SUVの台頭が目覚ましい近年の自動車シーンだが、最近はサイズ違いも揃えてラインナップを整えつつある。タフな4駆のテイストと乗用車の快適性をクロスオーバーさせたコンパクトSUVこそ今旬のスタイルなのである。今回はコンパクトSUVの中でも、流行に敏感なゴルファーに最適なプレミアムモデルについて考えてみる。


ジャガー Eペイス

燃費や安全性? ハイブリッドや限りなく自動運転に近いアダプティブクルーズコントロール? 最新の自動車カタログにはもっともらしい売り文句や数値が並べられている。

だが自らの持ち物に強いこだわりを持つ“ブルーダー”たちの心は、理屈で動かすことなどできない。そのクルマに乗ると全く新しい何かがはじまる!そんな予感こそがいまのクルマに必要とされているのである。


  • プジョー 2008


  • ルノー キャプチャー

「4つのタイヤで大地を踏みしめる躍動的なシルエット、高いプレミアム感と遊びゴコロの共存。今注目すべきクルマがコンパクトSUVであることは、ずらりと出揃ったラインナップを見れば一目瞭然である。

武骨なクロスカントリー車、4WD車を祖先に持つSUVモデルの流行は、ポルシェがカイエンをデビューさせた頃から加速しはじめ、小さめのモデルがデビューしはじめたことで自動車シーンの主役へと躍り出ているのである。

ブルーダーが着目するプレミアム・コンパクトSUVには、車高を高めたハッチバックのようなモデルから本格オフローダーを縮小したようなタイプまで様々だが、これらはざっくりと2グループに大別できる。

その基準は機械式の立体駐車場に入るか否か、つまり全高1550mm、全幅1850mmという数値がその境となる。


  • メルセデス・ベンツ GLA


  • BMW X2


  • アウディ Q2

立体駐車場に適合するグループは3台しかエントリーしていないが、その顔ぶれがメルセデス・ベンツGLA、BMW X2、アウディQ2という主役級ブランドばかりである点が重要だ。2018年内に登場すると言われているVWのTロックもこのグループに入ると言われている。


  • レクサス NX


  • フィアット 500X


  • ボルボ XC40

一方1550mm以上のグループにはミニ・クロスオーバーやジャガーEペイス、レクサスNX、フィアット500X、ボルボXC40といったモデルが名を連ねるが、これらのモデルの全高も1660mm近辺に留まる。それくらい最新のコンパクトSUVは全高が低いのである。


ミニ クロスオーバー

ちなみに4ドアセダンを代表するメルセデスCクラスの全高は1400mm程度で、一方フルサイズSUVであるレンジローバーは1860mmあたりとなる。双方に共通しているのは、乗り降りが少し面倒という点かもしれない。1400mmという全高は案外低くて乗り込む際に腰や膝に負荷が掛かるし、一方レンジローバーの様な大型SUVに乗り込む動作は「高みによじ登る」という表現が相応しい。その点、今回紹介した全高1500~1670mm程度のコンパクトSUVは、両者のちょうど中間あたりをいいとこ取りしたモデルと言えるのだ。

「ちょうどいい高さ」はラゲッジスペースにも言える。コンパクトSUVのラゲッジスペースのフロアは、ゴルフバッグを取り出す際に腰に負荷のかからない高さに設定されていることが多く、あまり深さがないので使い勝手もいい。その点セダンは容量こそ立派だが、フロアが低く奥行きがあるので使い勝手という点ではコンパクトSUVに軍配が上がる。

使い勝手に優れ、時代の流れの中心に位置しているコンパクトSUV。このクルマがブルーダーにとって最適な理由がもうひとつある。それがファッションとの相性の良さだろう。 フォーマルな色が強い4ドアセダンだとジャケットのひとつも羽織らないと気後れしてしまう感じがするが、アウトドアの色が濃いコンパクトSUVはデニムにTシャツのような普段着との相性もいいし、ビビットな色合いのゴルフファッションともよく馴染むのである。


レンジローバー イヴォーク

「それでもSUVは……」と言ってくるのはよほどのクルマ好きに違いない。背が高いとコーナーでふらつきそうだし、4駆は燃費が伸びないという心配もあるだろう。またフォーマルなシーンでは今なおコンサバなセダン・スタイルのクルマが優勢で、車高の高いクルマは車庫事情も不利にはたらく。特に都市部にある機械式の立体駐車場ではその高さが問題になることも多かったのである。

だが最新のコンパクトSUVたちは、先に挙げたデメリットの多くを解決済みである。スタイリングには存在感があるが実際の全高は高くないためハンドリングもスポーティだし、プレミアムモデルになればエアサスや電子制御の可変ダンパーを装備しているモデルも多く乗り心地も悪くない。セダンよりアイポイントが少し高めになるドライビングポジションも広い視界が得られ快適だ。

機械式の立体駐車場に関しても、モデルによっては高さ制限(1550mmであることが多い)をクリアしている車両が続々とデビューしてきているのである。


フォルクスワーゲン T-Roc(2018年発売予定)

一方、かつては武骨なイメージが強かった4WDシステムも賢く進化した結果、コンパクトSUVに違和感なくインストールされている。オンデマンド式と呼ばれる最新の4WDシステムは、普段は2駆で走行し必要な時だけ自動的に4駆になるシステムなので燃費への影響も少ないし、ハンドリングに悪影響も及ぼさない。

セダンと比べればフォーマル・シーンに弱いコンパクトSUVだが、裏を返せばそれこそが遊びゴコロ溢れるクルマの証明と言える。実際にコンパクトSUVは同世代の仲間たちと出かけるゴルフや、家族と過ごす充実したアウトドア・ウィークエンドを想起させるような躍動感に満ち溢れたモデルばかり。趣味も仕事も軽快かつスピーディにこなしたいクルマ好きゴルファーの今旬モデルは、コンパクトSUVで決まり!

SPEC
  • メルセデス・ベンツ GLA | 全長4430mm×全幅1805mm×全高1505mm
  • アウディ Q2 | 全長4200mm×全幅1795mm×全高1500mm
  • BMW X2 | 全長4375mm×全幅1825mm×全高1535mm
  • フォルクスワーゲン T-Roc | (2018年発売予定)
  • プジョー 2008 | 全長4160mm×全幅1740mm×全高1570mm
  • ルノー キャプチャー | 全長4135mm×全幅1780mm×全高1585mm
  • ミニ クロスオーバー | 全長4315mm×全幅1820mm×全高1595mm
  • フィアット 500X | 全長4250mm×全幅1795mm×全高1610mm
  • レクサス NX | 全長4640mm×全幅1845mm×全高1645mm
  • ボルボ XC40 | 全長4425mm×全幅1875mm×全高1660mm
  • ジャガー Eペイス | 全長4410mm×全幅1900mm×全高1650mm
  • レンジローバー イヴォーク | 全長4355mm×全幅1900mm×全高1660mm

※車輛寸法はグレード等によって若干変化します。

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