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大阪・関西万博「大屋根リング」設計者の個展から社会派の展覧会まで|休日カルチャーガイド

シプリアン・ガイヤール《Artefacts》2011年 国立国際美術館蔵 ©Cyprien Gaillard Courtesy the artist and Sprüth Magers

知的好奇心を刺激し感性を磨く、今注目のイベント・展覧会等をBRUDER編集部がセレクト。暮らしに豊かなひとときをもたらし、ラウンドの合間に話したくなるような情報をご紹介します。(毎週火曜日更新)

藤本壮介の建築:原初・未来・森

《太宰府天満宮 仮殿》2023年 福岡 撮影:前田 景

2025年大阪・関西万博の象徴「大屋根リング」の設計者としても知られる、建築家・藤本壮介の初の大規模個展。会場では約30年にわたる活動を、模型や設計図面、竣工写真に加え、空間を体験できる大型模型や試作モデルなどを通して一望できる。現代美術館ならではの分かりやすく開かれた展示手法は、建築に詳しくなくても存分に楽しめるのが魅力。藤本の実践を通して、建築とは何か?また、その存在意義や未来について思考を巡らせてみては。

非常の常

米田知子《絡まった有刺鉄線と花(非武装地帯近く・チョルウォン・韓国)I》2015 年発色現像方式印画 作家蔵 Copyright the artist Courtesy of ShugoArts

理不尽な攻撃や突然のクーデター、地震や洪水などの自然災害に未知のウィルス。地球上のあらゆる混乱が加速度を増している今、私たちは常態化した非常事態を生きていると言えるだろう。固有の場所や人の歴史、記憶のリサーチをベースにした作品を制作している写真家・米田知子をはじめとする8名のアーティストの作品を展示。「非常の常」の時代を生き抜くための希望を見つけられるかもしれない。

東京都現代美術館 開館30周年記念展 日常のコレオ

ジョナタス・デ・アンドラーデ《Jogos Dirigidos (Directed Games)》2019 年

制度的空間から都市空間まで、異なる場所における人々の営みや身振りに着目し、変容をもたらす主体性の現れを探求する展覧会。制度や慣習、社会的規範によって縛られる言動と、そうした管理や統御を打ち破り、新たな場と生き方を模索しようとする二つの「コレオ=コレオグラフィー(振付)」の実践を通して、アーティストと鑑賞者それぞれの「日常」の在り方を問い直すきっかけを提示している。



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Text : Akemi Kaneko

Edit : Yu Sakamoto

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