FASHION

年末スペシャル企画 Vol.1

ギアにウエア、クルマに時計! ファッション界の目利きブルーダーが語る、2018年はコレが気になる

「ゴルファー」といえば、オーセンティックでありながら型にはまらず、遊びも仕事も常に真剣、そんなカッコ良い大人たちの総称と言っても過言ではない。ここで登場する面々もまさにそんなゴルファーのひとりである。

今回、このスペシャル企画 第1弾に登場してくれたのは、ブルーダーのスーパーバイザーであり、さまざまな人気メディアの編集長を歴任してきた業界のスペシャリスト、戸賀 敬城(とが・ひろくに)と、ブルーダーでさまざまなゴルフコーディネートを魅せてくれている、雑誌『safari』の人気スタイリストKim-Chang(きむ・ちゃんぐ)の2名。

常に仕事にも貪欲で、ファッションを知り尽くした目利きたちに、ブルーダー代表として2018年、本当に気になるモノ・コト、そして自身が掲げる目標について語ってもらった。

業界のスペシャリストで、自他ともに認めるゴルフフリークの戸賀 敬城が語る、2018年のコレが気になる

ー 狙っている、または注目しているモノ・コトは?

狙っているモノならいくらでもありますが、まずは時計。ヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズと、A. ランゲ&ゾーネのランゲ1という時計を狙っています。

ヴァシュロン・コンスタンタンは世界最古の腕時計ブランドで、どちらかというと二針三針系の時計なんですが、そのなかでもオーヴァーシーズは元祖スポーツラグジュアリーな腕時計として本当にカッコ良い。

A. ランゲ&ゾーネは19世紀に始まったブランドで、しばらく生産をストップしていたんですが、1990年に劇的に復活、1994年にA.ランゲ&ゾーネ復興初コレクションとして発表されたランゲ1は、以来、同ブランドの不動の顔になっています。クラシックでどこにもないレイアウトがとにかく堪らない。ダイヤルは時分計が右側にオフセットされていて、秒、曜日など、すべての針が重なることがないんです。そして、11時位置といえる場所にアウトサイズデイトと呼ばれる大型の日付表示のための窓が2つ開けられていて、ここもまた針が被ることがない。

先に買ったパテック フィリップに加えて、このヴァシュロン・コンスタンタンとA.ランゲ&ゾーネが揃えば僕の中でゴールなんです。ここをもたずして時計を語るな! と、周囲にいる時計通の先生たちにいわれてきたので、来年迎える50歳の年にそれを叶えて、思いきり生意気なことを言ってやろうと思っています。

あとはクルマ。今はポルシェの911ターボSに乗っているんですが、それをもっとスポーティなタイプに変えようと思っています。実は既に購入が決まっていて、2月に911GT3が納車されるんです。僕もポルシェはいっぱい乗ってきましたが、同じモデルで3台乗ったのは初めてです。

仕事の目標としては会社を設立して、週3日休みにしたい。それで週2日ラウンドを自分に課そうと思っています。


ちなみにこの日戸賀が身に着けていたのは、ウブロのビッグ・バン キング ブラックマジック(※販売終了)。ラフなラバーベルトながら、シックな黒が、モノトーンコーデを格上げしている。


ー 特に気になるファッションアイテムやカラーは?

今年の6月にピッティ・イマジネ・ウォモ(※イタリアのフィレンツェで行われる、メンズファッションブランドの見本市)に行って気になったのが、「グリーン」です。アウターは難度が高いので、まずはタイやチーフといった小物で取り入れてみたいと思います。あとはゴルフシーンならトライしやすいので、カーディガンやポロシャツをグリーンにして、差し色として使ってみようかなと考えています。

それから素材でいえば、シアサッカーにも注目しています。僕が関わるナノ・ユニバースでも商品化を計画しているんですが、2018年の春夏は、白と水色のオーセンティックな柄のセットアップを、ビシッっとカッコ良く着たいですね。


ー ゴルフに関する目標について

年間100ラウンドを目標に掲げています。週1回の練習、週2回のラウンドで達成するかな。ベストスコア75も更新したい! ギアは、ドライバーはpingのG400、アイアンはi200で、シャフトはフジクラ。パターはスコッティキャメロンを使っているんですが、正直身体の衰えを感じてきたので、ハードなもので揃えるのはこれが最後とも思っています。実際、ウェッジはグースがきいたものを2本入れていて、カッコ良いけど実はやさしくて助かっていたり。とはいえ、身体づくりは重要なので、ジム通いも続けます。

