マルボンを愛する人気ファッションデザイナー、キース・ハフナゲルがゴルフを語る - Golfickers meets Malbon Golf【HOLE 7】

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マルボンを愛してやまない著名人は数多く存在するが、日本でもお馴染みのストリートファッションブランド「HUF」の創設者、キース・ハフナゲルもその一人だ。彼は80年代後半から、ニューヨークで絶大な人気を誇ったスケートボーダーで、今回友人であるスティーブンに協力したいと、1時間しか時間がない中ゴルフ場まで会いにきてくれた。場所は、日本では見られないPAR 3だけのゴルフコースを併設したマリオットホテル。ハフは、彼自身がデザイナ―を務める「メトロポリタン」のタイダイのスウェットに身を包み、クールな出で立ちで現れた。

ピータン(以下、P):ハフがゴルフを始めたきっかけを教えてください。

ハフ(以下、H):ゴルフを始めたのは90年代。 僕はそのとき、プロのスケートボーダーだった。ただ怪我をしてしまって、スケボー以外に自分自身にチャレンジできるスポーツはないかと探して、ゴルフにたどり着いたんだ。ゴルフはスケートと同じで、ソロのスポーツだという点で共通している。どちらも相手は自分、自分自身にチャレンジする競技なんだ。

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バンチョー(以下、B):ゴルフはどのくらいの頻度でプレーしますか?

ハフ(以下、H):1週間に1回くらいかな。

B:スティーブンと知り合ったきっかけを教えてください。

H:もう随分前からの知り合いなんだ。スティーブンがフリーマガジンの「FRANK151」に携わっていたときから、スケートボーディングとストリートウェアの世界の中で、お互いのことを知っていた。

P:ハフから見て、スティーブンはどんな人物?

H:スティーブンはとにかくGREATで、一緒にいてとても楽しい存在。その一方で素晴らしいマーケターだし、ブランディングに関してもとても優れている。スティーブンは古典的な概念や慣習で縛られているゴルフ業界に、新しいムーブメントを起こそうと奮闘している。例えばストリートウェアやストリートカルチャーを通じて、ゴルフ業界に必要な若者の取り込みにトライしている稀有な存在なんだ。

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P:日本のゴルフ業界もまだ古典的な要素が強くて、若者に受け入れてもらうには土壌が整っていない状況です。そういったカルチャーを変えるには、何が必要だと思いますか?

H:ゴルフそのものが、若者に対してどれだけ身近なものになれるかというのがキーだと思ってる。たとえば、クラブハウスに足を踏み入れたとき、あるいは初めてコースに出たときに、彼らがプレッシャーを感じずに、楽しいと思えるような親しみやすい環境づくりができるかどうか。あとは、口コミを通じて楽しい経験が広がるように、影響力のある若いスケーターグループに、一度体験してもらうというのはどうかな。Golfickersにも、ぜひチャレンジしてほしい。

P:スケーターのバックグラウンドをもつハフならではの視点ですね!僕たちなりに、日本でのゴルフ業界の活性化に向けていろいろと計画をしてトライしていきたいと思います!今回は時間のない中、ありがとうございました。6ホールでタイムオーバーでしたが、一緒にラウンドできて光栄でした。また会いましょう。

※ハフが手掛ける「メトロポリタン」の新作DROP 3は8月中旬にリリース予定。乞うご期待!

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