試乗レポート

サイレントスポーツカーを味わう ベントレー「フライングスパー」

ベントレーのフラッグシップ4ドアサルーンとして知られる「フライングスパー」は、2019年に現行モデルがデビューして以降、順調にラインアップを拡充している。最初に登場した6.0リッター・W12エンジンを搭載した「フライングスパーW12」に加え、2020年には4…

「さすがはSクラス」と感心する仕上がり メルセデス・ベンツ「EQS450+」

メルセデス・ベンツのモデル名の末尾のアルファベットは、そのクルマの“車格”を表す。「CLA」だったら「クーペ(CL)におけるAクラス」という位置づけだし、「GLE」なら「SUV(GL)におけるEクラス」であることを意味する。今回紹介する「EQS」は、「電動車…

乗り心地にとことんこだわる シトロエン「C5 X」快適性とは

シトロエンの旗艦モデルとして「C5 X」が発表された。2010年代に「C6」、「C5」の生産が終了して以来、久しぶりに“ビッグ・シトロエン”が復活したとあって、クルマ好きやフランス車愛好家の間で話題となっている。シトロエンC5 Xは、実にシトロエンらしいモ…

ブランドの個性がギンギンに伝わる高級サルーン「DS 9 ピュアテック オペラ」

「パリでしか味わえないラグジュアリー」というキャッチコピーとともに日本に上陸したDSブランドのフラッグシップモデル「DS 9」は、フランス本国ではマクロン大統領の公用車として使われることで知られる。メルセデスベンツ、BMW、アウディといったドイツ御…

人気SUVの対極として光る一台 BMW「アルピナB8グランクーペ」

昨今のゴルファーズエクスプレス(ゴルフに最適な一台)の筆頭カテゴリーはSUVということで間違いないだろう。その次に来るのは4ドアクーペあたりか。数ある4ドアクーペの中でも、今回試乗したBMW「アルピナB8グランクーペ」はその最高峰といえる一台だ。 <…

新型「UX」が示す レクサスならではの“乗り味”

レクサス「UX」に試乗して、これまでレクサスに対して抱いていたイメージが覆されるほどの感動を覚えた。UXは同ブランドのSUVラインアップにおいて、「LX」「RX」「NX」に続く“末っ子”の位置づけだ。だがステアリングホイールを握れば、レクサスの未来は、こ…

最強最速のSUVが登場 ポルシェ「カイエン ターボGT」

ポルシェ「カイエン ターボGT」は驚異的なスペックの持ち主だ。4.0リッター・ V8ツインターボエンジンはスポーツエグゾーストシステムが追加され、最高出力はベースの「カイエン ターボ」より90ps増しの640ps。この大きなパワーを路面に伝えるタイヤは専用開…

繊細にしてどう猛な走り BMW「アルピナXB7」

BMW「アルピナXB7」は、「X7」をベースに、アルピナが製作したフルサイズのSUVモデルだ。アルピナといえば4ドアのリムジン(4ドアセダン)が有名だが、2014年に同社初のSUVモデルである「アルピナXD3ビターボ(BiTurbo=ツインターボ)」をリリースして人気…

クセは強いが走りは繊細 ジープ「グラディエーター ルビコン」の意外な個性

このクルマでクラブハウスの車寄せに乗りつけたらおもしろいのではないか?そんなことを思わせてくれるのが、ジープ「グラディエーター ルビコン」だ。一言で説明すると、ジープ「ラングラー」のピックアップトラック版。本格的な悪路走破性能とネイキッドな…

軽快でパワフル 走る楽しさに満ちたアルピーヌ「A110 GT」の魅力

現代では、スポーティな走りを存分に楽しめる“ピュアスポーツカー”と呼ぶべきクルマは数えるほどしかない。その筆頭ともいえるアルピーヌ「A110」に、魅力的な新グレード「A110 GT」が追加された。実際には、A110シリーズ全体がマイナーチェンジをした一連の…