■PROFILE : ブルーダー スーパーバイザー 戸賀 敬城(とが・ひろくに)

数々の媒体で編集長を歴任し、現在はハースト・メンズ・メディア・ブランド・アンバサダー、ナノ・ユニバース メンズディレクターなどさまざまな肩書をもつ。

ファッション界を超えた幅広いネットワークとこれまでに培った上質で豊富な知識をもって「BRUDER(ブルーダー)」全体を監修するスーパーバイザーとして携わる。

特に毎月更新している 「時計」コンテンツや、スタイリストによるコーディネート提案コンテンツ「BRUDER SELECT」、2018年よりスタートする、戸賀が国内外のエグゼクティブゴルファーをナビゲートする対談コンテンツ、「OFF THE GREEN」は要注目。



この男が歩けば、西海岸の風が吹く!人気スタイリストKim-Changが語る、2018年のコレが気になる

ー 狙っている、または注目しているモノ・コトは?

LAにベースを持ちたいです。長いこと雑誌『Safari』をやっているので、ビジネスもプライベートも、よりLAに近い場所に置きたいなと。特に、エリアはヴェニス カナルスを狙っています。カリフォルニア州・ヴェニスビーチの近くで、運河沿いにカラフルで小さな家が密集しているんですが、どの家も本当におしゃれでかわいい。そんな場所に自分のベースを持てたらなぁと考えています。


ー 特に気になるファッションアイテムやカラーは?

アイテムというか、スタイルでいえば、ゴルフファッションも普段着も、なるべくユルくて動きやすいものを、カッコ良く着こなしたいですね。目指すはアメリカのハイストリートとアスレジャーの中間のような感じです。シュプリームとかオンリーとか、そういったブランドをあたかも着ているかのようなスタイル。

ストリートスタイルに欠かせないキャップもKim-Chang注目アイテムのひとつ。


ただ、ストリートというとブラックでまとめがちですが、そうではなくて、カラーでいうと僕は「茶」に注目しています。茶色をベースに白、薄いピンク、薄い黄色、薄いブルーなどを合わせたい。茶ならストリートっぽ過ぎず、大人の魅力を表現できると思います。自分らしいスタイリングとして、細身のスウェットパンツが生活全般のアイコンになっているので、やはりゴルフ場でも取り入れたい。トラックパンツやジャージ素材のパンツブームが、それを後押ししてくれるはず、と思っています。

あとは「グリーン」も注目ですね。これはお気に入りのローファーなんですが、どちらも色がモスグリーンで、フォーマルになりすぎず、でもシックになり過ぎず、遊び心がある色味とデザインがちょうど良いんです。



写真左はイヴ・サンローラン、右はアメリカの老舗シューズブランド、G.H.BASSのもの。


ー ゴルフに関する目標について

クラブセットを新調したいです。アイアンはタイトリストの716のフルセットで揃えていますが、ドライバーとウッドが大昔に買ったものなので、買い替えたいなと思っています。スコアに響いてきますからね。タイトリストで揃えるか、やさしくて飛ぶと聞いているpingに変えようか、ちょっと迷っているところです。 あとは、いま月1ゴルファーになってしまっているので、目標は月2ペースでラウンドしたい。年間24回から30回を目指しています。

■PROFILE : Kim-Chang(きむ・ちゃんぐ)

メンズファッション誌『SAFARI』のスタイリングを創刊から担う同誌の看板スタイリスト。アメカジに精通し、LAを中心とした西海岸スタイルやハリウッドセレブのスタイルに造詣が深い。

ゴルフは40歳を過ぎてからスタート。撮影の合間を縫ってのラウンドはほぼ月イチ。夢はそれを週イチにすること。「平均スコアは……まだ秘密(笑)」。

次回は雑誌『LEON』や『MADURO』で活躍中のスタイリスト黒田 領(くろだ・りょう)、『メンズクラブ』をやゴルフ雑誌をはじめとするさまざまな男性誌で人気を博すスタイリスト栃木 雅広(とちぎ・まさひろ)の2018年気になるモノ・コトを紹介。

  • Shooting by Yoshiaki Tsutsui
  • Text by Go Hosomura
  • Edit by Yuka Sato

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