
ゴルフにはラウンド後にお酒を片手に仲間と語らう「19番ホール」と呼ばれる習慣があります。アルコールとの付き合いはゴルファーでなくとも大人の嗜みですが、お酒を楽しむ場所はバーやレストランだけとは限りません。今回も東京・渋谷に佇む「THE MUSIC BAR -CAVE SHIBUYA-」のバーテンダー・眞柳壮良さんに、これからの季節にピッタリなアレンジ・ホットカクテルを教えていただきました。
ラム「ロン サカパ」をホットカクテルで
ウイスキーやテキーラ、ジンなどに並ぶ蒸留酒(スピリッツ)のひとつがラムです。サトウキビのしぼり汁を使ったお酒で、香ばしさとほのかな甘みが人々を惹きつけます。スピリッツの中ではアルコールが苦手な方でも親しみやすくもあります。
もちろんラムにも種類が多くあり、タイプがそれぞれ異なります。主に旧宗主国といわれる英国系、フランス系、スペイン系の3つに分類され、それぞれに特徴を持ちます。一般的に英国系はウイスキーのように味わいがどっしり。フランス系はアグリコールという癖の強いものもそろい、スペイン系はライトで飲みやすいボトルがたくさん。熟成にシェリー樽を使用した製法もあり、その“取っ付きやすさ”も魅力です。

ラムでキャンプ酒
ロン サカパはかつてスペインの植民地だったグアテマラの老舗ラム。23年熟成ボトルの味わいは、やはり厚みが感じられます。それでいて、1本(750ml)で5000円前後と手に取りやすくもあります。
今回のカクテルは冬のキャンプをイメージしました。リンゴにオレンジ、パイナップルをグリルして、ロン サカパに漬け込みます。目安は3~4時間以上。果物は熱を加えると酸味が抑えられて甘みが増し、ラムのフルーティーな香りをさらに引き立てます。焼き目があってもOK。樽で熟成されたお酒と、焦げた香りの相性が悪いはずがありません。

果実の香りをまとったラムとお湯とを1:3の割合で合わせるだけでできるホットカクテルはすぐに完成。熱湯ではアルコールが飛んでしまうため、80℃ほどで注ぎ、60℃~50℃で楽しむのがベストでしょう。サトウキビやチャイシロップを5~10mlほど加えると、甘みにさらに奥行きが。お湯ではなく、紅茶で割るのも楽しそう。シナモンやバニラエッセンスで香りを膨らませることもできます。
フルーツを漬け込んだラムは夏になったらジンジャーエールを注いだり、モヒートのベースしても美味しくいただけます。コーラで割れば、一味違ったラムコークの出来上がり。リンゴを青リンゴに変えたり、焦がしたライムにすると、飲み口はさわやかに。アレンジのアイデアは無限に広がります。
飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
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眞柳壮良 SORA MAYANAGI
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THE MUSIC BAR -CAVE SHIBUYA-

東京・渋谷駅の喧騒を背にして、地下にひろがる別世界。3000枚以上のアナログレコードとハイエンドオーディオが鎮座する空間で、上質なカクテルを片手に没入体験を。
住所:東京都渋谷区渋谷1-15‐12
営業時間:月―土 18:00~27:00、定休日/日、祝
https://the-musicbar.jp//Edit : Yoichi Katsuragawa