ひとつ先を行く先進性 メルセデス・ベンツ「Sクラス」の先入観を超えた乗り心地

この秋に迫ったサッカー「ワールドカップ」を楽しみにしている方は多いと思う。もしクルマの「乗り心地ワールドカップ」が開催されたら、間違いなくドイツ代表に選ばれると確信したモデルがある。それは、2021年1月に日本で販売を開始したメルセデス・ベンツ…

“新しさ”に満ちたアウディ「Q4 e-tron」に感じるBEVの日進月歩

アウディのBEV(ピュアな電気自動車)から、初のコンパクトSUVモデルとして誕生した「Q4 e-tron」。日本では2022年秋以降を予定している発売を前に、いち早く日本に入ってきた欧州仕様の車両に試乗することができたので報告したい。 <関連記事>キャディバ…

来たるBEV時代へ いまボルボ新型「XC60」を選ぶ理由

ボルボは2022年、初のBEV車(ピュアな電気自動車)である「C40リチャージ」をデビューさせ、2030年までに全車をBEV化する計画の実現に向けた具体的な一歩を踏み出した。一方、内燃機関を搭載した現行ラインアップにも変化がみられる。同年1月、「60シリーズ…

BMW「iX3 M スポーツ」が示す「iX」とは似て非なる世界観

BMWの電動化の戦略が興味深い。というのも、昨秋にBMW「iX3」とBMW「iX」という、似たようなサイズのBEV(バッテリーに蓄えた電気だけで走るピュアな電気自動車)のSUVを同時に発表したからだ。「iX3 M スポーツ」は全長4740mmでホイールベースが2865mm。対…

真のクルマ好きに残されたマニアックな選択 ポルシェ「911カレラGTS」

「いつかは所有してみたいスポーツカー」。そんなアンケートをしたら、上位にポルシェ「911」が名を連ねることは想像に難くない。クルマ好きとしては、リアエンジンという今日では珍しくなってしまったレイアウトも気になる。そんな1960年代から続く伝統のモ…

F1構造と新システムの融合 ルノー「アルカナ」が切り開く新境地

優雅な弧を描くルーフラインや、肉感的な前後フェンダーのふくらみ。ルノー「アルカナ」と対面すると、獲物に飛びかからんとする野生動物のように精悍なフォルムに目を奪われる。このSUVのウリのひとつは、クーペ的なエレガンスと野性味を融合させたデザイン…

ロールス・ロイスで最もカジュアルなダークの主張「ブラック バッジ ゴースト」

ロールス・ロイスと聞いて、身構えてしまうのは正常な反応かもしれない。垂直にそびえ立つパルテノングリルと、その頂点で羽ばたくスピリット・オブ・エクスタシー。そしてシチュエーションを問わず、超然としているロールス・ロイス「ブラック バッジ ゴー…

レクサス新型「LX600」が唯一無二のプレミアムSUVである理由

レクサスの新型「LX600」は、先にモデルチェンジをしたトヨタ「ランドクルーザー」をベースに開発されたと報じられてきた。けれども実際に試乗してみると、LX600はランドクルーザーの“おしゃれ豪華版”とはまるで異なるラグジュアリーSUVだった。 日本での発…

Cクラスに新風 メルセデス・ベンツ「C220d 4MATICオールテレイン」を選ぶメリットとは

2021年にフルモデルチェンジをしたメルセデス・ベンツのCクラスに、“ワイルド”な個性を持つ「C220d 4MATICオールテレイン」が加わった。ステーションワゴンの車高を少し高めてロードクリアランスを確保し、バンパーやホイールアーチ、サイドシルガードを無塗…

最高のジャガーネスを味わう「F-ペイスSVR」走りの刺激と熟成の共存

2015年にデビューしたジャガー初のクロスオーバーSUVである「F-ペイス」から、最もスポーツ性能を高めた「F-ペイスSVR」が登場。ラインアップ最高峰のパフォーマンスを誇るという新型モデルに乗り込み、その実力を確かめた。 長らくブランドを象徴するメイン…

