BMW i3「 EV専用モデル」に新型バッテリー搭載、最大航続距離は466kmに

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BMWは、新型のバッテリーを搭載し、最大航続距離466kmを実現した電気自動車「BMW i3新型バッテリー(120Ah)」の販売をスタートした。

BMW i3は「大都市における持続可能なモビリティ」を提供するBMWのサブブランド「BMW i」の電気自動車(EV)として、2014年にデビュー。

量産車として初めてCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を基本骨格に採用するなど、徹底的な軽量化が追求されている。

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今回、日本に導入される「BMW i3新型バッテリー(120Ah)」は、約30%容量が拡大した新型リチウムイオンバッテリーを搭載。総電力量が33kWhから42kWhに増加した結果、1回の充電走行可能距離は、新燃料消費率基準である「WLTCモード」で360km。

さらにレンジエクステンダー(小型発電用エンジン)装備車では466kmを達成。都市部においてストレスなく使用できる実用性を手にしたと言えるだろう。

電気モーターによる後輪駆動式を採用し、最大出力125kW/170ps、最大トルク250Nmを発揮。0-100km加速は7.3秒と、EVながらもBMWらしい走行性能を確保している。

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「BMW i3新型バッテリー(120Ah)」は、インテリアデザインオプションとして、標準仕様のクールな「ATELIER(アトリエ)」に加え、モダンでナチュラルな「LODGE(ロッジ)」、上質かつ高級感あふれる「SUITE(スイート)」の3つのチョイスをラインアップ。

「ATELIER」はダークな色合いが印象的なアラガツグレーのシートと、シート横側とステアリングホイール上部に施されたブルーのアクセントにより、洗練された印象を演出した。

「LODGE」はソラリックブラウンのウール地にナチュラルレザーを組み合わせたシートを採用。インテリアトリムに使用されるユーカリ材は環境に配慮し、認証を受けた森林資源から調達。漂白、染色、塗装などの加工を施さず、自然のままの質感が保たれている。

「SUITE」は、ダークトリュフ/カーボンブラックのヴァーネスカレザーを、シートとダッシュボードに採用。美しい曲線に仕上げられたオーク材のインテリアトリムとの組み合わせにより、上質かつ高級感あふれる室内空間を実現した。

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BMWは公共充電サービスを12カ月間無料で利用可能な「ChargeNow(チャージナウ)」を、カスタマーに対して提供している。

「BMW i3新型バッテリー(120Ah)」は、CHAdeMO(チャデモ)方式の急速充電にも対応しており、約50分で80%まで充電可能。標準装備されている3.7kWの普通充電では、約12時間で満充電となる。

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価格はどちらも税込で、標準仕様が543万円、レンジエクステンダー装備車は592万円。各メーカーから様々な環境対応車両が登場するなか、ゴルフ場へのロングドライブが必須のゴルファーにとっては、どうしても選びにくかったEVモデル。

今回、新型バッテリーを搭載した「i3」は400kmを超える航続距離を実現しており、同時にBMWらしい“走り”を楽しむこともできる。今後、新車購入候補に入ってくることは間違いないだろう。

bruder.golfdigest.co.jp

お問い合わせ先

  • BMW ジャパンフリーダイヤル:0120-269-437

    www.bmw.co.jp
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