定番の“白アイテム”こそセンスが問われる!スタイリストの着こなし術 vol.1

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まるで白いキャンバスのように、合わせる色を選ばず何にでもコーディネートできる毎年人気の白アイテム。合わせ方次第で、カジュアルからフォーマルまで幅広いコーディネートに挑戦できるのが“永遠の定番”たる理由でしょう。今回は、お洒落のスペシャリストであるスタイリスト4人に、見慣れた服をブラッシュアップさせる「白」のテクニックを教えてもらいました。ワンランク格上げする着こなしをマスターしていきましょう。

「グラデーションが醸し出すソフトな感覚」

Styling by

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ベスト¥13,200(コロンビア、商品詳細A)、モックネックシャツ¥9,000(ジ オープン、B)、 コーデュロイパンツ¥20,000、ベルト¥7,000(ビームス ゴルフ、C)、ハット¥5,000(タイトリスト、D)、グローブ¥2,100、シューズ¥12,000(フットジョイ、D)

白とベージュで柔らかいトーンにしています。カラーリングは真っ白とオフホワイトとベージュというグラデーションというのがまず1つめのポイントです

白を攻略する方法は、白からはじまるグラデーション。ソフトなトーンでまとめつつ、ベージュが効いた柔らかなコーディネートは、周囲の人に親近感を与えてくれそうです。

パンツの素材にコーデュロイを選んで秋冬っぽさを先取りしています。流行っているユーティリティベストも投入しました。その雰囲気に合わせるためにハットは大きめにしました。夏場は日光もよけられますし、なおかつコーディネート全体の雰囲気に合います

ユーティリティベストに目がいきますが、ファッショントレンドや季節感をさりげなく、白以外のアイテムにまぶしているのがこのコーディネートのいいところ。さらにハットは日除け、ベストは物がいろいろ入れられる多ポケットなど機能面も考えられています。緻密な計算が隠れたゴルファーにオススメのコーデです。

Pick up ITEM コーデュロイパンツ | BEAMS GOLF

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セレクトしたポイントは、オフホワイトの色目とコーデュロイの素材感ですね。ベルトループのところがラバーになっていて、ベルトなしでも快適に穿けます。ゴルフでとても楽だと思います

Masahiro Tochigi

『メンズクラブ』などの男性ファッション誌や広告などで活躍。好印象を与えるコンサバに独自の感性をミックスしたスタイリングで定評がある。学生時代から足掛け15年のゴルフは楽しさ重視でプレーするエンジョイ派。

 

「加減を利かせた“モノトーントラッド”」

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ポロシャツ¥24,000、パンツ¥32,000、ベルト¥8,800(セント・アンドリュース、商品詳細E) 、ベスト¥18,000、ソックス¥2,000、グローブ¥3,800(マスターバニーエディション、F)、キャップ¥3,800(ブラッククローバー、G)、シューズ¥4,000(ロトゥセ、G)

テーマはモノトーントラッド。大人の男のトラッドというイメージです。”白の加減”を利かせることで、モノトーンにありがちな重い印象や印象強めな感じにはせず、軽やかで親しみを感じる好印象に仕上げるところにポイントがあります。トラッドの世界でモノトーンは、夜の色です。ゴルフという昼間の世界では馴染みのない色彩となるため、うまくいけば新鮮な雰囲気も漂わせます

森岡氏は優れた感覚を持ちながら、常にロジカルです。白をベースカラーではなく、引き立てる側で考えて装いに使用しており、考えられたモノトーンは、大人のゴルフスタイルを格上げしてくれます。

トラッドを経験している人には、遊んでいるなと思わせるコーディネートです。過剰ではないけど誰ともかぶらない、センスの良い大人な感じのゴルフスタイル。ちなみにモノトーンはこの秋冬ファッションシーンの注目カラーでもあります

白ポロシャツにダイヤ柄のパンツで白を引き立て、靴はサドルシューズでトラッド感を加速。まさに熟練した大人のための“モノトーントラッド”スタイルです。

Pick up ITEM ポロシャツ | セント・アンドリュース

ニットポロシャツに近い印象で大人っぽく、また縦方向に柄が入っていて変化が付いています。襟は小さくボタンは4つと通常のポロより前立てがやや長めなのも大人っぽいところです。今回はパンツをトラッドライクなダイヤ柄にして、白ポロシャツを引き立てました

Hiroshi Morioka

『メンズクラブ』の編集部を経て、1996年に独立。雑誌や広告、著名人のスタイリング、企業とのコラボレーションなど活躍の幅は広い。「月2回は行きたい!」とゴルフ熱は高く、多忙な中で年間約20回のラウンドペース。


STAFFスタッフ
Model
Laurent Takigawa
Photo
Tomoo Syoju
Hair & Make up
Megumi Matsumoto
Text
Gotaro Hosomura
Edit
Tsugumi Someno

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