ポルシェ創業者の理想形がここに! 全シーンで満足感に浸れる「マカンGTS」

ポルシェ「マカン」の高性能版「マカンGTS」に乗ると、「もしかすると創業者のフェルディナント・ポルシェ博士は、こんなクルマが作りたかったのではないか」という思いが湧いてくる。 ポルシェ博士の“作品”でいうと、ポルシェ「911」という偉大なスポーツカ…

マセラティ初のハイブリッドSUVが秘める新たな魅力 「レヴァンテGTハイブリッド」

クルマ好きであれば「イタリア車」に特別な感情を抱く方も多いはず。フェラーリやランボルギーニ、マセラティ、アバルトといった珠玉のブランドがひしめき合い、なにしろデザインが美しい。さらに、走りが官能的である点もクルマ好きをひきつけてやまない理…

ライバル勢の脅威になりうる理由 ジープ「グランドチェロキーLサミットリザーブ」

ジープブランドの最上級モデルである「グランドチェロキー」がフルモデルチェンジを遂げた。「ラングラー」は初代ウィリスジープの血統を受け継ぐイメージリーダー的存在である一方で、グランドチェロキーはプレミアム感を前面に押し出すフラッグシップモデ…

安らぎに満ちた異空間 ベントレー「ベンテイガ ハイブリッド」の優雅な走り

2021年11月より国内販売を開始したベントレー「ベンテイガ ハイブリッド」に試乗。日本で初めて導入されたベントレーのプラグインハイブリッド(PHEV)の実力を検証する。 スペックをおさらいしておくと、3.0リッターのV型6気筒ツインターボエンジンにモータ…

“良いクルマ”の条件が凝縮されたメルセデス・ベンツ新型「Cクラス」

「最近、何かいいクルマはありませんか?」と尋ねられる機会が多い。いまだったら、迷わず「メルセデス・ベンツの新型『Cクラス』」と答えるだろう。「C200アバンギャルド」の試乗感とともに、新型Cクラスが良いクルマの条件をすべて備えていると感じた理由…

近未来的デザインを体感せよ BMW 「iX」が放つ異彩と魅力

BMWは、電気だけで走るクルマ(BEV=バッテリーEV)の市販モデル展開に、早くから意欲的だったメーカーの一つだ。2013年に発売した「i3」は、俊敏性の向上や航続可能距離の延長を図り、モノコックボディを軽量のカーボンファイバーで形成するという、量産車…

快適な走りとゴルフライフを約束するポルシェBEV「タイカン4クロスツーリスモ」

どの時代にも、ゴルファーのための最高の一台 “ゴルファーズエクスプレス”と呼ばれるクルマがあるはずだ。もちろんゴルフに行く人数によって選択は異なるが、2022年を迎えた現在、パートナーと2人であればポルシェ「タイカン4クロスツーリスモ」はその有力な…

BEVの先端を行く上質な走行フィール  アウディ「e-tron GT クワトロ」

アウディは2026年以降にリリースする全てのモデルをBEV (バッテリーに蓄えた電気だけで走るピュアな電気自動車)にすると宣言している。その第一弾として、2018年にSUVスタイルの「e-tron」がデビュー。そして2021年には、アウディBEVシリーズのフラッグシ…

常識を超える速さと刺激 それだけではないマクラーレン「765LTスパイダー」にのるべき魅力

自分の意思でアクセルペダルを踏んでいるのにもかかわらず、背中を蹴られたような加速の鋭さにドキッとさせられる。現時点のマクラーレンにおいて最もパワフルとうたう「765LTスパイダー」は、クルマの常識を超えるくらい速く、刺激的なスーパーカーなのであ…

