
知的好奇心を刺激し感性を磨く、今注目のイベント・展覧会等をBRUDER編集部がセレクト。暮らしに豊かなひとときをもたらし、ラウンドの合間に話したくなるような情報をご紹介します。
知覚の大霊廟をめざして——三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション

三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーションに没入
人間の五感や重力などの物理的な感覚を、最新のテクノロジーで可視化・可聴化した大規模なインスタレーション作品で知られる三上晴子。本展では、1990年代後半以降に発表したインタラクティヴ・インスタレーションを4作品展示。監視カメラをはじめとした情報化社会の抱える問題をテーマとした《欲望のコード》、重力という物理現象を可視化する《gravicells—重力と抵抗》などが体験できる。空間全体を一つのシステムとして構築し、鑑賞者の身体がインターフェースとなる作品世界をぜひ体感してほしい。
開催情報
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](東京都新宿区)
会期:開催中~2026年3月8日(日)/月曜休館 *月曜が祝休日の場合は翌日
*展示の4作品のうち2作品は1名ずつでの体験のため事前予約制。1日の体験人数が限られています。
ジャンル:テクノロジー、アート、展覧会
草間彌生 闘う女/絵を描く少女

不屈の芸術家、草間彌生の創作の変遷をたどる
世界的な前衛芸術家、草間彌生の作品から「闘う女性」と「無邪気な少女」という2つの顔を見いだし、その表出と変容を紹介する展覧会。会場では活動初期のドローイングをはじめ、過去のトラウマを克服するための集合彫刻、既存の社会規範や性道徳を挑発するかのようなヌード・パフォーマンスの記録資料など、渡米期の挑戦的な表現を展示。近作からは草間の空想世界を実体化したような少女や花がモチーフの立体作品、世界初公開の小型ミラールームなどを体験することができる。時代に挑み闘う気迫と、少女のようなあどけなさを併せ持つ草間彌生の魅力を再認識できる。
開催情報
会場:草間彌生美術館(東京都新宿区)
会期:開催中~2026年3月8日(日)/月曜〜水曜休館 *祝日は開館
*入場は日時指定の事前予約・定員制(各回90分)/チケットは美術館のウェブサイトのみで販売。
ジャンル:アート、絵画、映像、展覧会
Web Site:https://yayoikusamamuseum.jp
逝ける映画人を偲んで 2023-2024

日本映画史を築いた映画人の追悼企画
日本映画の歴史を築いた映画人を故人が関わった作品の上映を通じて追悼する企画。今回は2023年1月1日から2024年12月31日の間に逝去した80名以上を追悼対象に84作品(60プログラム)を上映し、それぞれの業績を回顧・顕彰する。プログラムでは、『黒い雨』(山田晶、三谷昇)、『ドラえもん のび太と鉄人兵団』(大山のぶよ ほか)、『久里洋二 短篇アニメーション作品集』をはじめ、アーティスト田名網敬一の映像作品やロマンポルノなど、幅広いジャンルの作品を鑑賞できる。
開催情報
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(東京都中央区)
会期:開催中~2026年3月22日(日)/月曜休館
*上映作品・日程はプログラムにより異なります。詳細は公式サイトをご確認ください。
ジャンル:日本映画、文化、アート、カルチャー
暮らすモノと選ぶモノ展

Japan madeの魅力を堪能
Japan madeをテーマに、地域に息づく手仕事や工芸を紹介する企画「くつろぐ・味わう・整える 冬のしつらえ」の連動イベント。会場では、バイヤーのmethod代表 山田遊氏が「自宅で愛用するモノ」と「バイヤー目線で高く評価するモノ」を「くつろぐ・味わう・整える」の視点でセレクトした品々が並ぶ。目で味わう洗練された形はもちろん、手に取るからこそ分かる質感や丁寧さなど、ものづくりの魅力を堪能できる。
開催情報
会場:リビングデザインセンターOZONE(3F エントランス)(東京都新宿区)
会期:開催中〜2026年3月24日(火)/水曜休館 *祝休日は開館
ジャンル:ライフスタイル、工芸、デザイン
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Text : Akemi Kaneko
Edit : Yu Sakamoto








