ゴルフとクルマを直接比較することは難しい。だが長年フォルクスワーゲンを愛用している中井学プロはPINGとフォルクスワーゲンのモノ作りに共通の理念を感じるという。ギアに精通した中井プロと、普段フォルクスワーゲン・シャランのサポートカーをドライブするPINGのフィッターに話を訊いてみた。
クルマは、安全で快適な移動手段であることが大事
ゴルフクラブとクルマは、どちらも我々の週末に欠かせないアイテムだが、そこに共通の理念を見出す人は珍しいかもしれない。中井学プロは長年フォルクスワーゲンのステアリングを握っているオーナーであり、またPINGとギア契約を結ぶゴルファーでもある。そんな彼はフォルクスワーゲンとPINGのモノ作りに共通の理念を感じているという。
「フォルクスワーゲンとの付き合いは10年くらいになります。元々ブランド自体に憧れがあって、最初はポロに乗りはじめました。とっても気に入っていたんですが、でもご存じのようにゴルファーズカーというわけではなかった。そこでパサート・ヴァリアントに乗り換えて13万キロ走りました。ゴルフやっているんだからクルマも(フォルクスワーゲンの)ゴルフで決まりでしょ!っていうオチにしたかったんですが(笑)。現在はティグアンに乗っていますが、フォルクスワーゲンのクルマの“優秀な道具”という部分に魅力を感じています。」
「まず高速道路を走っていて怖くない、安心感があるというのが第一印象でしたね。我々はクルマ移動することが多いので、愛車は快適で安全な移動手段でなければなりません。フォルクスワーゲンは走る、曲がる、止まるといった基本的な部分がしっかりしていて、それが安心感につながっています。」
ちょうどいい性能、だからしっくりくる
「乗り換えてもまたフォルクスワーゲンを選ぶっていうのは、個々のクルマの個性も気に入っていますが、ブランドの方向性みたいなものが僕の好みに合っているんだと思います。例えばダウンサイジングされているエンジンはトルクもしっかりあるから、必要な時に必要な加速が得られ、高速道路の進入でもストレスなく合流できます。でも僕はこれ以上パワーが必要だとは思わない。フォルクスワーゲンは『ちょうどいい性能』なんです。ゴルフ場の駐車場などで、クルマについて声を掛けられたりしますよ。国産車に乗っている人とか、けっこうフォルクスワーゲンに興味がある人多いんですよ。輸入車の入り口だと思っているんでしょうね。でも実際に乗ってみたら、その奥深さに驚かされるはず。」
「国産車なんかはギミックがいっぱいあって、エンターテイメントのような部分はとても充実しているように思うけど、僕が重要視しているのはそこじゃないんです。例えばシートひとつとっても、フォルクスワーゲンのそれは作りがしっかりしていて、長距離でも快適に座っていられる。そういったクルマの基本的な部分の優秀性は、いまだにドイツ車に一日の長があると思っています。
一方、より高級なクルマにも乗せていただいたり、試乗したこともあるんですが、ここまで華美だったり贅沢なものは僕には必要ないって思ってしまうことが多かったですね。僕にはフォルクスワーゲンがしっくりくる。価格的な面でも適正だと思います。」
「PINGというブランドは知れば知るほど、とっても頑固なんです。例えばアイアンのヘッドは少し手間が掛かってもステンレス鋳造にこだわっている。その理由は製品毎のバラツキのなさとか、品質管理のことまで考えているからなんです。一方フォルクスワーゲンも、部品ひとつひとつのクオリティが高い。
例えば、ドアの付け根のヒンジは安っぽい鉄板プレスの部品ではなく鋳造品を使っている。それも上級モデルだけでなくエントリーモデルまで一貫して。それこそブランドの考え方とか理念が現れている部分だと思います。
ドイツ車のドアがガツンと硬質な音を立てて閉まるということは良く知られていますが、重要なのはその先にある作りの良さや安全性なんです。どこに重きを置いているのかという部分ですね。そういった内面のクオリティがわかってくると、外観もすっきりとした上品なものに見えてきて、フォルクスワーゲンらしさに溢れていると思えるようになります。」
フィッターが語るシャランのフィット感
現在のPINGのサービスカーはフォルクスワーゲン・シャランである。普段このクルマをドライブし、全国を駆け回っているPINGのフィッターはシャランにどのような印象を抱いているのだろうか?