実用的でスポーティ 車の魅力を一台に凝縮  新型「ゴルフGTI」

もし、いますぐに人生最後の一台を選べと言われたら、このクルマかもしれない。フォルクスワーゲン新型「ゴルフGTI」に試乗しながら、そんなことを考えた。筆者がクルマに求める要素のすべてが、この一台に詰まっていると感じたからだ。

ディーゼル×モーターの優雅な加速感とスポーティな走り「レンジローバースポーツ」

「パワートレーンの電動化」とはもちろん、CO2排出量を減らすための省エネ技術のひとつだ。その一方で、モーターを上手に使うと、ラグジュアリーなクルマを仕立てることができる。2021年モデルより「レンジローバースポーツ」のラインアップに加わった、最新…

レクサス新型「NX」が示す日本発プレミアムブランドの未来

今秋にフルモデルチェンジをしたレクサス新型「NX」は、同じ2021年に発表された新型「LX」とともに、このブランドの未来を明示するモデルだという。つまり、この2台を知れば、レクサスが進もうとしている方向がわかるということだ。レクサスはどこへ向かうの…

100年に一度の大変革期を象徴するBMW「4シリーズ」

BMW「4シリーズ」の最高性能版であるBMW「M440i xDrive クーペ」は、古典的なクルマの楽しさと、未来のクルマの可能性が共存している、実に興味深いモデルだった。 外観は、エレガントなクーペのスタイル。発表時に話題となった縦長のフロントグリルは、1930…

キャデラック「エスカレード」がもたらす唯一無二の価値とは?

今年も様々なSUVが誕生しているなかで、最新の一台はアメリカから上陸を果たしたばかり。キャデラックの新型「エスカレード」である。1999年に誕生したキャデラックのフルサイズラグジュアリーSUVは、今回で5代目へと進化を遂げた。

新エンブレムを採用 プジョー人気の加速を予感させる新型「308」の魅力とは

プジョーの屋台骨を支える基幹モデル、プジョー「308」がフルモデルチェンジして新型に移行した。このクラスはフォルクスワーゲン「ゴルフ」やメルセデス・ベンツ「Aクラス」、トヨタ「プリウス」などがライバルとなる激戦区。はたして、新型の308は、どのよ…

多才なオールラウンドSUV ジャガー新型「Eペイス」

ジャガー「Eペイス」の2021年モデルがデビューした。今回の年次改良はモデルライフ半ばのマイナーチェンジに近い。メーカーの説明ではアーキテクチャー(基本骨格)自体が新型になっているらしいのだが、外観からはうかがい知ることができない。スタイリング…

アストンマーティン初のSUVに勝算は? 「DBX」の実力を測る

アストンマーティンで初めてのSUVモデル「DBX」が2020年、日本に導入された。その時に感じたのは、「椅子取りゲームの椅子はまだ残っているのか」ということだ。SUV市場は大盛況で、ラグジュアリーSUVからスーパーSUVまで出揃っている。いくら“ブリティッシ…

極上の質感はそのままに“楽しさ”が加わった新型「Sクラス」

街中でもゴルフ場の駐車場でも、2020年にデビューしたメルセデス・ベンツ新型「Sクラス」を目にする機会が増えている。Sクラスはいつの時代も他の自動車メーカーがその仕上がりを気にする存在でもある。そんな誰もが注目する新型の第一印象は“ドライブするこ…

シボレー新型「コルベット」 “史上最大の改革”で得た走りとは

1954年に初代がデビューして以降、いつの時代もアメリカを代表するスポーツカーとして君臨し続けてきたシボレー「コルベット」に8代目が誕生した。今回は「コルベット クーペ3LT」に試乗し、新型が遂げた進化について検証する。「C8」と呼ばれる新型コルベッ…

個性が際立つショートボディ仕様 ランドローバー「ディフェンダー90」

2020年より日本への導入が始まったランドローバー「ディフェンダー110」は、世界中で人気を集め、納車待ち1年以上という品薄状態が話題となった。人気の理由としては、本格的な悪路走破性能と快適性を両立したことのほかに、個性のあるデザインやベーシック…

