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あの名作春画や巨大な頭蓋骨も GWに見たい展覧会|休日カルチャーガイド

渓斎英泉 大判錦絵『あぶな絵』/文政年間(1818~30)/浦上蒼穹堂蔵

知的好奇心を刺激する、ゴールデンウィークに行きたい注目の展覧会をBRUDER編集部がセレクト。春画や巨大彫刻など、ラウンドの合間に話したくなるようなトピックを紹介します。

葛飾北斎・渓斎英泉 艶くらべ −歌舞伎町花盛り−

渓斎英泉 色摺半紙本『春情指人形』天/天保9年頃(1838)/浦上蒼穹堂蔵

春画の傑作、葛飾北斎《蛸と海女》が見られる!

日本が世界に誇る浮世絵師・葛飾北斎と、その画風を慕いながらも独自の美意識を切り拓いた渓斎英泉(けいさい えいせん)に焦点を当てた企画。大胆かつ奔放な北斎と退廃的で妖艶な英泉。影響を与え合いながらも、人間の欲望と生命力に対して異なる眼差しを向けた二人の「艶」の競演を堪能できる。5月1日(金)から 5月10日(日)までは、北斎の春画の名品《喜能会之故真通(きのえのこまつ)》より《蛸と海女》が限定公開されるので見逃せない。

アイルランド チェスター・ビーティー・コレクション 絵巻と絵本のたからばこ

酒呑童子絵巻(巻下、部分)江戸時代・17世紀 紙本着色 チェスター・ビーティー蔵
Images courtesy of the Trustees of the Chester Beatty Library, Dublin.

端午の節句に相応しい、鬼退治の物語を鑑賞

世界の様々な美術作品を収集したアルフレッド・チェスター・ビーティー卿による、日本の物語絵コレクションを公開中。本展では絵巻や絵本を通して6つのテーマから日本の物語を学べる。なかでも、平安時代の武将・源頼光が臣下を従え、酒呑童子(しゅてんどうじ)と呼ばれる鬼を退治する《酒呑童子絵巻》は、鮮やかな色彩と独創的な構図で描かれ、見る者を魅了する。筋骨たくましい鬼を相手に、武将と家臣たちが力を合わせて挑む様子は大人が見ても手に汗握る迫力だ。

山田紗子展 parallel tunes(パラレル・チューンズ)

miyazaki Tokyo, 2022 ©Rumi Ando

注目の建築家・山田紗子の初個展

「EXPO 2025 大阪・関西万博」で休憩所の設計を手掛け、近年は公共図書館のプロポーザル最優秀者に選定されるなど、活躍の幅を広げている建築家・山田紗子。本展では、ギャラリー空間をひとつの環境と捉え、自然、生物、ランドスケープなどが旋律を奏でながら共鳴する独自の世界を表現。日々複雑さを増す世界を多声的なものとして捉え、躍動感のある豊かな環境の創出を試みる世界をぜひ体験してほしい。

「ロン・ミュエク」展

《マス》
2016-2017年
所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈
展示風景:「ロン・ミュエク」韓国国立現代美術館ソウル館、 2025 年
撮影:ナム・キヨン
画像提供:カルティエ現代美術財団、韓国国立現代美術館

超リアルで巨大な人物像が感覚を狂わせる

本物と見まがうほどのリアリティと現実離れしたスケールの作品で知られるロン・ミュエクの大規模展。実際の人物よりもはるかに大きく、あるいは小さく造られる彫刻は、私たちの身体との関係、そして存在そのものとの関係を問いかける。長さ6.5メートル、幅約4メートルの巨大な女性がベッドに横たわる大型作品《イン・ベッド》や、日本初公開となる巨大な頭蓋骨の彫刻100点で構成された《マス》など、見る者を強烈に惹きつけ、感覚を揺さぶる作品が盛りだくさんだ。

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