「Ref.1675」の中後期モデル。初代にはなかった黒ベゼルがこの世代から登場、また新たにリュウズガードが装備され、シリーズの基本スタイルを確立している。現行モデルとは異なり、トリチウムの夜光塗料を盛り付けただけのシンプルなインデックスが、経年変化によってベージュに焼けている点もファンにはたまらないポイントだ。

2008〜:GMT ref.116710LN(現行モデル)

両方向回転の24時間表示ベゼルとGMT針を組み合わせて3時刻表示が可能なGMTマスター2。ジェットセッターが愛するその機構は、世界を旅するゴルファーたちも魅了するところ。現行モデルでは、セラミックスベゼルを搭載し、より堅牢に、そして、その光沢もグラマラスになっている。2013年には青×黒ベゼルのスチールケースモデルが、また2014年には往年の青×赤ペプシカラーベゼルのWGケースモデルが登場し、話題をさらったのも記憶に新しい。SSケース、40㎜径、自動巻き。

STYLE 03 : Jason Day, Tiger Woods


画像提供:AFLOPHOTO

タイガー・ウッズ、ジェイソン・デイ×「ディープシー」
アスリートのがっちりした腕元を盛り上げるのは、大ぶりな上級ダイバーズ。

何があってもゴルフファンがほっておかない。これがタイガーのスター性ではないだろうか。2008年以降、メジャーの勝利とは縁がないが、先日もバラク・オバマ前大統領とのラウンドで話題になるほど、彼には自然と視線が集まる。そんな彼が愛してやまないロレックスは、「サブマリーナー」の上位ダイバーズである「ディープシー」だ。昨年、新刊のPRメディアに登場した際もグレーのロングTシャツの腕元で存在感を放っていた。

一方、ロレックスが「ニューガード」のひとりに挙げるのがジェイソン・デイ。2015年の全米オープン優勝以来、ますます活躍が目覚ましい彼の腕元にも輝くのも「ディープシー」。自身のインスタグラムにも、この時計の写真をアップするほどの気に入りよう。こちらの写真は、ピッツバーグ・パイレーツの始球式の模様。カモ柄のユニフォーム&キャップにこれまたラグジュアリーを添えている。ケースが44㎜径とサブマリーナーよりも大きい分、アスリートの腕にはジャストマッチ。納得のチョイスといえるだろう。

1967〜1978:SEA-DWELLER-001 ref.1665(初期モデル)

定番ダイバーズ「サブマリーナー」をベースに、ヘリウムガスエスケープメントを装備し、600m防水を可能にした初代シードゥエラー「Ref.1665」。現在ディープシーと呼ばれるモデルの原点だ。写真は、「赤シード」と呼ばれるアンティーク市場でもレアなモデルで、文字盤のモデル名が赤で記されている。これは、コメックスというフランスの潜水専門会社のために作られたモデルの市販品とされるもので、コレクターなら垂涎ものである。

2008〜:SEA-DWELLER ref.11666(現行モデル)

1953年に登場したロレックス初のダイバーズモデル「サブマリーナー」が、さらに深海への潜行を可能としたモデル「ディープシー」。3900mの飽和潜水にも対応すべく、ヘリウムエスケープメントバルブを搭載。ケース素材の904Lステンレススチールのオイスターケースは、44㎜径と大振り。ベゼルも現行ではセラミックスに。3135ムーブメントは、COSC(スイス公認クロノメーター検査協会)のテストに通った高精度を誇る。命を預けるプロダイバーに支持されている圧巻の一本。時計史に刻まれるダイバーズといえる。44㎜径、SSケース、自動巻き。

(ブルーダー編集部調べ)

  • photo : AFLOPHOTO
  • Text : Masashi Takamura
  • Direction : Keiichi Moritani

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