
帽子は、いつもの着こなしに変化を加えたいとき、最も手軽に雰囲気づくりができるアイテムです。でも「なんとなく似合わない」「どこか違う気がする」と違和感を覚えた経験がある人も多いはず。その原因の多くは、デザインではなく“顔とのバランス”にあります。今回は、顔型別に似合うキャップとハットの選び方を、アパレルを多く扱う、にしのやPR・大貫さんに伺いました。
帽子選びの基本
帽子を選ぶときは、顔の形と帽子のボリュームとの調和を意識することが重要です。そのうえで、「シルエット」「つば」「深さ」「サイズ感」の4点を押さえると、自分に合うものを見つけやすくなります。
シルエットは全体のムードを決める要素です。丸みのある形は柔らかく親しみやすい印象に、スクエア型はシャープで都会的な雰囲気を生みます。クラウン(頭の部分)が深いタイプは、こなれた感や小顔効果が期待でき、浅いタイプはすっきりとしたスポーティな印象を与えます。
ブリム(つば)は、顔の印象に影響します。長めなら落ち着いた雰囲気に、短めなら軽快でアクティブな印象を演出。角度によっても表情が変わり、下向きなら上品に、上向きなら明るく見せることができます。
深さはスタイリングの方向性を左右します。深くかぶるとクールな雰囲気にまとまり、浅めに調整すると軽やかでトレンド感のあるスタイルに仕上がります。サイズ選びも欠かせないポイントで、一般的にはおでこと帽子の間に指1本が入る程度の大きさが目安とされていますが、あえて大きめを選び深くかぶることで、リラックスした雰囲気を強調することもできます。
また、キャップとハットでは与える印象が大きく異なります。キャップはスポーティでアクティブなイメージが強まり、ハットは落ち着きやモード寄りの雰囲気にまとまります。試着するときは、正面だけでなく横顔や後ろ姿、全身のバランスまで確認するのがおすすめ。鏡から少し離れて見ると、より客観的に判断できます。ぜひ、これらのポイントを意識してみてください。
丸顔・ベース型

おすすめ:ボリュームのあるシルエット
丸顔やベース型の方は、ボリュームのある帽子を取り入れることで全体のバランスが整います。キャップ・ハットともに、クラウンが深く、ブリムは広めのデザインを選ぶのがポイントです。丸顔は縦のラインが強調されてすっきりとした印象に、ベース型は輪郭の強さがやわらぎ、自然にまとまります。
(左から)ハット¥13,200、キャップ¥11,000/すべて税込
逆三角形

おすすめ:コンパクトなシルエット
逆三角形型の方には、頭にフィットするコンパクトなシルエットがよく似合います。キャップは頭囲がコンパクトなもの、ハットはブリムが下向きで幅の狭いデザインを選ぶことで、顎ラインのシャープさとバランスが取れ、柔らかな雰囲気に仕上がります。
(左から)ハット¥13,200、キャップ¥11,000/すべて税込
面長

おすすめ:高さを抑えたシルエット
面長の方は、キャップ、ハットともにクラウンが浅い設計が理想的です。ブリムで視線を分散させることで、顔の長さが目立ちにくくなります。
(左から)ハット¥13,200、キャップ¥11,000/すべて税込
頭頂部〜額が短い

おすすめ:被りの“深さ”で調整するタイプ
頭頂部から額までの距離が短い方は“フィット感”が重要になります。キャップはクラウンが浅めのローキャップや、ブリムが短めのタイプがおすすめ。ハットはクラウンが浅い、コンパクトなものを選ぶと、余計な隙間ができず自然になじみます。また、ブリムが短いものを選べば全体のボリュームが抑えられ、頭のサイズになじみやすくなります。かぶり方をやや浅めに調整するだけでも、バランスが取りやすくなります。
(左から)ハット¥13,200、キャップ¥11,000/すべて税込
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100年の歴史で培った技術を礎に「似合うという機能」を追求した帽子メーカー。客観的な視点から個性を引き出す形を導き出し、使う人に新たな気づきを届けている。
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- Marina Nakada








