戸賀:「BRUDER」はクルマもしっかり取り上げています。設楽さんもクルマが好きですし、お伺いしたいんですが、現在乗られているのはポルシェ・パナメーラですね。
設楽:仕事で使ったり、乗ったりしているのはパナメーラです。やはり自分で運転するのが好きなので、運転が面白いクルマ。なおかつお客さんを乗せることも多いので、仕事で使うのは4ドアになります。プライベートでは2ドアにも乗ることがありますが、今はパナメーラですね。
戸賀:なかなか珍しい仕様ですよね。人気のパナメーラ4Sですが、左ハンドルでネイビーのメタリック。やはり注文されて、選んだ仕様ですか?
設楽:そうですね。ファッションでもそうですが、トリコロールが好きで、中でも紺と白が大好きなんです。今回のパナメーラも紺と白がベース。ボディが紺で、シートはパーチメント。どこかに赤を入れたくて、シートベルトだけ赤を入れてもらいました。本当はステッチも赤にしたかったけど、赤がなくて、ブルーに白のステッチが入っています。フロアマットにはブルーに赤のパイピングを入れました。
どちらかと言うと、戸賀っちはスペックに凝ると思うんです。僕はどちらかと言うと、デザイン。スペックよりもデザイン重視で、なおかつ鋭角な物よりも、グラマラスな物が好きなんですね。今までの歴代のクルマ、みんなそうです。パナメーラの前は、マセラティですし。
戸賀:マセラティは3200GTでしたよね?
設楽:そうです。バックシャンで、カービィな感じで、グラマラスなところが好きですね。
戸賀:あとはどんなクルマに乗られましたか?
設楽:その前がアストンマーチンDB9です。どちらかと言うと、くさび形のスポーツカーよりも、どこかに丸みが帯びたデザインが好きです。その前はアストンマーチン・ラゴンダでした。
戸賀:ラゴンダにも乗っているんですね。
設楽:91年式でした。
戸賀:自分用に、ゴルフにひとりで行く時は2ドアで?
設楽:仕事は4ドア。いつも2台置いてありますね。
戸賀:スポーツカーとセダンですね。パナメーラは4年くらい乗られていますね。
設楽:なかなか4ドアで欲しいモデルが出てこないので、次も新しいパナメーラか、あるいは今度メルセデスAMG GTに4ドアが発表になったので、実車を見てみたいですね。
戸賀:流行りのSUVには行かないんですか?
設楽:仕事で使うとなると、お客様を乗せる可能性もあるので、車高が低いクルマでないと……というのがありますね。個人的にはSUVもアリだと思います。
戸賀:クルマに何か絶対置いている物とか、キーホルダーはコレとか、何かこだわりはありますか?
設楽:クルマ関係だと、トランクになんでも投げ込むタイプなので、投げ込んでも整理できるような、仕切りを置いています。部屋でもそうですし、社長室もそうですが、割と整理整頓ができないタイプなんですよ。社長室の本棚にも縦横仕切りを全部入れていて、ポンと投げ込んでも、様になるようになっています(笑)。あと、クルマ関係だと、シートと色を揃えたティッシュケースだったり、バッグだったりを載せることも好きです。
戸賀:自分で探したりするんですか?
設楽:探すんですよ。作ってもらったりもしますね。シートと同じ革で作ってくれたり。
戸賀:左ハンドルに乗られていますが、何かこだわりがあるんですか?
設楽:ずっと左ハンドルできてしまったので……。例えば女房のクルマは右ハンドルなんですが、たまに代わって運転すると、どうしても寄ってしまうんですね。なので、こだわりと言うよりも、楽だから選んでいます。
─第4回目は「ファッション」について伺います。
PROFILE : 株式会社ビームス 代表取締役社長 設楽洋(したらよう)
1951年、東京都出身。
1975年、慶應義塾大学経済学部卒業。1975年、 電通へ入社。セールスプロモーション局にてイベントプロデューサーとして活躍。1976年、 父の立ち上げた「BEAMS」設立に参加し原宿で「AMERICAN LIFE SHOP BEAMS」を6坪のショップとしてオープン。1982年、株式会社ビームス設立。ゴルフ歴40年、ベストスコア76
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カメリアヒルズカントリークラブ
国内女子トーナメント「アース・モンダミンカップ」開催コース。安田幸吉氏の設計によるコースはフラットで広いフェアウェイと巧みに配されたハザードにより、すべてのプレイヤーが楽しめる正統派の美しいコースに仕上がっている。また、クラブハウス内はヨーロピアンエレガンスに統一し、心安らぐ空間で贅を尽くした施設ときめ細かな温かいサービスをご提供している
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