株式会社ナノ・ユニバース代表取締役社長 濱田博人x戸賀敬城 対談「所有するクルマの魅力」

株式会社ナノ・ユニバース代表取締役社長 濱田博人x戸賀敬城 対談。第3回目は「クルマの魅力」について。長年乗りつづけているクルマ、ポルシェ・カイエンの魅力や過去のクルマ遍歴など。自身の歴史や時代を振り返りながら常に自分の収入よりも少し上のクルマを買い見栄を張ってきた事を明かしてくれました。

ポルシェ製SUVの得難い魅力

戸賀敬城(以下、戸賀):BRUDERはゴルフはもちろんですが、クルマもがっつり取り上げています。現在、白のポルシェ・カイエンに乗られていますが、このクルマを選んだ理由を教えてください。

濱田博人(以下、濱田):いまのクルマの前もカイエンに乗っていたので、通算10年になります。それまではメルセデス・ゲレンデヴァーゲン、ボルボV70ワゴン、ジープ・チェロキーなど、角ばったクルマが好きで乗っていました。スキーやスノボに行くためにも、荷物がたくさん搭載できることが優先で、カクカクしたフォルムのクルマを選んでいました。なんとなくですが、当時からポルシェなどスポーツカーが好みの対局にありました。スポーツカーへの憧れもなくて、無骨なものが好きだったんです。でも、年齢を重ねるにしたがって、だんだん流線型のクルマも魅力的に思えてきて……。急にスポーツカーに向かってしまうと、自分に似合わない(笑)。輸入車がSUVをどんどん出していますから、メルセデスやBMWも検討したんですが、ちょうど10年前にポルシェのSUVに一度乗ってみたくて選びました。

戸賀:初代カイエンですね。

濱田:初代カイエンの後期型を買ったんですが、そこからハマってしまいました。いま、買い換えを検討しているんですが、「やっぱりポルシェがいいかなぁ」……と思っています。

戸賀:3台目のカイエンになりそうですね。どこに良さを感じていますか?

濱田:メルセデスGLクラスやBMW X5と乗り比べたことはないんですが、ずっと背の高いクルマに乗ってきたので、やはり車高の高いクルマの方が安心しますね。通勤にクルマを使っていないので、乗るのはほとんどがゴルフに行くときなんです。高速道路を運転する頻度が高く、私がよく走る東名などでも安定性があって、さらにキャディバッグも横積みできる。全体的にレベルが高いです。

戸賀:いまは白ですが、その前のカイエンは?

濱田:黒ですね。その前に乗っていたゲレンデヴァーゲンが白で、ボルボが黒。黒と白が交互ですね(笑)。

戸賀:チェロキーは?

濱田:ロイヤルブルーです。真っ青の明るいブルーで、スキー場やビーチに行くと、やたら目立ちました。スキー場に行くと、同じようなクルマが並んでいて、自分のクルマが分からなくなるのにすぐ分かる(笑)。ちなみに生まれて初めて買ったのが、中古の初代フォルクスワーゲン・ゴルフでした。28歳の時、中古で60万円です。

戸賀:名車ですよね。

濱田:でも、3年経たないうちに壊れて、チェロキーを新車で買ったんです。当時、スノボやサーフィンにハマっていたので、一番モテそうかなと(笑)。

戸賀:実際にモテましたよね?

濱田:モテましたね(笑)。アメリカのクルマだったので、かなり内装も無骨で。そう考えると、今のカイエンはすごいラグジュアリーです。贅沢に慣れちゃった感じです。

戸賀:ボルボもモテるクルマでしたよね。

濱田:あれもベストセラーでしたね。

戸賀:次がゲレンデヴァーゲンと、かなりモテる路線を選んでますよね(笑)。

濱田:「まぁ、バブル世代なので(笑)。やはりクルマがないと、話にならない世代でしたから……。大学生の頃はお金もなかったし、社会人になってすぐは給料も安いし、クルマを持てなかったんです。でも、いつか自分に余裕ができたらクルマが欲しいと思ってました。いい時計が欲しい、いいクルマが欲しいというのは、当時の僕らの世代の共通認識。ちょっと小金が入れば時計は買えるけど、クルマはランニングコストがかかる。常に自分の収入よりも少し上のクルマを買って、見栄を張って、そこに追いつきたいということを繰り返して来ました。

戸賀:黒の初代カイエン後期型で、次が白の2代目カイエン、3台目はどんな色や仕様を考えていますか?

濱田:カイエンのままか、マカンに行くか。そこが悩みどころです。カイエンが今年の12月発売からモデルチェンジするんですが、マカンも年内には新型が発表されるらしくて……。マカンはサイズと取り回しやすさが魅力。ゴルフに行く場合も、3〜4人で行くことはほとんどなくて、ほぼひとりで乗っています。そう考えるとマカンで十分かもしれません。あのスタイリッシュなボディも気に入っているし、新型マカンの発表を横目で見つつ、悩ましいところですね。

─最終回は9月10日公開。「ファッション」について伺います。

PROFILE : 株式会社ナノ・ユニバース代表取締役社長 濱田博人(はまだひろと)

1965年、熊本出身。
(株)サンエーインターナショナル執行役員、(株)TSIホールディングス 取締役を経て、2016年7月(株)ナノ・ユニバース代表取締役社長就任。趣味はゴルフ、トレーニング。

COOPERATION
取材協力

カメリアヒルズカントリークラブ

国内女子トーナメント「アース・モンダミンカップ」開催コース。安田幸吉氏の設計によるコースはフラットで広いフェアウェイと巧みに配されたハザードにより、すべてのプレイヤーが楽しめる正統派の美しいコースに仕上がっている。また、クラブハウス内はヨーロピアンエレガンスに統一し、心安らぐ空間で贅を尽くした施設ときめ細かな温かいサービスをご提供している

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