アウトモビリ・ランボルギーニが、ウラカンEVOスパイダーを初公開した。今年初めに発表されたクーペのウラカンEVOに続く、V10スーパースポーツのオープントップ仕様となる。
今回のウラカンEVO用に開発された次世代ビークルダイナミクスコントロールやエアロダイナミクス、ランボルギーニ製5.2リットルV10自然吸気エンジンをスパイダーにもそのまま搭載。
最高出力は640hp、最大トルク600Nmを発揮し、乾燥重量は1542kg。パワーウェイトレシオは、2.41kg/hpにまで達しており、0-100km/h加速は3.1秒、0-200km/h加速は9.3秒。
最高速度は325km/hという、抜群の走行性能を誇る。
もちろん、ウラカンEVOの卓越したエアロダイナミクスは、スパイダーにも引き継がれた。ルーフのオープン時、クローズ時どちらでも、先代ウラカン・スパイダーの5倍以上のダウンフォースと空力効率を達成。
ダイナミックなハンドリングとパフォーマンスを発揮するだけではなく、優れた乗り心地も実現。
さらに車内に流れ込む気流を最小限に抑え、穏やかなコックピット環境を保証されている。
新しいフロントバンパーは、ウラカンEVOと同様に、車高の低い、押しの強い表情を演出。
フロントスプリッターと大型化されたエアaインテークにより、空力効率も大幅に向上した。リヤにはレース仕様のウラカンからインスピレーションを得て、スポーツエキゾーストシステムのツインアウトレットをリヤバンパー上部にレイアウト。
テール上端にはスロットを備えた一体型リヤスポイラーも装備する。
電動油圧式軽量ソフトトップは、センターコンソールに配置されたボタンにより、走行速度50km/h時にはわずか17秒でオープンにすることができる。
ルーフが下がると、ボディ同色のフィンが折りたたみルーフのケースから立ち上がり、リヤへとつながるラインを形成。フィンの間に組み込まれたダクトにより、オープントップ走行時の風の巻き込みが抑えらる効果もある。
また、自動ポップアップ式セーフティバーは、外部からは見えないように格納されている。
すでに日本での価格も、3282万7602円(税別)と発表。ゴルファーとしてはゴルフ場への往復を考えると、SUVのランボルギーニ ウルスに魅力を感じてしまうかもしれない。
しかし、ランボルギーニの真髄は、やはりミッドシップスーパースポーツにある。しかも、ウラカンEVO スパイダーはオープンエアまで楽しめてしまうのである。
ゴルフへはウルス、休暇のドライブはウラカンEVOスパイダーなんていう、究極の2台持ちは贅沢が過ぎるだろうか。
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