「以前のサービスカーは国産のワンボックスを使っていたので、シャランに替えたことでとても快適になりました。最初に来たときはこれまでと同じだけ荷物が積めるのか心配になりましたが、全く問題ありませんでした。違うのは乗用車的なドライブのしやすさと乗り心地の良さですね。フォルクスワーゲンの場合、ドライバーズシートからの視界の良さとか解放感、取り回し等は最小モデルのアップ!に乗ってもミニバンのシャランに乗っても変わらないように思います。」
安心、疲れない、燃費がいい=長距離が得意!
「シャランは日本の交通事情にピッタリのボディサイズもいいし、やっぱりちゃんと走って、曲がって、止まってくれます。サービスカーは重い荷物を満載していますが、それでもちゃんと止まってくれる。ミニバンはひとりでゴルフ場に向かう時にも乗りますが、家族や大切な人を乗せたりすることもあるので、やっぱり安心感が大きいというのはいいですね。“ACC”(全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール)や“Lane Assist”の機能もとっても重宝しています。長距離ドライブも週末の渋滞も、シャランのおかげで全く苦手意識がなくなりました。」
「収まる」ではなく「余裕で積める」
「基本的には2列目以降のシートを倒してフルフラットの状態で使っていますが、シートアレンジが自由自在なので、人と荷物を両方乗せないといけないような時でもサッと対応できて助かっています。ラゲージスペースの床面の高さもちょうどいいので、腰への負担が軽くて助かります。 ゴルフバッグは横方向にも積めますけど、我々は無造作に縦方向で放り込んでいる感じですね。その方が楽だし、サイドのスライドドアから必要なクラブだけをサッと取り出すことができたりして、使い勝手がとてもいい。個人で使うならラゲージスペースにピッタリ収まる方がいいですけど、我々はスペースに余裕があって、素早く直感的に積み込めるほうがありがたいです。」
PINGのサービスカーのシャランは1.4リッターのガソリン・モデルだが、シャランの最新の話題はクリーンディーゼルを搭載したモデルが追加されたことである。
「以前他のクルマでディーゼル・エンジンのトルクの強さは体感済みなので、新たに登場したシャランのクリーンディーゼルにはとても興味があります。ガソリンのTSIエンジンでも遠出するとリッター15km近く走れることがあるので、ディーゼルだともっと燃費が伸びるんでしょうね。クリーンディーゼルのメリットって燃費だけではなくて、低速トルクが豊かで発進加速に余裕があったりすることだと思うんですが、フォルクスワーゲンのTDIエンジンは音も非常に静かだと聞いているので、良いことずくめですよね。」
2019シーズンのPINGは、契約プロによる活躍も大いに話題となった。比嘉真美子の開幕戦優勝、渋野日向子による日本人による42年ぶりの全英女子オープン優勝、そして鈴木愛が2年ぶり3度目の賞金女王に返り咲いたことなど、年間通算勝利は14勝。文字通りシーズンを席巻したのである。 男子プロも、チャン・キムの日本オープンゴルフ選手権制覇や、マイナビABCチャンピオンシップ2019で優勝、日本プロゴルフ選手権で2位になった黄重坤(ハン・ジュンゴン)選手の活躍が目立った。またネイト・ラシェリー選手がG410 LSTドライバーを武器にPGAツアー初優勝を遂げたことも記憶に新しい。
一方フォルクスワーゲンは幅広いモデルラインナップに加え、クリーンディーゼル搭載モデルが登場したことであらゆるカスタマーの要求に応えられる、バランスの取れた布陣が揃いつつある。
不思議なことにこの2つのブランドは似たような哲学を持っている。 それは、所有するということでの喜びだけではなく、使うことでの得られる満足を大事にしていることだ。 クルマにもクラブにも、時代が求めているのは無理のない心地よさだ。色々な意味で転換期を迎えている自動車業界とゴルフ業界において、 この2つのブランドが創立以来目指している「フィット感」こそ、今、多くの人が求めている新しい価値感なのではないか。
2019シーズンには、ジャパンゴルフフェア2019でブース内に3台のフォルクスワーゲンが展示され PINGとのマッチングの良さがアピールされており、虎ノ門を舞台にフォルクスワーゲンが提案する新しい遊び場、 新虎ヴィレッジでもPINGの試打会が開催された。
こうしたコラボは、まさにそうした新たな価値を体現している場と言えよう。 そして、そうしたブランドの枠を越えた融合が、ゴルファーのライフスタイルを刺激しはじめているのだ。 スタッフ同士も気が合い、さらなるコラボも検討中と言われる両ブランドのさらなる“しっくりピッタリ”を通じた、新たな価値の提供にこれからも期待したい。
- Volkswagen Sharan TSI Comfortline
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- ボディサイズ | 全長4,855mm×全幅1,910mm×全高1,750mm
- ホイールベース | 2,920mm
- エンジン | 直列4気筒DOHCターボ
- 排気量|1,394 cc
- 最高出力 | 150PS(110kW) / 5,000~6,000rpm
- 最大トルク | 250Nm(25,5kgm) / 1,500~3,500rpm
- Volkswagen Sharan TDI Highline
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- ボディサイズ | 全長4,855mm×全幅1,910mm×全高1,765mm
- ホイールベース | 2,920mm
- エンジン | クリーンディーゼル、直列4気筒DOHCターボ
- 排気量 | 1,968cc
- 最高出力 | 177PS(130kW) / 3,500~4,000rpm
