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名作に出会える!見逃せない注目の展覧会|休日カルチャーガイド

ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》
1665年頃 油彩/カンヴァス 44.5×39cm マウリッツハイス美術館
© Mauritshuis, The Hague

知的好奇心を刺激するイベントをBRUDER編集部がセレクト。一度は見ておきたい名画や名宝に出会える、注目の展覧会をご紹介します。

ルーヴル美術館展 ルネサンス

レオナルド・ダ・ヴィンチ《女性の肖像》、誤って付された別称《美しきフェロニエール》1490‒1497年頃
  パリ、ルーヴル美術館 © GrandPalaisRmn (musée du Louvre) / Michel Urtado

レオナルド・ダ・ヴィンチの《美しきフェロニエール》が初来日

15〜16世紀、ヨーロッパ各地で花開いたルネサンス美術。本展では、ルーヴル美術館の膨大なコレクションから厳選した50点余りを通して、その豊かで複雑な様相に光を当てる。初来日となるレオナルド・ダ・ヴィンチの《女性の肖像》、通称《美しきフェロニエール》は、人間の個性への関心が高まったルネサンス期を代表する肖像芸術の傑作だ。内面に潜む複雑な感情まで描き出し、芸術の真髄に触れることができそうだ。

弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」

弘法大師坐像 江戸時代 17世紀 和歌山・金剛峯寺蔵 (通期展示)

普段は見られない秘仏も 空海と真言密教の至宝

真言宗の宗祖・弘法大師空海(774~835年)の生誕1250年を記念する展覧会。国宝《五大尊像》(京都・醍醐寺蔵)や、金剛峯寺本坊持仏間本尊《弘法大師坐像》(和歌山・金剛峯寺蔵)をはじめ、真言宗各派に伝わる貴重な約40体の仏像を含む寺宝が一堂に会する。なかでも、普段は目にする機会のない各地の秘仏11体は見どころの一つ。空海ゆかりの名宝や密教美術、密教図像を通して、その教えと信仰が日本各地へ広がり、1200年にわたって受け継がれてきた歴史に触れられる。

フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展

ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》
1665年頃 油彩/カンヴァス 44.5×39cm マウリッツハイス美術館
© Mauritshuis, The Hague

「北方のモナ・リザ」の異名を持つ、名画《真珠の耳飾りの少女》

ヨハネス・フェルメールの名画《真珠の耳飾りの少女》の再来日を記念し、実物展示とデジタル映像を通して、その魅力に迫る。全長20mに及ぶ大型スクリーンで、フェルメールが描いた光の世界を体感できる特別企画も展開される。世界各地に点在する全作品を実際の比率に基づいて映し出すほか、《真珠の耳飾りの少女》を拡大投影し、通常の鑑賞では捉えにくい細部や表現に迫る。デジタルならではのアプローチを通して、名画鑑賞への理解が深められる機会だ。

元禄! 師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開

菱川師宣 十二ヶ月風俗図巻 十二月(後期展示:7/28~8/23) 江戸時代・元禄5~6年(1692~93) 頃 (公財)静嘉堂蔵

菱川師宣 最晩年の傑作《十二ヶ月風俗図巻》が展示

庶民が主役の憂き世(浮世)を描き、絶大な人気を博した浮世絵の始祖・菱川師宣(?~1694)。本展では、静嘉堂文庫美術館が所蔵する師宣最晩年の傑作《十二ヶ月風俗図巻》を公開する。ひな祭りや端午の節句、花見や藤見の酒宴で酔う人、盆踊りに興じる人々――。庶民の暮らしをみずみずしく活写した長大な絵巻は、まるで映画の一場面のよう。華やかな元禄期の世相と、師宣独自の生き生きとした人物描写を存分に楽しめる。

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