ジェントルマンドライバーに贈る限定クロノグラフ　タグ・ホイヤー「モナコクロノグラフレーシンググリーン」

クロノグラフとは、経過時間を計測するストップウォッチ機能を備えた時計のこと。その分野において「代名詞」とも言えるタグ・ホイヤーから、伝統と革新が詰まった限定モデル「モナコクロノグラフレーシンググリーン」が登場した。

タグ・ホイヤーの起源は、1860年にエドワード・ホイヤーによって創業されたホイヤー社にさかのぼる。1887年には、ストップウォッチのオン／オフを操作する「振動ピニオン」を発明し、これは現在も機械式クロノグラフの基本機構として使われ続けている。

モーターレーシングとの関わりも深く、1960年代からトップレーシングチームやドライバーとのパートナーシップを通じ、数々のアイコニックなクロノグラフモデルが誕生した。その名作の1つが「ホイヤーモナコ」。このモデルは1969年に発表され、角形ケースの防水クロノグラフとして世界初の機能を備えた革新的なデザインで話題を呼んだ。また、「キャリバー11（イレブン）クロノマチック」ムーブメントを搭載し、世界初の自動巻きクロノグラフムーブメントのひとつでもあった。まさに2つの「世界初」を成し遂げたモデルといえる。

さらに「モナコ」は、ハリウッドの名優でレーシングドライバーでもあったスティーブ・マックイーンが、映画『栄光のル・マン』で着用していたことからも一躍有名になった。

今回の限定モデルは、インダイヤルとストラップに英国モーターレーシングを象徴するブリティッシュ・レーシンググリーンを配色。ケースには、伝説的なキャリバー11の2時と4時位置にクロノグラフのプッシュボタン、9時位置にリュウズを配置するスタイルを再現した現代版キャリバー11を搭載した。さらに、ステンレスよりも軽量で装着感の良いグレード2チタンのスクエアケースは、エレガンスとタフさを兼ね備えている。

プレスリリースには、「まさにジェントルマン・ドライバーのためのクロノグラフ」とあり、モータースポーツが紳士のたしなみだった1920〜30年代のレーシングドライバーたちへのオマージュが感じられる。洗練と余裕を兼ね備え、冒険心を忘れないあなたにこそふさわしい一本だ。