
知的好奇心を刺激する展覧会やイベントをBRUDER編集部がセレクト。8月も後半を迎えましたが、厳しい暑さはまだ続きそうです。今回は、開館時間の延長や特別プログラムなど、夕暮れから夜にかけて楽しめる4つの美術館をご紹介します。
MOMATサマーフェス 2026

ひんやり、のんびり、アート鑑賞
暑い夏でも、涼しい館内でゆっくりとアートを楽しめるイベント。金曜、土曜の17時以降には、所蔵作品展の見どころを紹介する「MOMATハイライトツアー」や「研究員ショートレクチャー」など、夏限定のプログラムが盛りだくさん。さらに夜間開館中はレストラン「ラー・エ・ミクニ」のキッチンカーが美術館の前庭に登場。ドリンクやフードを片手に、アート鑑賞の余韻に浸れる。
開催情報
会場:東京都近代美術館(東京都千代田区)
会期:開催中〜2026年9月13日(日)/月曜休館
開館時間延長日:金曜日、土曜日は21時まで開館 *入館は閉館の30分前まで
ジャンル:アート、フード、美術館、ナイトミュージアム
江戸東京博物館リニューアル記念特別展「洋館 明治の夢と挑戦」

Architekturmuseum der Technischen Universität Berlin, Inv. Nr.20190
日本建築史の大変革期をたどる
日本建築史の始まりともいえる法隆寺の建立から1,000年以上を経た明治時代。人々が建築に夢を抱いた「明治の洋館」の世界を、多彩な資料と立体的な展示によって再考する。大工棟梁が手がけた擬洋風建築(ぎようふうけんちく)、外国人技術者による洋館や本格的な西洋建築、さらに皇族や上流階級のための大邸宅まで――。日本の建築史上、まれに見る変革期を多角的にひもとく、建築好きには見逃せない内容だ。
開催情報
会場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室(東京都墨田区)
会期:開催中〜2026年8月23日(日)/月曜休館
開館時間延長日:毎週土曜日は19時半、8月21日(金)は21時まで開館 *入館は閉館の30分前まで
ジャンル:歴史、建築、博物館、ナイトミュージアム
Web Site:https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/western-style-architecture/
「東京都美術館開館100周年記念 この場所の風景―上野・大牟田・ブエノスアイレス」

1993-1996 年 東京都写真美術館蔵
3つの場所から「100年」を振り返る
東京都美術館の開館100周年を記念する本展では、異なる3つの場所で続けられた創作活動を通して、「100年」という時間を振り返る。多種多様な人々が集った上野と東京都美術館の歩み、そこから遠く離れた土地で、個人の膨大な熱量によって繰り広げられた創作の営み――。それぞれを並行してたどることで、「中央/周縁」という枠組みを越え、表現することの根源的な意味を浮かび上がらせる。美術館の役割とは何か。3つの場所の風景と向き合いながら、次の100年に思いを巡らせたい。
開催情報
会場:東京都美術館 ギャラリーA・B・C(東京都台東区)
会期:開催中〜2026年10月7日(水)/月曜休室 *9月21日(月・祝)は開室
開館時間延長日:金曜日は20時まで開館 *入室は閉室の30分前
ジャンル:写真、絵画、版画、アート、美術館、ナイトミュージアム
版画家レンブラント 挑戦、継承、インパクト

光と影の魔術師、レンブラントの卓越した版画表現
版画家としてのレンブラントにフォーカスした展覧会。数多くのエッチングを所蔵する国立西洋美術館と、レンブラント専門の美術館であるレンブラント・ハウス美術館のコレクションを中心に、貴重な作品を紹介する。深い闇によって奥行きを生み、スポットライトのような光で人物や風景を照らし出す表現から、レンブラントならではの光と影へのまなざしを鮮明に感じられる。
開催情報
会場:国立西洋美術館(東京都台東区)
会期:開催中〜2026年9月23日(水・祝)/月曜休館 *9月21日(月・祝)は開館
開館時間延長日:金曜日、土曜日は20時まで開館 *入館は閉館の30分前まで
ジャンル:アート、版画、美術館、展覧会、ナイトミュージアム
Web Site:https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2026rembrandt.html
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Text : Akemi Kaneko
Edit : Yu Sakamoto