- 最大トルク | 380Nm(38,8kgm) / 1,750~3,250rpm
Volkswagen Sharan Another Story
Volkswagen Arteon
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1. ーArteon R-Line 4MOTION Advance
流麗でクーペルックなスタイリングに高い実用性と広い室内空間を持った、フォルクスワーゲン アルテオン
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2. ーArteon TSI 4MOTION Elegance
自由に組み合わせて自分だけの"色"を愉しむフォルクスワーゲン アルテオン エレガンス
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3.-Areton R-Line 4MOTION Advance
中里光之介プロ、 フォルクスワーゲン アルテオンとともに加速する日常、そして挑戦
RECOMMENDED Volkswagen Models
- COOPERATION協力
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- 取材協力
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永田台ゴルフ練習場(神奈川県)、PING GOLF JAPAN
キャンペーン概要
- 当選内容
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A賞:お好きなドライバー1本:3名様
B賞:PING キャディバック:3名様
C賞:中井学プロサイン入りキャップ:3名様
- 応募期間
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2019年12月24日(火)~ 2020年1月31日(金)
- 同意事項
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■本キャンペーンは、やむを得ない事情により予告なく中止または内容が変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
■賞品は抽選でのプレゼントです。
■賞品の写真はイメージです。また賞品は、予告無く内容・仕様が変更になる場合があります。
■フォルクスワーゲンおよび同業他社の社員/関係者は応募できません。
■ご応募後、事務局よりお電話にてご連絡する場合がございます。また、後日、フォルクスワーゲン正規ディーラーよりご連絡する場合がございます。
- 抽選と当選結果について
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■ご応募は、お1人様1回限りです。重複でのご登録は無効になります。
■当選の権利はご当選者ご本人様のみ有効で、譲渡はできません。また、当選の権利を金銭その他の物品と交換することはできません。
■当選の発表は、キャンペーン終了後、ご応募時に記入いただいたメールアドレス宛にご連絡させていただきます。
■賞品の発送は2020年2月以降を予定しております。
■応募の際にご登録いただいたお名前・ご住所・お電話番号に誤りがある場合や、ご住所、転居先が不明等の理由により賞品を配達できない場合は、ご応募・ご当選の権利が無効になる場合がございます
■交通事情、天候等で賞品の発送が遅れる場合がございます。あらかじめご了承ください。
■抽選や当選に関するご質問の受付は行っておりません。
■A賞はGDOショップで販売している10万円(税抜)以下のドライバーが対象となります。
■希望スペックに関しては当選連絡時にお伺いさせていただきます。
■発売前の賞品や売り切れの賞品は対象外となります。
■キャロウェイ ゴルフ(Callaway Golf )製品は対象外となります。
■その他、商品の供給状態によりプレゼント対象外となる商品がございますので、あらかじめご了承ください。
■B賞のキャディバックは、商品・デザイン・カラーは変更されることがあります。
■C賞のキャップは、商品・デザイン・カラーは変更されることがあります。
■本キャンペーンは株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインが独自に行うものであり、Apple Inc.またアップルジャパン合同会社とは一切関係がありません。
- 注意事項
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(1)抽選結果のご連絡
(2)本キャンペーンに関する問い合わせ対応
(3)本キャンペーンの運用・実態・管理
(4)フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社(守秘義務契約を取り交わしたデータベース管理会社を含む)またはフォルクスワーゲン正規ディーラーによる、商品ご案内等のDM(eDM)やご連絡、訪問活動 本キャンペーンの主権は、フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社となります。
なお、取得した情報は、当選連絡以外は株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインでは使用いたしません。
お問い合わせ先
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■ フォルクスワーゲン
カスタマーセンター:0120-993-199
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