人生を楽しむ “SURF&TURF”をエンジョイする人たち

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11月某日、海も近く“SURF&TURF”を体現するには最高な場所・茅ヶ崎GLで今までにないイベント「I.W.HARPER SURF&TURF EVENT」が開催された。各界のインフルエンサーを集めて行われた大会は、サーフィンでのライディングスコアとゴルフのスコアで競うというもの。楽しいに決まっている、そんなイベントの様子を参加者の表情とともにレポートしよう。



「きょうは波がないからゴルフしようぜ!」は、“SURF&TURF”を実践する人たちの日常会話らしい。“SURF&TURF”という言葉は、多くのサーフポイントや、ゴルフ場が点在するアメリカ西海岸が発祥と言われている。直訳すると“波と芝”だが、サーフィンしてゴルフして…な至高のあそびを意味する慣用句だ。

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「天気はいいけど、波がない…。きょうどうするー?」

この日はモデル、プロゴルファー、プロサーファー、建築デザイナーといった職業こそ異なるものの、「サーフィン」「ゴルフ」という共通の趣味でつながった顔見知りの仲間たちが集まった。

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真剣勝負のパドルレース

イベント当日は快晴、気温20度と11月とは思えない暖かな気候となった。しかし残念ながら波はなく、予定していたサーフィンのライディングコンテストは、急きょパドルレースに変更になった。波との出会いは一期一会というから仕方ない。それでも光り輝く海を前に大人たちは大はしゃぎだ。

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「腕はこうやって動かさないと、進まないからさー」

海に入るのは1年半ぶりというプロゴルファーの土屋健さんは、静岡県・下田出身という生粋の海育ち。学生時代は、ゴルフよりもサーフィンに明け暮れた生活を送っていたという。

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プロゴルファー・土屋健さん

「プロを目指してゴルフにも真剣に取り組んでいましたけど、ゴルフではうまくいかないこともある。ひとたび海に入れば、自然と対峙して命懸けで波に集中する。すると、嫌なことも自然と忘れられる。海からあがれば、またゴルフしようという気持ちになる。リセットこそ“SURF&TURF”の神髄なんじゃないかって思いますね」

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「インスタあげちゃう?」「いいねぇ!」

現在は2人の若手プロゴルファーを抱えるマネージメント会社(HONEST FEELING株式会社)を起業し、忙しない日々を送っている。「自然と共存して、一日で自分の好きなスポーツを2つ楽しめる。贅沢ですよね。そもそも楽しむってこういうことか、とナチュラルに感じることができる一日。人生って大変なこともあるけどやっぱり楽しみたいなと、最高な時間を満喫しています」

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「カンパーイ!」

JPSA(日本プロサーフィン連盟)ショートボード部門で2016年~2018年と3年連続の年間チャンピオンに輝いた加藤嵐さん(28)と、ロングボード部門で3度の年間チャンピオンとなった森大騎さん(32)は、活躍中の現役プロサーファーだ。

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プロサーファー・森大騎さん

波を求めて日本各地にとどまらず、世界を転々とするなかで、「(サーフポイントの)近くにゴルフコースがあったから」という理由で、二人は2年ほど前からゴルフを本格的に始めたという。森さんは「(海で過ごす時間の多い)僕たちにとっては、ゴルフコースに出ると、芝生の美しさや、コースに差し込む光や空気、どれをとっても新鮮だし幻想的です。非日常を味わえるのがいい」と、“癒やし ”としてのTURF時間を強調した。

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笑顔の絶えないTURFステージ

一方で、加藤さんは「サーフィンとゴルフは体の使い方が似ている」と知人に勧められたことも大きなきっかけとなったそう。「(サーフィンで)次のターンにつなげる切り返しで、いかに効率よく体を動かせるかは、ゴルフのスイングに通じるものがある」と、アスリートとしての共通項や、スポーツとしての奥深さからゴルフの虜になったようだ。

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プロサーファー・加藤嵐さん

「サーフィンは常にメイク(トリックや技を成功させること)することに喜びを感じるスポーツなので、いい波が来たら、逃すまいと常に攻める姿勢で挑みます。守りに入るタイミングがないんです。それがたとえ70%の力しか発揮できなくても、点数は出ますから。

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「ナイスボギー!」参加者同士のリスペクトが気持ちいい

でもゴルフではプロでさえ完璧な一打なんて簡単に打てるものではないと聞きます。ミスを想定し、次のショットに備えたマネージメントが必要で、いかに最良の結果でホールを終えられるか。サーフィンとは対極にある戦い方なんですよね。ハードルの高かったゴルフのルールやマナーも、人生勉強になり、鍛錬になる。これまでサーフィンにしか興味なかったけど、こんなにハマるとは思いませんでした 」

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優勝したのはモデルのパトリシオさん。「僕が優勝?ほんとに!?」

プレー後のアフターパーティーは、ステーキとシーフードのBBQだった。なんでもアメリカではステーキとシーフードが同じ皿に盛られたものも“SURF&TURF”と呼ぶらしい。I.W.ハーパーをソーダで割った極上の一杯を片手に、この日のハイライトを語りあう参加者たちの会話は尽きることがなかった。大自然に身を委ね、自分と向き合い、仲間と分かち合う“SURF&TURF”な一日。気取りはなくても、十分に大人の時間が流れていた。

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土屋健さん、パトリシオさん、岩切剣一郎さん(写真左から)

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“SURF &TURF”な一日は、日が沈むまで続いた
STAFFスタッフ
Photo
Dan Imai
Edit & Text
Junko Itoi
COOPERATION

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GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス

9ホールながらも防風林に囲まれた本格的シーサイドコース。海沿い特有のさわやかな風を感じながら「富士の借景」ととも、ドレスコードなしでカジュアルにゴルフを楽しめる。

神奈川県茅ヶ崎市菱沼海岸9-38
[お問い合わせ]0570-011-562

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