速さと快適の両立をきわめる BMW「M4クーペ コンペティション」の完成度

フルモデルチェンジをし、新型に移行したBMW「M4クーペコンペティション」に試乗しながら、これはクルマの完成形ではないかと感じた。 身体全体をすっぽりと包み込むようにホールドする、ヘッドレスト一体型のMスポーツシートに腰を下ろす。計器類がドライバ…

高い質感の走りと操作性 フォルクスワーゲン新型「ゴルフ」に秘める未来感

フォルクスワーゲンが1974年から半世紀近くにわたってつくり続けているFF(前輪駆動)2ボックス車「ゴルフ」が、8世代目となるフルモデルチェンジを遂げた。同社を代表する看板モデルというだけではなく、コンパクトカーのベンチマークとしても絶えず注目を…

“M”が示す進化とは? 万能型フェラーリ「ポルトフィーノM」の実力

フェラーリの現行ラインアップのなかで、最も多彩な使い方ができるのが「ポルトフィーノM」だろう。試乗で確かめた走行性能の仕上がりとともに、新モデルが備える万能性について紹介したい。 理由のひとつが、FR(フロントエンジン リアドライブ)の2+2(4…

圧巻の走りを秘めたホンキのEV テスラ「モデル3 パフォーマンス」

テスラ「モデル3」の最高性能バージョン「モデル3 パフォーマンス」に試乗してみると、この電気自動車(EV)専業メーカーが話題になっている理由がよくわかった。 ドアロックは、前席と後席ドアの間の柱(いわゆるBピラー)にカードキーを近づけてピッと解除…

レクサスらしさを堪能できる「LC500 コンバーチブル」の時間と体験

レクサスはただ自動車をつくるだけではなく、豊かな時間や驚くような体験を提供するブランドを目指しているという。ラグジュアリークーペ「LC」から登場した新型オープンカー「LC500 コンバーチブル」は、“レクサスらしいレクサス”の一台といえそう。試乗記…

ジープのスピリットを継承したコンパクトSUV 新型「コンパス リミテッド」

ジープのコンパクトSUV「コンパス」がマイナーチェンジし、日本での販売が始まった。主なポイントは、「インテリアの刷新」「安全装備の充実」「エクステリアの変更」の3つとなるけれども、今回「コンパス リミテッド」に試乗して、改良点とは別に「サイズは…

ドリフトから手放し走行まで BMW「M3コンペティション」の“ふり幅”に見る真価

BMW「3シリーズ」の最高峰に立つ「M3」は、BMW M社が開発を手掛けたスーパースポーツセダンという側面を持つ。今回は、そのハイパフォーマンスモデルに位置づけられる新型「M3コンペティション」の走りを体感した。 以前は2ドアモデルがM3、4ドアモデルがM3…

プジョーがPHEVモデルをさらに追加「508 GT HYBRID」に見る豊かな日常

いま、プジョーが売れている。野心的なデザイン戦略と、クルマとしての出来の良さが大きな理由だ。そしてもうひとつ、「パワー オブ チョイス」というコンセプトを掲げ、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、EV(電気自動車)など、多様なパワートレインを…

“らしくない”が醸す上質 BMW「アルピナ D3 S リムジン アルラット」

2021年にデビューしたBMW「アルピナ D3 S リムジン アルラット」は“D”というアルファベットが示す通りディーゼルエンジンを搭載する。EV化の波が押し寄せつつある昨今、最新のディーゼルとアルピナの融合はどのような世界観を見せてくれるのか? 上質なラヴ…

アウディらしさとは何か その答えが「RS Q3」にある

アウディ「RS Q3」は、ある意味で実にアウディらしいモデルだ。どの要素に“らしさ”を感じるのか、試乗した印象をもとに紹介したい。 まず、アウディのラインアップにおけるこのモデルの立ち位置を説明すると、ベースとなるのはCセグメント(全長4500~4600mm…

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